ASPサービスやSaaSサービスを使えば、手軽にECサイトを作ることができます。しかし、「周りのショップと差別化したい」「売上をもっと上げたい」と思うなら、知識や技術を必要とする構築方法が必要です。そんなときはランサーズを活用してみては?固定費をかけずに経験豊富なプロ人材に依頼することが可能です。

ECサイトの構築方法は目的に合わせて変えるべき
ECサイトを新しく構築する時に直面するのが、「どのような方法で立ち上げるか」という問題。どんな目的でECサイトを作るかで、その方法を変えるのが得策です。目的に合わせて、効率的にECサイトを構築するための方法をご紹介します。
ECサイトを構築する3つの方法のメリット・デメリット
ECサイトを作る方法は大きく分けて3つ。「パッケージサービス」、「ASPサービス」、「SaaSサービス」です。それぞれメリット・デメリットがありますから、各サービスを把握した上で選ぶことが大切。それでは、1つずつご紹介していきましょう。
■パッケージサービス ECサイトの構築に必要な基本的な機能を備えたソフトを購入し、自社のサーバにインストールして利用するのが、パッケージサービスです。
[メリット]
- 作りたいECサイトに合わせて、自由にカスタマイズできる
- ゼロから構築することに比べると、時間・コストがかからない
- 自社サーバを使うため、顧客情報を自社に蓄積することができる
[デメリット]
- 初期投資が高い(300万~500万円程度)
- 導入までに時間がかかる
- ネットワークやサーバについての知識・技術が必要
- 管理・運用も自社で行なう必要がある
■ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービス ASPサービスは、月額の費用を払って企業が提供しているシステムをレンタルするものです。
[メリット]
- 費用が安い(数千円~10万円程度)
- 自社でのサーバ管理は不要
- 手軽にECサイトが作れる
[デメリット]
- レンタルサービスのため、例えば「デザインはこのテンプレートからしか選べない」、「この機能は追加できない」などの制限がある
- 独自性の高いサイトの構築やデザインが難しい
■SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)サービス
誰でも安くECサイトが使えるようになったのがASPサービスですが、カスタマイズ性の低さという大きな弱点がありました。そこで登場したのが、SaaSサービス。SaaSサービスもシステムをレンタルするのですが、カスタマイズすることを前提として開発されたので、一定のカスタマイズができるようになっています。
[メリット]
- メタデータを使用し、カスタマイズ性を獲得
- 連携用APIやプラットフォームが公開・提供されているので、各種アプリケーションとの連携がしやすい
- SaaSサービスの提供元が開発ベンダのため、不具合が生じた時のレスポンスが早い
- 費用を安く抑えることができる
[デメリット]
- インターネットを介してアクセスするため、セキュリティリスクがある
- サーバはレンタルのため、顧客情報の蓄積が難しい
ランサーズでプロの手を借りて、ECサイトを構築する
ASPサービスやSaaSサービスであれば、深い知識や技術が無くても手軽にECサイトを作ることができます。しかし、「周りのショップと差別化したい」「売上をもっとあげたい」と思うのであればパッケージシステムを利用したり、予算が許すのであればゼロから構築した方が良いかもしれません。
ただし、深い知識や技術が必要になることは否めません。そこでおすすめしたいのが、ランサーズなどのクラウドソーシングサービス活用です。固定費をかけずにプロのエンジニアやデザイナーに依頼することができ、要件に応じたオリジナルのデザインや機能構築も可能です。
もちろん、どんなECサイトを作りたいのかご自身の要件を整理する必要はありますが、他社サイトなどを参考に作りたいサイトのイメージや必要な機能を伝えれば、経験豊富なプロから提案を集めることができます。ECサイト構築の選択肢の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか。
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