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Youtube動画2ヶ月で9万回再生!国内最大手の公共放送出身のディレクターが教える視聴維持率を劇変させる方法

この記事で分かること
  • 視点誘導を活用した「視聴維持率」を劇的に改善する方法
  • 国内最大手の公共放送出身ディレクターによる、2ヶ月で9万回再生を達成する「情報の整理術」
  • 撮影・編集・音・文字の4つの要素で、視聴者の行動変容を意図的に起こす手法
こんな方におすすめ
  • YouTubeの運用をするものの、視聴維持率が低く「最後まで見てもらえない」と悩む担当者
  • 動画制作を外注しているが、作業代行になっており、戦略的なアドバイスが欲しい責任者
  • 「動画は情報量が多いから伝わる」と信じ、情報の詰め込みすぎで成果を逃している企業

「探すのが面倒…」「はじめての外注が不安」「こんな人いる?」という方は
ランサーズ発注専門チームにぜひご相談ください

目次

なぜ、Youtubeの再生数が伸びないのか?

「YouTubeを始めたものの、再生回数は伸び悩み、せっかく見てもらえても冒頭の数秒で離脱されてしまう……。」

多くのBtoB企業が、動画マーケティングにおいてこの壁に直面しています。

高価な機材を揃え、編集に時間をかけても、肝心の「最後まで見てもらう」「価値を理解してもらう」という一線が越えられない。それは、「動画は情報量が多いから、作れば伝わる」という、根本的な誤解に原因があるかもしれません。

今回ご紹介するのは、国内最大手の公共放送出身ディレクターの斉藤菜穂氏と共に、YouTube運用を劇的に改善させた事例です。斉藤氏が持ち込んだのは、単なる綺麗な映像ではなく、視聴者の視線をコントロールする「演出」という戦略でした。

プロの視点を入れて改善に取り組むことで、社内の知見だけでは成し得なかった「視聴維持率」の劇的な変化を起こした「Youtube動画の改善」の具体的な事例について、課題の背景や改善のノウハウをご説明します。

登録者はいるのに、「再生されない動画」ばかりという課題

ある車販売企業では、スタッフが自ら試乗比較や商品紹介を行う動画を投稿していました。登録者数は2万人とベースはありましたが、肝心の「視聴の深さ」が足りず、数字が伸び悩んでいました。

社内の担当者だけで動画を作ってチャンネルを運用していると、どうしても陥りやすいのが「伝えたいことの押し売り」になりがちです。

  • 情報を大量に詰め込む:
    音声、映像、テロップでバラバラの情報を発信し、視聴者の脳を疲れさせてしまう。
  • 「綺麗な映像」にこだわる:
    映画のような綺麗なショットを狙うあまり、視聴者の視点が定まらず、何を伝えたい動画なのかボヤけてしまう。
  • 伝わらない動画構成にする:
    制作側の都合で構成を組んでしまい、視聴者が一番知りたい「ベネフィット」に辿り着く前に離脱を招く。

「自分たちが伝えたいことを中心に作ってしまう」——。この構造的な問題は、どんなに編集ソフトの使い方を覚えても、自社メンバーだけの視点ではなかなか打破することは難しいです。

2. 「構成不在」による現場の疲弊

また、明確な台本や構成がないまま「とりあえずカメラを回す」という進め方も、現場を苦しめていました。

  • 演者が何を話せばいいか分からず、撮影がグダグダになる。
  • 無駄に長い素材が生まれ、編集担当者が「どこを使えばいいのか」と頭を抱える。
  • 膨大な素材整理と修正作業に追われ、本来の業務が圧迫される。

この悪循環により、「今月は1本もアップできなかった」という事態に陥り、プロジェクト自体が頓挫しかけていました。社内の担当者たちだけで解決しようとしても、「何が正解か分からない」状態での手探り運用では、時間と労力だけが溶けていってしまったのです。

元テレビディレクターが「再生される動画」に変えた3つのポイント

斉藤氏がこのプロジェクトに持ち込んだのは、テレビディレクターとして培った「演出のロジック」でした。彼女は「映像は最も伝わりにくいメディアである」と断言します。
だからこそ、プロによる「情報の整理」が必要なのです。

① 「注目」をデザインするカメラワーク

ただ被写体を映すのではなく、カメラの技法に明確な「意味」を持たせました。例えば、「ピント送り」と「パン(カメラを振る)」の使い分けです。

  • ピント送り:
    同じ画面内で、植物から商品へピントを移す。これにより「この植物からできている商品です」という関係性を、言葉を使わずに直感で理解させる。
  • パン:
    古いモデルから新しいモデルへ画面を切り替える。古い情報を視界から消すことで、「ここからは新しい話だ」と脳に切り替えを促す。

② 聴覚を「情報の仕切り」にする

斉藤氏はBGMや効果音(SE)を、単なる装飾ではなく「情報のブロック化」のために活用しました。

  • 特定の商品名が出るときに決まったSEを鳴らすことで、視聴者は流し見していても「あ、今はA商品の話だな」と理解できる。
  • シーンの切り替えで「ジングル」を入れ、脳に情報の区切りを意識させる。

③ テロップの「引き算」

YouTubeでありがちな「フル字幕」をあえてやめ、情報を要約しました。視聴者が一瞬で読み取れる文字数に絞り、映像を活かしながら「今、どこに注目すべきか」をナビゲートする役割に徹しました。

【再生数爆増】プロによるYoutube動画改善の結果

プロの「演出」が加わった結果、数字は正直に反応しました。

運用開始からわずか2ヶ月で、再生回数は9万回を突破

それまでの数千回レベルの再生数から、異次元の伸びを見せました。単に数字が跳ねただけでなく、視聴者からは「見やすい」「内容がスッと入ってくる」というポジティブな反応が得られ、企業の信頼性向上に大きく寄与しました。

さらに大きな副次効果は、企業側の担当者が「そもそも何を伝えるべきか」という上流工程の設計に集中できるようになったことです。担当者が本来力を入れるべきポイントに時間をさけるようになったことで改善はさらに進みました。

「ただの撮影者ではなく、演出家をパートナーに迎える。それだけで、動画は『ただの記録』から『ビジネスを動かす武器』に変わります」と斉藤氏は話しています。

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「一生懸命作っているのに、報われない・・・」

社内の知見や情報収集だけでどうにかしようとして時間をかけても、結果が出ずにやめてしまった・・・。そうなる前に「正しい戦略」を持つプロに伴走してもらいませんか?

今回ご紹介した斉藤氏のような、圧倒的な実績とスキルを持つプロフェッショナルは、ランサーズに多数在籍しています。

  • 自社の商品をどう見せれば、顧客の心は動くのか?
  • なぜ、今の動画は最後まで見てもらえないのか?

それを解き明かすのは、ツールや機材ではなく、数千、数万の映像を分析し尽くした「プロの演出眼」です。自社だけで悩み、時間を浪費する前に、まずはプロの視点を借りてみることをおすすめします。

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