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MakeShop(メイクショップ)とは?機能や料金について解説

MakeShopを利用して、自社の商材や業務形態にマッチしたネットショップ(ECサイト)を構築できるのか知りたい人も多いのではないでしょうか。

本記事では、MakeShopの特徴や利用したほうがよい理由やプラン料金について解説します。おすすめ機能や押さえておきたいポイントについても解説しますので、ネットショップやECサイトを構築する際の参考にしてください。

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MakeShopとは

ミニチュアカートと電卓

MakeShopとは、GMOメイクショップ株式会社が提供するECサイト構築サービスのことです。好きなデザインや機能をカスタマイズできる自由度の高さや、誰でも簡単にECサイトを作成できる手軽さが注目を集め、さまざまなジャンルのECサイト制作に活用されています。

自社独自のECサイトをこだわりをもって作成したいという人におすすめです。

MakeShopを利用してECサイトを運営したほうがよい10個の理由

キーボードを打つ様子

MakeShopを利用して自社ECサイトを制作したほうが良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。ここでは、MakeShopを利用してECサイトを運営したほうがよい10個の理由について詳しく解説します。

  1. ECサイトの運営に役立つ機能が豊富に搭載されている
  2. 自分の好きなデザインにカスタマイズできる
  3. 初心者でも使いやすい
  4. 高品質のECサイトを効率的に構築できる
  5. サポート体制が充実している
  6. 15日間の無料トライアルを利用できる
  7. BtoB向けECサイトを構築できる
  8. あらゆる決済方法に対応している
  9. モバイル端末に最適化されている
  10. ECサイトの運営を代行できる

1. ECサイトの運営に役立つ機能が豊富に搭載されている

MakeShopには、以下のようなECサイトの運営に役立つ機能が豊富に搭載されています。

  • クーポン機能
  • まとめ買い割引機能
  • 販売予告機能
  • 会員管理機能
  • ギフト、デリバリー対応機能
  • 外部サービスとの連携機能
  • 広告タグの設置機能
  • 自動メール返信機能
  • 在庫数をわかりやすく表示する機能

上記以外にも600以上の機能が搭載されていますので、ほとんどの施策も問題なく実施できるでしょう。

2. 自分の好きなデザインにカスタマイズできる

MakeShopは他サービスと比べてカスタマイズ性が高く、HTMLやCSSの知識があればある程度自由に好きなデザインのECサイトを構築できます。業種や商品ジャンルにマッチしたデザインテンプレートも豊富なので、HTMLやCSSを直接カスタマイズするのが苦手という人にもおすすめです。

3. 初心者でも使いやすい

MakeShopは、以下のように初心者でも自由にECサイトを構築できるようさまざまなサポートや機能が用意されています。

  • 170種類以上のデザインテンプレート
  • ECアドバイザーへの無料相談サポート
  • ショップ制作ナビゲーション
  • 問い合わせ頻度の高い質問をまとめたオンラインマニュアル
  • 新規出店やSNS対策などのさまざまなニーズに応じた無料セミナー
  • 指示に従うだけで簡単にECサイトを出店できる開店マニュアル

わからないところはすぐに解決できるようになっているため、ECサイトの運営経験がない初心者にもおすすめです。

4. 高品質のECサイトを効率的に構築できる

MakeShopには、ネットショップを効率的に構築できる機能が豊富です。パソコン用のデザインをスマートフォンに自動最適化したり、AmazonPayなどの最新決済システムを簡単に導入したりできます。パッケージやオープンソースなどのように、サイト制作のコストが高くなることもありません。

商品や顧客リストなどを記録したCSVデータをサーバに一括アップロードできるため、月商数百万円規模のECサイトでも問題なく構築できます。

5. サポート体制が充実している

MakeShopは、ECサイト運営に必要な機能を多数搭載している一方、顧客サポートにも力を入れています。専門的な知識とスキルを備えたプロフェッショナルに無料で相談できるため、オンラインマニュアルで解決できないような問題にも柔軟に対応可能です。

電話やメールなどを利用した基本的なサポートはもちろんのこと、同じような悩みを持つユーザーを集めた掲示板コミュニティなども利用できます。特にデザイン掲示板は、HTMLやCSSなどの技術的な質問を解決できるため、オリジナルのECサイトを構築したい人におすすめです。

