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病院横断型リハビリ開始遅延対策|ロジスティック回帰による高リスク予測モデル構築
■ プロジェクトの目的
術後2日以内のリハビリ開始が推奨される心臓外科患者において、前職の大学病院では3日以上の待機が一定数発生しており、在院日数の延伸や身体機能低下のリスクが課題となっていました。これに対し、病院全体の医療の質向上と業務効率化を目的としたプロジェクトを立ち上げました。
■ 体制・人数
病院内のリハビリ部門、看護部門を中心とした5名体制で、プロジェクトリーダーを担当。多職種(医師・看護師)との連携を図りながら、データ分析を起点とした業務改善を推進しました。
■ 自分のポジション・役割
プロジェクトリーダー、データ収集、データ分析、プレゼン
■ 目的を達成する上での課題
課題1:リハビリ開始遅延の原因が把握されていない
→過去データを収集・Rを用いたロジスティック回帰分析で、リハビリ開始遅延と関連の強い要因を明らかにしました。
課題2:多職種間での認識のズレと現場の負担感
→看護師へのヒアリング調査を実施し、ボトルネックを可視化。カンファレンスで共有する仕組みを新設し、医師との協議を通じて一部業務を部下へタスクシフトしました。
■ 課題に対して取り組んだこと
プロジェクトの実施により、リハビリ待機期間を1日短縮(平均3.5日→2.5日)。また、部署間の情報共有が習慣化し、現場の納得感を得ながら持続可能な改善を実現しました。業務とデータを橋渡しする役割として、学術的な知見と現場感覚の両立が強みとして評価されました。
企画、データ分析