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チャットボット開発を活用してサービスを充実!外注するべきか否か?

チャットボットという言葉は聞いたことはあるけれど、どんな機能なのかよくわからない人も多いのではないでしょうか?チャットボット開発をすることで、ただのコミュニケーションツールがすばらしい変化を遂げるのを知っていますか?コミュニケーションサービスの充実化を図り、集客力アップにつなげられるすばらしいツールとして活用できます。便利なコミュニケーションツールが作成できるチャットボット開発は、自作するべきなのか、外注で依頼をするべきなのかを知るために、チャットボットとは何なのかについて見ていきましょう。

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チャットボットを利用したサービス内容とは?

スマホを見る女性

まずは、そもそもチャットボットがどういうサービスなのか、どういう使い方をされているのか、チャットボット自体の基本的な情報から、利用方法までを説明していきます。

チャットボットの基本情報

対話をしてくれるロボットをチャットボットと言います。各企業が率先して導入しているコミュニケーションの一端として活躍している機能です。ロボットというと、二足歩行だったり、車の形をしていたりする機械が動くイメージが浮かびますが、このチャットボットはロボットと言っても、本来イメージしている物ばかりではありません。スマホ上やSNS上で利用したり、カスタマーサポートセンターで人間の代わりにサポート対応を行ったりと、実際のロボット以外にもいろいろな利用方法があります。これらを見てみると、今後ますます進化を遂げていくであろうチャットボットは、未来型のコミュニケーションツールと言えるでしょう。

人工知能を利用したチャットボットサービス

チャットボットを開発するうえで、人工知能(AI)は欠かせない存在です。対話をしてくれると言えども、あらかじめ決まったパターンで返答するだけでは、利便性が高いとは言えず、面白味に欠けます。
人工知能(AI)を搭載したチャットボットなら、対話を続けていくうちにいろいろな言葉を覚えていき、返答するパターンが増えます。同じ質問でも昨日答えた言葉と今日答えた言葉のニュアンスを変えてくれば、毎日使いたいという楽しみが増えるでしょう。
人工知能(AI)とチャットボット開発はベストパートナーとして、今後も一緒に進化していくべきコミュニケーションツールと言えます。

チャットボットを利用したLINEアプリ

スマホ上で動くチャットボットサービスで代表的なのが、LINEアプリです。人工知能(AI)を搭載しているアプリで、LINEのメッセージ画面で問いかけると、その内容に応じた答えを返してくれるという機能です。
人工知能(AI)を搭載したチャットボット形式のLINEアプリで、有名な「りんな」というサービスがあります。日本マイクロソフト株式会社が開発し、出た当初はかなりの注目を集めました。「りんな」という女子高生の人工知能(AI)会話ロボットと、「Messaging API(LINEサーバー)」を通じて、会話が楽しめるサービスです。リアルな女子高生と会話をしているようだと驚いた人もいました。
「りんな」が注目を浴びてからは、ほかの企業でも人工知能(AI)会話ロボットができる、LINEアプリを続々とリリースしています。今後もますます目の離せないコミュニケーションツールです。

チャットボットとSNSの関係性

チャットボット開発が始まり、当初はロボットとの対話として出ることの多いコミュニケーションツールでしたが、最近ではFacebookやTwitter、LINE、InstagramなどのSNSで使用されることが多くなってきました。
SNSはもともとコミュニケーションツールとして利用されてきたので、そこへ人工知能(AI)を搭載したチャットボットを利用することにより、人間同士の対話から人工知能(AI)対人間という形式が増えつつあるのです。

チャットボット開発で利用できるAPI

これからの企業が商品PRとして取り組むべきなのは、コミュニケーションツールとして一般的に浸透しやすいSNSを使ったチャットボット開発ではないでしょうか。「Messaging API」を利用して、多くの利用者がいるSNSを媒体とし一度に多くの人へ情報を発信することが重要なポイントです。そのために、チャットボット開発がどのように提供されているのか見てみましょう。

プログラムに組込む「chatbots.io」

人工知能(AI)を搭載したチャットボット開発を作成するための開発者向けツールです。チャットボット開発をする人が使うために必要な開発ツールで、プログラムに手軽に組込んで作成可能なので、「chatbots.io」を取り入れる企業が増えています。

IBMクラウド上で動く「IBM Watson API」

チャットボット開発と聞くと、相当な高いスキルを要するのではないか、とてつもなく難しいことなのではないかと不安になるものです。この「IBM Watson API」は、そんな不安を払拭してくれるチャットボット開発をするための開発ツールで、スキルの高い技術者がいない企業の助けとなっています。ただし、コーティングも掛けない素人がやろうとすると、最初はかなり苦労するようです。

Wikipediaを活用した「Semantic Kernel」

APIベースで利用可能な「Semantic Kernel」は、日本語と英語対応のワードテキストを抽出してくれるチャットボット開発ツールです。Wikipedia内にある膨大な量のテキストデータを解析したうえで、整理整頓をしてきれいに管理してくれます。対話するチャットボットを作成するうえで、非常に有効な開発ツールと言えるでしょう。

外注で依頼をした場合の時間や費用は?

クラウド

これほど有効なチャットボット開発ですから、ぜひビジネスに導入したいという企業は多いのではないでしょうか?そこで外注で依頼をした場合、どの程度時間が掛かるのか、気になる費用はいくらなのかを紹介していきます。

作成時間

チャットボット開発ツールを使用してどのようなプログラムに仕上げるのかで、かなり違います。ユーザーがスマホでボタンをタップするだけで、商品画像を表示させるような商品PRや、問い合わせ先へ案内するだけのチャットボットなら、数分で作成可能です。
ユーザーアカウントでログインし、ロボットと対話するようなシナリオ形式のチャットボット開発をする場合は、ボリュームにもよりますが、何千~何万の回答パターンの入力などを行うため数日が必要となります。

平均費用

外注に依頼をする場合、依頼した内容に応じて支払う場合もありますが、継続してメンテナンスをしていくケースが多く初期費用に加えて毎月の月額払いとなっています。初期費用は安いと大体1万前後からで、上記で紹介した「IBM Watson API」では、大規模なカスタマーサポートセンターを丸々チャットボット開発で作成するとなると、初期費用65万円、毎月17万円の経費が掛かります。用途によってどの程度の規模なのか、ユーザー数はどのくらいなのかを検討して費用の見積もりを出すとよいでしょう。

手間のかかるチャットボット開発はランサーズへ依頼しよう!

大人数のユーザー相手に充実した人工知能(AI)搭載のチャットボット開発は、とても手間が掛かります。いくつものパターンを学習させるためにも、膨大な量の回答パターンが必要です。まずは、プログラムを作るときに必要な、膨大な量の回答パターンをランサーズなどのクラウドソーシングサービスに依頼するのが得策です。ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか?

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