6. 15日間の無料トライアルを利用できる

MakeShopでは、15日間の無料トライアルが設定されています。トライアル期間中は、ECサイトの成功に必要な機能をすべて備えたプレミアムプランと同等の機能を利用できます。事前にツールの操作性や効果を把握したい人におすすめです。

トライアル期間後に継続利用したい場合は、テスト運用で利用していた設定や機能をそのまま利用できます。

7. BtoB向けECサイトを構築できる

MakeShopでは、BtoCだけでなくBtoB向けのECサイトも構築できます。トップページやカテゴリーページなどに会員専用のアクセス権限を付与できるため、特定のユーザー限定のキャンペーンページなどを制作することも可能です。

また、設定を変更するだけで、BtoB向けECサイト・会員制のECサイト・年齢制限付きのECサイトを自由に変更できます。

8. あらゆる決済方法に対応している

MakeShopは、以下のような決済方法に対応しています。

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • Amazon pay
  • LINE pay
  • 楽天ペイ
  • あと払い(ペイディ)
  • 代引き決済
  • 銀行振込、郵便振替
  • 後払い決済
  • キャリア決済
  • ネット銀行
  • ウォレット決済
  • BtoBオンライン決済
  • ショッピングクレジット
  • リクルートかんたん支払い決済

現在主要な決済手段をほとんど網羅しているため、あらゆる決済ニーズに対応できるでしょう。

ユーザーの中には普段使っている決済手段がないとサイトから離脱する人も多くみられます。サイトの離脱率が高くなると機会損失になるため、ECサイトには多様な決済手段を用意しておきましょう。

9. モバイル端末に最適化されている

MakeShopでは、初心者でも商品のイメージに合ったECサイトを構築できるよう、6種類のスマートフォン向けデザインテンプレートが用意されています。プログラミングのスキルがあれば、テーマを直接編集して自分好みにデザインをカスタマイズすることも可能です。

現在インターネットを利用する人の多くが、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を利用してECサイトにアクセスしています。Googleもサイトの評価基準としてモバイル対応を重視しているため、ECサイトを制作する際はモバイル端末に最適化されたデザインを採用しましょう。

10. ECサイトの運営を代行できる

MakeShopでは、ECサイト運営のトータルサポートサービスを提供しています。プロフェッショナルによる成果報酬型の料金を設定しているため、ECサイト運営の失敗によって事業者側がリスクを負うことはほとんどありません。初心者でも費用対効果の高いECサイトを運営できます。

ECサイトの運営は、事業規模が大きくなるほど仕入れや発送業務などの負担も大きくなりがちです。それに加え、高い確率で人手が足りなくなるため、最初からECサイト運営に特化したプロフェッショナル集団を雇うのもよいでしょう。

MakeShopの利用料金

オンラインショップの販売画面

MakeShopを利用してECサイトを作成するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。MakeShopの料金プランを以下の表にまとめます。

プラン名料金プラン概要おすすめの人
プレミアムプラン・初期費用:11,000円
・月額費用:11,000円
・カード決済手数料:3.19%~
・さまざまな ECサイトに対応する汎用的なプラン
・コストパフォーマンスが高い
高品質なECサイトをお得に運営したい人
MakeShopエンタープライズプラン・初期費用:110,000円~
・月額費用:55,000円
・カード決済手数料:3.14%
BtoC・BtoBサイトに対応したカスタマイズ機能が豊富大規模なECサイトを運営したい人

MakeShopで活用したい5つの機能

白い画面のスマホとコーヒー

MakeShopで活用したい5つの機能について詳しく解説します。

  • HTML・CSSの編集機能
  • 万が一のトラブルにも対応できるサポート機能
  • 高精度なアクセス解析機能
  • 会員ランクに応じた管理機能
  • さまざまな媒体を利用した集客機能

1. HTML・CSSの編集機能

MakeShopのHTML・CSS編集機能を利用することで、上段メニューやサイドメニュー、ログイン画面など、サイト内のさまざまなページデザインをカスタマイズできます。jQueryやFlashなども設置して、スライドショーやドロップダウンメニューなどの動的なページを作成することも可能です。

HTMLエディター機能を利用することで、わからないタグがあっても、実際のデザインを確認しながらサイトが構築できます。また、気に入ったデザインが完成した場合は、HTMLとCSSのソースコードを一緒に最大5個まで保存できます。

