ECサイトを活用した商品の販売は、BtoCだけでなくBtoBでも広がっています。ECサイトを構築すれば、コストを下げつつ売り上げを増加させることが可能です。今回はBtoBの商品を取り扱っている企業に向け、ECサイトの構築によりできること、どんな課題を解決できるか、ECサイト構築の方法についてご紹介します。

BtoBのECサイトでは何ができるのか?
ECサイトには一般の消費者が利用するBtoCのタイプが多くありますが、BtoBでも活用が広がっています。BtoBのECサイトを構築することで、以下のようなメリットを得られます。
電話やメールに代わる商取引の接点
これまで自社商品の取引は電話やメールを使用していた、という場合であれば、ECサイトが電話やメールに代わる接点となります。ECサイトを構築しておけば、商品を購入したい企業の担当者は自身で検索をして購入ボタンを押すだけなので、売り上げを増しつつ顧客満足度を上げることが可能です。
人件費や運用コストの大幅削減
ECサイトを構築して商品を販売すれば、商取引が自動化されます。電話やメールでは受注後に担当者が帳簿を更新しなければなりませんが、ECサイトであれば売り上げや在庫などの情報を自動で更新することが可能です。自動更新により人件費を大幅に削減することができ、商取引がスピーディになるので運用コストも大きく削減できます。
BtoBのECサイトを作るとどんな課題を解決できるのか?
ECサイトの立ち上げを検討する際には、本当にECサイトで利益を拡大できるかを吟味することが大切です。以下のような課題があるのであれば、ECサイトを立ち上げるメリットは大きいといえます。
商取引のフローで解決の難しい問題がある
企業によっては、受注業務の中に雑多な作業が多く、ひとつの受注で多くの工程・工数が必要になっているケースがあります。また、雑多な作業が多いことから人為的なミスが減らないという課題もあるかもしれません。中小企業であれば、これまでの担当者が退職するなどして人員不足に悩まされることもあります。
以上のような課題は、ECサイトにより解決できるかもしれません。ECサイトであれば受注のフローが自動化されるため、雑多な作業はほとんどなくなります。また、作業が自動化されることで人為的なミスも少なくなり、退職者がいても最低限の人員でオペレーションを維持することが可能です。
売り上げが頭打ち
売り上げがなかなか伸びない、以前より落ちているという場合は、ECサイトを活用することで売り上げを増加できる可能性があります。単純に商品の販売接点が増すだけでなく、施策次第では日本中、世界中のどこへでもアプローチできるためです。
また、ECサイト活用により顧客データを蓄積しやすくなるため、さらなるWebプロモーションにつなげることもできます。自社ホームページやブログも組み合わせて運用することで、相乗的な効果を生み出すことも可能です。
BtoBのECサイト構築を外注しよう!
BtoBのECサイトを自社で作るのは、多くの企業にとってかなり困難なこと。ECサイト構築を行なっている制作会社に外注すれば、社内のリソースを圧迫することなくECサイトを立ち上げることができます。
外注することによるメリット
ECサイトの制作会社はターゲットや商品に合わせたデザインや構成を実現できるパッケージを持っており、外注することで質の高いECサイトを構築できます。売り上げにつながるデザインだけでなく、セキュリティ面も専門の会社に外注したほうがノウハウがあるため安心です。
効果的とされるECサイト構築のコツ
ECサイト構築を外注する際、要望を伝えたり、ある程度は自社で運用したりすることがあります。BtoBのECサイトの売り上げランキングで上位にいるサイトを参考にするなどして、どのようなデザインにすれば売り上げが拡大するかをしっかり考えることが大切です。
まとめ
BtoBの商品を販売しているのであれば、ECサイトを立ち上げることで売り上げを拡大できる可能性があります。受注に関する業務内容を大幅に改善できる可能性もあるため、コスト削減や売り上げの増加を目指す際にはECサイトの活用を検討してみてください。
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