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【最新版】Shopifyで広告の出稿がラクにできるアプリ7選

Shopifyで自社ECサイトを構築したけれど、広告の出稿で運用担当者に負担がかかっている…そのようなお悩みをお持ちのEC事業者も多いでしょう。Shopifyでは、負担を軽減してくれる広告アプリが続々登場していることをご存知でしょうか?

本記事では運用担当者が知っておきたい、おすすめの広告アプリをご紹介します。Shopifyに集客する広告手段や分析手法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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Shopifyに集客する3つのWeb広告手法

ノートとスマホと2本のペン

集客・マーケティングは、ユーザーの流入経路(チャネル)の掛け算と言われています。チャネルが多いほどユーザーが集まりやすくなるのです。自社の商材やリソースを考慮して、相性の良いチャネルを見極める必要があります。

マーケティング手法はトレンドの移り変わりが早いため、自社のリソースや商材に合った広告手法を見つけたい場合には、マーケティング広告について知見のあるフリーランスに個別に相談するのも1つの方法です。ここでは、Shopify店舗の集客に役立つ3つの広告手法について見ていきましょう。

SNS広告

SNS広告とは「LINE」「Facebook」「Twitter」「Instagram」「TikTok」などSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に出稿する広告のことです。SNS広告の特徴として、次の点が挙げられます。

  • 潜在顧客層に対して認知を拡大できる
  • クリエイティブ広告を駆使すればブランディングに活かせる
  • 若年層へアプローチしやすい
  • 自社のユーザー属性や傾向、あるいは獲得したいユーザー層を明確にしてプラットフォームを選定する
  • ユーザーの投稿に同化させて表示できることから、広告を意識させずに訴求しやすい

SNS広告の種類には、次のような広告があります。

SNS広告の種類広告の概要
インフィード広告・FacebookやTwitterなどのメインコンテンツの間に配置される広告。
・視認性を高められるほか、広告色を消せる。
ディスプレイ広告・Webサイトの広告枠を使い、バナーとして表示される広告。
・一般的によく見られる手法で、幅広い相手に訴求できる。
タイアップ広告・各SNSが提供するタイアップメニューの広告。
・インフルエンサーなどに依頼し、タイアップ先アカウントから配信されるため、第三者の視点を生かして訴求できる。

リスティング広告

リスティング広告は検索連動型広告と呼ばれることもあって、「Google」や「Yahoo!」などの検索結果に表示できる手法です。掲載単価が高ければ上位表示されるので、予算があるShopify店舗運営者にとっては効果的な手法といえるでしょう。クリックされるたびに広告料が発生する「クリック課金型」が一般的です。

リスティング広告は幅広く活用されていることから、多くのノウハウが蓄積されているので初めて運用する人にとっても取り組みやすいと言えます。Shopifyサイトを最適化したい場合には、離脱率やユーザーの回遊率、CV数など、収集したユーザーのデータを分析することが重要です。

ただし顕在ユーザーには効果がありますが、潜在ユーザーにはアプローチできないことから認知拡大には向いていません。まだ誰にも知られていないブランドやサービスの名前は検索してもらえないため、ブランディングや認知拡大を目指すなら別の広告手法を試すようにしましょう。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は成果報酬型広告とも呼ばれ、広告を掲載した時点で費用が発生せず、コンバージョンがあったときのみ広告費を支払う手法です。コンバージョンは広告の目的に応じて、購入や資料請求など自由に設定できます。

アフィリエイターが運営するブログやSNSに自社の商品紹介が掲載されるのがポイントです。第三者の口コミや紹介という体裁をとることから、広告を好まないユーザーにも訴求できます。コンテンツを自社で制作する手間を省けるため、予算が少なくても幅広いユーザーに対してリーチ可能です。

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、自社サイトに訪れたユーザーに対して再訪問と購入を促す目的で再度アプローチする手法です。ユーザー側からすると、さまざまなサイトを見ているときに、見覚えのある商品やサービスの広告が表示されます。

Shopify店舗で商品ページを閲覧した後に商品を購入しなかったユーザーに対して、別のサイトでその商品の広告を表示させることで購買行動を刺激することが可能です。

リターゲティング広告は、ユーザーの行動に応じて興味の対象を絞り込んだ広告を打てるため、クリック率やコンバージョン率が高くなります。ただし1回以上サイトに訪れたユーザーを対象にしているため、新規顧客の開拓には向いていません。表示頻度が高いとユーザーに不快感を与える可能性があるため、注意が必要です。

Shopifyでの広告出稿についてプロに相談する

広告によるShopifyへの集客効果を分析する3つの手法

企画書を確認する人

リアルに顧客が来店する実店舗の運営とは異なり、Shopifyで運営する自社ECサイトで集客や売上アップを目指すにはユーザー行動の分析が鍵になります。広告を配信したら、その効果を検証することが重要というわけです。

