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統計検定2級
統計検定2級は、大学基礎レベルの統計学に相当する知識と理解を問う資格で、
・記述統計(平均・分散・標準偏差など)
・推測統計(母集団・標本・信頼区間)
・仮説検定(t検定・カイ二乗検定など)
・回帰分析・相関係数
・確率分布・ベイズ統計の初歩
といった、ビジネスに直結する統計的思考と技術を体系的に学ぶことができます。
この資格の学習を通じて、データの傾向や関係性を「何となくの印象」ではなく、数字に基づいた論理的な根拠として捉える力が養われました。
実務では、Webサイトの改善分析や営業データのパフォーマンス検証などにおいて、
「この違いは有意なのか?」「関係性は強いと言えるか?」といった問いに対して、仮説検定や相関分析の知識を応用しています。
また、変動の大きな現場データに対しても、ばらつきや偏りを意識して分析設計するなど、より本質的な意思決定の支援ができるようになりました。
今後も、統計の知識を土台としながら、データの意味を正しく読み解き、「わかりやすく、使える形」にして現場に届けることを心がけていきます。 -
Python 3 エンジニア認定基礎試験
Pythonの基本文法やデータ構造、制御構文、関数、ファイル操作、例外処理など、プログラミングの基礎を正確に理解していることを証明するものです。試験は「Pythonチュートリアル第3版(公式ドキュメント)」をベースに構成されており、文法知識に加えて論理的にコードを読む力と、書く力も問われます。
私はこの学習を通じて、Pythonを使った次のような実務への応用力を身につけました:
・定型的なExcel集計作業の自動化
・CSVやAPI経由のデータ処理
・複雑な条件分岐・繰り返し処理の設計
・可視化ライブラリ(Matplotlib/Pandasなど)を活用した分析レポートの作成
特に、現場業務でよくある「時間がかかる・ヒューマンエラーが起きやすい」作業に対して、Pythonで仕組み化を行うことで、大幅な効率化と安定運用に貢献してきました。
Pythonは、BIツールやWeb分析ツールと連携したり、RPAや自動通知などのタスクにも応用できるため、今後もさらに習熟を深め、現場に寄り添った実務改善に役立てていきたいと考えています。 -
データサイエンティスト検定リテラシーレベル
経済産業省の「スキル標準(ITSS+)」に基づき、
データサイエンティストに必要な3要素――
・ビジネス力(課題設定・仮説立案)
・データサイエンス力(統計・機械学習の基本)
・データエンジニアリング力(データ収集・前処理・システム連携)
をバランスよく学べる内容となっており、実務に活かせる“土台”を幅広く証明できる資格です。
この学習を通じて、たとえば以下のような力を実務に応用できるようになりました:
・データ活用の目的やKPIを、ビジネス課題に沿って定義する
・集めたデータの特性を分析し、活用可能かどうかの目利きを行う
・手段(手法)から入らず、本質的な分析設計と施策提案につなげる
私はこれまで、GA4やDomoなどを活用しながら、現場やマーケティング部門と連携し、データの活用による業務改善や意思決定支援に取り組んできました。
DS検定で得た体系的な知識は、そうした実務をより俯瞰的・論理的に整理するうえで非常に役立っています。
今後もこの知識をベースに、現場にとって「わかりやすく」「使える」データ活用支援を続けていきたいと考えています。 -
ITパスポート試験
情報処理技術者試験の一つであり、
IT全般に関する幅広い基礎知識――
・情報セキュリティ
・システム開発と運用
・ネットワークやデータベースの基本構造
・経営戦略やマネジメント知識
・AIやビッグデータなどの最新トピック
などを総合的に理解していることを証明する国家試験です。
特にDX領域の仕事では、BIツールやPythonによる分析・自動化を進めるうえで、技術的な背景やリスク、業務要件との関係を俯瞰的に理解する力が求められます。
ITパスポートの学習を通じて、
・セキュリティやシステム連携に関する基本的な考え方
・プロジェクトマネジメントや要件定義の進め方
・AIやクラウド活用に関する最新動向の基礎知識
を体系的に整理でき、部門をまたいだコミュニケーションや提案内容の説得力が増しました。
実務では、Domoの導入支援やデータ基盤の構築、Web施策の分析などにおいて、ITとビジネスをつなぐ橋渡し役として、よりスムーズな進行と調整に貢献できています。
今後もこの基礎力を土台に、さらに専門性を深めながら、わかりやすく伝え、確実に実行できるデータ活用・IT支援を実践していきます。 -
JDLA Deep Learning for GENERA (G検定)
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する民間資格で、
AI・ディープラーニングに関する基礎知識を体系的に習得し、業務での活用を企画・推進できる人材であることを証明するものです。
試験では、以下のような幅広い知識が求められます:
・機械学習/深層学習の基本理論(回帰・分類・ニューラルネットワーク)
・AIの実用例と社会実装(製造・医療・金融・マーケティングなど)
・法律・倫理・個人情報保護といったAI活用に伴うリスク管理
・AIプロジェクトの進め方とビジネス企画力
私はこの学習を通じて、AIに対する「なんとなくすごい」から「どう活用するか」に視点が変わりました。
特に、機械学習モデルの仕組みや特徴量設計の重要性、現場での導入時に起きる課題(バイアスやオーバーフィッティングなど)を正しく理解することで、現実的なAI/データ分析活用の設計と提案ができるようになりました。
実務では、GA4やGSCを活用したWeb分析、DomoによるKPIダッシュボード構築などにおいて、
・数値の裏にある構造的な要因の読み取り
・外部データや自社データを使った予測や傾向分析の提案
などに、G検定で得た知識を活かしています。
今後もAIやデータサイエンスの進化に対してアンテナを張りつつ、「意味のある活用」を設計・実行できる支援者でありたいと考えています。