2. 万が一のトラブルにも対応できるサポート機能

MakeShopでは、万が一のトラブルにも柔軟に対応できるよう、以下のようなサポート機能が用意されています。

  • システムが24時間365日休みなくサイト内の状況を監視する機能
  • 万が一のトラブルにも別の機器を利用して対応する上流回線の冗長化機能
  • サーバの集中負荷を防止する分散化機能
  • 365日休みなく実施されるバックアップ機能
  • 専属エンジニアが主導するサーバメンテナンス機能

上記のサポート機能に加え、有事におけるECサイトの運用体制を整えておくと、災害などのトラブルにも落ち着いて対応できます。

3. 高精度なアクセス解析機能

MakeShopは、独自のアクセス解析機能を備えています。MakeShopのアクセス解析ツールでできることは以下の通りです。

  • 9時間前までのアクセス状況をグラフで表示する
  • 本日アクセスが最も多かった時間帯を上位3位まで表示する
  • トップページへの訪問者数が一番多かった日とアクセス数を表示する
  • トップページへの訪問者数が一番少なかった日とアクセス数を表示する
  • 現時点におけるトップページへのアクセス数と前日比を表示する
  • 日付が変わる0時から現時点までのトップページへのアクセス数と前日比を表示する
  • 月初めから現時点までにおけるトップページへのアクセス数と前月比を表示する

それぞれの項目をもとに問題点を把握し、有効な施策を実施しましょう。

4. 会員ランクに応じた管理機能

MakeShopは、会員ランクごとに特別キャンペーンを実施したり、ユーザーの購買意欲に応じて内容の異なるメルマガを発信したりできます。顧客との関係性によって異なるマーケティング施策を実施できるのは大きな強みです。

ランクが低いユーザーにはサイトの利用頻度を高めてもらうために、特典やキャンペーン情報を積極的にアピールしましょう。

5. さまざまな媒体を利用した集客機能

MakeShopでは、以下のように集客に役立つ機能が用意されています。

  • Amazonなどに商品を掲載できるアイテムポスト機能
  • 商品の魅力を画像で伝えられるInstagram連携機能
  • 休眠ユーザーをサイトへの再訪問に導くリターゲティング広告機能
  • 各SEO設定の一括管理機能
  • Googleショッピング広告の一括管理機能
  • 月間50万通まで無料で使えるメール配信機能

それぞれ効果や特徴が異なるため、自社ECサイトの目的に応じて最適なものを活用してください。

MakeShopを使いこなすのに役立つ3つのポイント

MakeShopを使いこなすのに役立つ3つのポイントについて詳しく解説します。

  1. 一定レベルのプログラミングスキルを習得しておく
  2. ユーザーニーズに合ったデザインにする
  3. SNSなどの外部媒体を活用する

1. 一定レベルのプログラミングスキルを習得しておく

MakeShopは、カスタマイズ性に優れたサービスですが万能ではありません。独自性に優れたデザインを制作するにはある程度デザインテンプレートを編集する必要があるため、HTMLやCSSなどのサイト制作に必要なプログラミングスキルはある程度習得しておきましょう。

2. ユーザーニーズに合ったデザインにする

独自性のあるデザインは確かに人目を引きますが、売上にかならず直結するとは限りません。いくらオリジナル性が高くても、ニーズに合っていなければ、サイトから離脱するユーザーも多くなります。ECサイトのデザインは、ユーザーの購買意欲に大きく影響しますので、商品のブランドイメージを壊さないよう設計しましょう。

3. SNSなどの外部媒体を活用する

SNSは、多くの人が利用しているコミュニケーションツールです。SNS内で投稿されるコンテンツを元に商品購入を決めるユーザーも多いため、自社商品の魅力を宣伝する広告媒体として積極的に活用しましょう。企業理念や社会活動など商品以外の情報も発信できるため、企業ブランディングに活用するのもおすすめです。

検索エンジンからの集客力をアップさせたい人は、SEO対策も行いましょう。コンテンツの質やキーワード、サイト構造などを見直して、Googleに評価されるECサイトを構築してください。

MakeShopを導入して自由度の高いECサイトを運営しよう

MakeShopは、自由度の高いECサイトを制作・運営するのに便利なサービスです。豊富なテンプレートが用意されているため、初心者でも高品質なネットショップを開設できます。HTMLやCSSなどを使ってソースコードを編集すると、独自性のある自社ECサイトを構築することも可能です。

サイトのカスタマイズ性を重視する人はぜひご利用ください。

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