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スマホ美顔器のハードウェア基板の設計エンジニア
■ プロジェクトの目的
クライアント様からお借りした原理試作を元に機能を拡張して、
世界初のスマホ美顔器の量産基板の開発を行う
■ 体制・人数
人数：３人
クライアント様：スマホアプリ、美顔器のケースなどの設計、及び製品仕様を担当
私：回路設計、マイコンファームウェア設計、プリント基板パターン設計、
試作基板の製作、量産試作基板の製作を担当
■ 自分のポジション・役割
基板設計及びマイコンファームウェアの設計
■ 目的を達成する上での課題
原理試作は、仕様上の1回路のみだったので、スマホの上に載るような小型のサイズの基板に
回路を全部収める必要があり、部品点数を減らしつつ機能をUPする必要があったため、
何回も回路設計を変更して動作を確認する作業を必要としました。
また、美顔器は１５V程度の電圧を使用するため、小型のボタン電池（３V）から
１５Vを作成して使いましたが、１５Vを常時使うとすぐ電池の電圧が下がるため、
いかにして電池寿命を延ばすことが出来るかなどの課題がありました。
■ 課題に対して取り組んだこと
回路の部品点数を減らす件は、当初の原理試作がアナログICのみの構成だったのに対して、
マイコンを使用して、プログラムで機能を補うことで、
部品点数を減らして小型サイズ（500円玉2枚程度の大きさ）に収める事が出来ました。
■ 成果
スマホ機器のメーカーによるアプリ側の問題などの対処で、若干の納期が遅れましたが、
部品点数を減らして小型化、製品仕様に合わせた形で量産対応基板は完成し納品いたしました。
昨年末に、某通販サイトにて販売されています。
電子回路設計、マイコンファームウェア設計、プリント基板パターン設計
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世界初の業務用通信カラオケ端末機開発のハードウェアエンジニア
■ プロジェクトの目的
世界初の業務用通信カラオケ「ｘ２０００」及び後続機「x2000pro」の試作機及び量産機の開発
■ 体制・人数
25人
■ 自分のポジション・役割
ポジション：ハードウェア設計のサブリーダー
役割：カラオケ端末の回路設計とフロントパネル部分のマイコンファームウェアの作成
品質保証部へ引き渡す前の各種品質試験（ラインノイズ、静電ノイズ、温度試験など）
生産部との量産機立ち上げ指示作業
カラオケ周辺機の設計
遠隔操作機器の設計製作、設置、毎日の遠隔操作作業
現場（カラオケBOX)での不具合調査と対策作業
■ 目的を達成する上での課題
販売初期時にアクセスの多い週末の時間帯に、通信トラブルが多発した。
具体的には、金曜日、土曜日の夜にアクセスが増えるとデータベースとの通信が出来なくなる
不具合が発生したため、お客様からクレームの電話が来てしまった。
これは、NTT側のISDN通信回線もまだ初期段階で不具合があったのと
開発した端末側にもプログラムのバグがあるなどしたため、
通信トラブルをなくすために、端末機のハード・ソフトの改善と
NTT側の交換機のプログラムの改善などの課題がありました。
■ 課題に対して取り組んだこと
①原因調査と対策作業
②対策が完了するまでの間、通信トラブルでデータベースが落ちた場合の対処として
遠隔操作で全国のデータベースを立ち上げ直す機器を先行して製作し、
全国のデータベースすべてに設置して、神奈川県の事業所から全国のデータベースを
数分で立ち上げ直すことが出来るように対策を行った。
■ 成果
遠隔操作で立ちあげ直しすることにより、通信不具合が起きてもすぐにカラオケ演奏が
出来るようになった。
また、並行して、不具合調査し、原因を特定して、NTTの交換機のプログラムと
ISDN通信回路部分のプログラム、及び端末側のプログラムを修正してUPデートすることにより、
その後、通信トラブルは発生しなくなった。
電子回路設計、マイコンファームウェア設計、各種ノイズ対策（品質保証試験含む）
量産機の立ち上げ作業（生産部への引継ぎ含む）、販売後の現場での不具合処理及び対策