ユーザー行動の分析にはノウハウや経験が必要となるため、自社ECサイトの立ち上げ時はわからないことも多いでしょう。効率よく知見やノウハウを蓄積したいなら、Webマーケティング分析に知見のあるフリーランスに相談することも検討してみてください。

ここでは、広告配信によるShopify店舗への集客効果を分析する3つの手法をご紹介します。

Google Analytics

Google Analyticsとは、Google社が提供するWebサイトの解析ツールのことです。Google Analyticsのデータから、Shopify店舗を訪問したユーザーの属性や行動を分析できます。Shopifyにはストア分析機能が搭載されていることから、Shopify店舗のみ運営している事業者にとってGoogle Analyticsの必要性は高くありません。

しかしWeb広告を打つ場合には、Google Analyticsの利用も検討すると良いでしょう。特にディスプレイ広告や検索連動型広告などを配信できるGoogle広告を打つならGoogle Analyticsと連携することで、以下の情報が得られます。

  • コンバージョン1つあたりにかかる費用
  • 新規顧客と既存顧客ごとの流入キーワード

広告効果を測定するためには、UTMパラメータ(「?」以降の文字列)をキャンペーンのURLに付与する必要があります。Google AnalyticsならUTMパラメータを設定することで、「ユーザーがどの広告を参照したのか」正確にトラッキングできるようになるのです。

Google Analyticsの公式サイト

Google Search Console

Google Search Consoleは、検索結果に関連するデータやパフォーマンスを分析し、集客効果を可視化できる無料ツールです。Shopify店舗の商品ページの改善に役立つため、Google Analyticsとともに導入するようにしましょう。

Google Search Consoleの公式サイト

Shopifyストア分析

Shopifyストア分析はShopifyに搭載された基本機能で、売り上げや決済まわりの分析に役立ちます。例えば、視認性の良いダッシュボードではストアがどのように機能しているのか、さまざまな指標を確認可能です。

ユーザーがどの地域から、あるいはどのSNSを経由してアクセスしているのかがわかります。Googleが提供するツールと組み合わせれば、広告の効果検証に必要な情報が入手できるのでぜひ役立ててください。

上述の分析手法を自社の実情に合わせて実際にどのように活用すれば良いか、具体的な分析はWebマーケティング分析のノウハウや経験をもつフリーランスに相談してみると良いでしょう。

Shopifyの公式ヘルプでストア分析の詳細を確認する

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【最新版】Shopifyでおすすめの広告アプリ7選

デジタルマーケティングと書かれた用紙

これまで、Web広告は効果測定だけでなく配信にもノウハウが必要なため、Shopify店舗の運用担当者の負担は大きいものでした。しかし近年ではさまざまな広告アプリが登場しており、広告配信が手軽にできるようになってきています。

ここでは、Shopifyで利用できる広告アプリについて見ていきましょう。

スキルやノウハウがない人も使える「AdSIST」

「AdSIST」は、Instagram・Facebook・Yahoo!・Googleに詳しい専門的な知識のない人でもかんたんに広告を出稿できるアプリです。商品データをShopifyから自動で取り込むので、チャットボットの質問に答えていけば約5分で必要な設定を完了できます。タグ設置も自動なので、自分で行う必要はありません。

料金プラン月額料金広告運用費
フリープラン無料インストール・システム利用料:無料
・運用フィー投入予算の30%
・初月は運用フィーも無料
スタンダードプラン45ドル/月・システム利用料:5,000円/月
・運用フィー投入予算の15%
プレミアムプラン90ドル/月・システム利用料:10,000円/月
・運用フィー投入予算の10%

AdSISTの概要を確認する

Yahoo!広告 連携アプリ

「Yahoo!広告 連携アプリ」は、ディスプレイ広告やリスティング広告を配信したい人向けのアプリで、Yahoo!広告とかんたんに連携できます。設定した予算に応じて、自社のShopify店舗に合った最適な広告が自動配信される仕組みです。

アプリ利用費広告運用費
無料・クリック課金型
・手数料は広告費の15%
・費用上限は事前に設定可能

Yahoo!広告 連携アプリの概要を確認する

TikTok

「TikTok」は、素早くかんたんに動画広告を制作できるアプリで、TikTokの能動的なユーザーにリーチできます。TikTokの動画生成ツールを利用してTikTokに合った動画を制作できるので、クリエイティブの専門知識は必要ありません。

ガイド付きの広告キャンペーン作成ツールが用意されており、自社のShopify店舗でコンバージョン目的の広告キャンペーンをかんたんに設定できます。しかも広告パフォーマンスの追跡に役立つ「TikTokピクセル」をワンクリックで導入可能です。

アプリ利用費広告運用費
無料・広告キャンペーン配信の際に予算を設定
・TikTok広告アカウント上で広告費は直接請求される

TikTokアプリの概要を確認する

Googleチャネル

「Googleチャネル」は、Googleネットワーク全体で自社商材を宣伝できるアプリです。注目はGoogleが導入した「無料リスティング」です。日本では無料リスティング広告は、Googleの「ショッピングタブ」全体で表示されます。無料リスティングでも検索結果における表示面積は小さくないため、上手に活用すれば広告費用を抑えつつ売上アップを狙える施策です。もちろん有料の「スマートショッピングキャンペーン」も配信できます。予算を気にせず、自社商材をGoogleで宣伝したいShopify店舗の方は検討されてはいかがでしょう。

アプリ利用費広告運用費
無料・スマートショッピングキャンペーン配信の際に1日あたりの予算をGoogle広告のアカウント上で設定(クリック課金型)
・Googleで初めて広告掲載を行う事業者は、最大150ドルの広告クレジットを獲得できる

Googleチャネルアプリの概要を確認する

Facebook Channel

「Facebook Channel」は、Shopify店舗とFacebookやInstagramを統合できるアプリです。Facebookでビジネス用アカウントを保有しているのであれば、FacebookショップやInstagramショッピングで販売したり、Facebook広告キャンペーンを作成・管理したりできるようになるのです。審査があるため連携完了まで日数がかかりますが、FacebookやInstagramを利用し、自社Shopify店舗で登録された商品を販売できるようになるので試してみてはいかがでしょう。

アプリ利用費広告運用費
無料・広告キャンペーン配信の際に予算を設定
・Facebook広告アカウント上で広告費は直接請求される

Facebook Channelアプリの概要を確認する

まるっと集客 ※固定費0円で成果報酬集客(アフィリエイト連携)

「まるっと集客」はもともと「アフィリエイト連携」としてスタートしたアプリが進化したものです。「まるっと集客」を利用すると、売上は上がっていないのに広告費用がかさむクリック課金ではなく、Googleのリスティングとリターゲティング施策やFacebook・Instagram広告でも成果報酬で利用できます。

各種ポイントメディアや検索キーワード上位に掲載されるさまざまなメディアにも固定費なしで出稿可能です。

報酬率は自由に設定できるため利益を削りすぎる心配がなく、固定費や先行投資なしでShopify店舗へ集客できます。さまざまなWeb集客施策をリスクなしで実施できるので、Shopify店舗の運営担当者の負担を大幅に軽減できるでしょう。

アプリ利用費広告運用費
無料【Google、Facebook広告、LINEショッピング】
・成果報酬のみ(報酬率は自由に設定可能)なので固定費はゼロ円【アフィリエイト】
・アフィリエイターへの報酬費用(報酬率は自由に設定可能)
・アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP) へ支払う費用
・ASPのバリューコマースのみの利用であれば売上に連動した成果報酬のみが発生

まるっと集客アプリの概要を確認する

自社アフィリエイト向けアプリ「Affitch」

「Affitch」はアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)を介さず、自社専用のアフィリエイトシステムを構築できるアプリです。インフルエンサーを活用したマーケティングを行うShopify店舗の運営担当者は、ぜひチェックしてみてください。「Affitch」を利用すれば、インフルエンサーへの報酬を自社で管理できます。

料金プラン月額料金管理機能
FREEプラン無料・最低限の機能を無料で利用可能
・アフィリエイトの管理
・コンバージョンの管理
・報酬支払いの管理
・アフィリエイト数:最大5
STANDARDプラン19ドル/月・基本機能を低価格で利用可能
・アフィリエイト数:無制限
・コンバージョン通知(20件/月)
・注文タグの追加(20件/月)
・分析ツール(制限あり)
PROプラン49ドル/月・全ての機能を無制限に利用可能
・分析ツール
・データ出力
・コンバージョン自動承認

Affitchアプリの概要を確認する

Shopifyでの広告出稿についてプロに相談する

Shopifyアプリを使えば広告の出稿がスムーズに

Shopifyアプリを使えば、さまざまなWeb広告施策をスムーズに行えます。Shopify店舗に合わせて最適化されるので、広告運用を任せることも可能です。Webマーケティング施策の実施やキャンペーン実施後の効果検証は、専門性の高いフリーランスと協働することで効果や効率が上がります。

Shopify店舗の運営担当者がアプリで広告出稿をいろいろと試すほか、Webマーケティングに知見のあるフリーランスに相談することも検討してみてください。

Lancersから、WebマーケティングやShopifyの最新ノウハウ・実績・経験をもつクリエイターに依頼し、自社の実情に合ったアドバイスを得ることができます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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