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【2018年度版】楽天で集客する方法は?売上アップに繋がる施策を紹介

楽天市場に出店しているけれど、思うように売り上げが伸びないと悩んでいる出店者は多いはずです。楽天市場が、店舗数45,646店(2018年6月)という国内最大のECモールである以上、集客のための積極的な施策なくして、競合店との競争に勝ち抜くことはできません。ところが、楽天は検索アルゴリズム、すなわち検索されたキーワードに対して、ページをどのようにランキング付けしているかを公開していません。そのため、検索結果で上位表示させるための施策、すなわちSEO対策が欠かせないわけです。売り上げに伸び悩む楽天ショップの出店者がまず取り組むべき、SEO対策の方法やポイントについてご紹介します。

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楽天で集客!検索上位になってユーザーを呼び込もう!

SEO

楽天市場で集客する上でも最も重要な流入口となるのが楽天検索です。

Googleなどサーチエンジンのオーガニック検索ではなく、楽天検索において上位表示されるための楽天SEO対策こそが売り上げアップの鍵を握ると言ってよいでしょう。

楽天での売り上げに伸び悩む出店者はSEO対策が急務

楽天での売り上げを増やすには、なによりまず楽天検索における商品の露出度を高めなくてはいけません。なぜなら、楽天市場における売り上げのおよそ6割から7割は、楽天検索からの流入によるものだといわれているからです。商品をどれだけ検索上位に表示させられるかがアクセス数を決め、最終的な注文数にも直結しているというわけなのです。

さらに、楽天検索からの売り上げのうち、実に75%が最初の1ページに掲載される商品によって占められていることもわかっています。最上位に表示される1割が広告だとして、1ページ目に掲載される商品数はおよそ45アイテム。このなかに商品を送り込むことこそが楽天におけるSEO対策のひとまずの目的であり、楽天で売り上げアップするうえで欠かせない施策といえるでしょう。

検索結果に影響を与える楽天アルゴリズムを構成する要素

厳密には商品カテゴリーによって異なりますが、現時点(2018年6月)では、以下の要素が検索結果に影響を与えると考えられています。

  • キーワード
  • 売り上げ件数
  • 売り上げ高
  • タグID設定
  • レビューの数

売り上げ件数と売り上げ高についてはどうしようもありません。レビューの数は、かつて検索結果に大きく影響を与える要素でしたが、無意味なレビューが増加したことに伴い、現在はSEO上の重要度を大幅に下げてしまいました(送料無料など特典を付与する代わりにレビューを要求することを楽天側も禁止しています)。対策可能なのは、キーワードとタグID設定ということになります。

最も重要な要素といえるのが「キーワード」。
楽天においては、以下の項目において検索の対象となっています。つまり、以下の項目のなかにキーワードを入れ込む必要があるということ。

使用する端末に関係ないもの

  • 商品番号
  • 商品名

PCかアプリを使用する場合のみ

  • PC用のキャッチコピー
  • PC用の商品説明文

PCを使用する場合のみ

  • PC用の販売説明文

スマートフォンかガラケーを使用する場合のみ

  • モバイル用キャッチコピー

スマートフォンを使用する場合のみ

  • スマートフォン用商品説明文

ガラケーを使用する場合のみ

  • モバイル用商品説明文

端末別にかなり複雑になっていますが、上記のうちとくに重要なのは、「商品名」と「キャッチコピー」。この2項目の対策が最優先事項であることを押さえておきましょう。

検索アルゴリズムの変更には常に注意が必要

2018年までのおよそ10年、楽天の検索アルゴリズムは常に変更されてきました。レビューの数のように、SEO上の評価が変わるものもありますが、「商品名」と「キャッチコピー」に関しては、アルゴリズム導入以来、重要度は高いままです。

現時点では、大きな検索アルゴリズムの変更は確認されていませんが、検索アルゴリズムに手が入れられると、従来のSEO対策が意味をなさなくなるため、常に注意しておく必要があります。

楽天市場のSEO対策を紹介!これで集客はバッチリ!

旅行サイト検索

楽天市場において、商品を検索上位に表示させるために欠かせないSEO対策。その基本編として、自分でも簡単にできる、優先的に取り組みたい事柄についてご紹介します。

上位表示するためのキーワードの効果的な見つけ方&入れ方

商品を検索上位に表示させるための鍵を握るのは、最適なキーワードを見つけられるかどうか。最も基本的な方法として挙げられるのが、次の2つです。

  • 楽天キーワードサジェスト
  • 注目キーワード一覧

「楽天キーワードサジェスト」とは、ユーザーが頻繁に検索するキーワードを提案してくれる機能のこと。楽天市場の検索窓にキーワードとスペースを入れると、楽天市場においてよく検索されている人気のキーワードが10個表示されるので、まずはこのキーワードの対策から始めましょう。

「注目キーワード一覧」とは、商品ジャンルに関係なく、楽天市場内で最も検索されているキーワードがランキング形式でピックアップされているページのこと。このページを見ることで、いま何に注目が集まっているのか、何が売れているのかがわかり、ホットな商品と関係するキーワードをチェックすることができます。

「母の日」「バレンタインデー」などのイベント・季節需要はもちろん、メディアで取り上げられたことで注目を浴びたときなどに生じる「特需系キーワード」も見逃さないためにも、常に確認しておきたいところです。

とくに重要!「商品名」「キャッチコピー」のSEO対策方法

上記でも触れましたが、検索対象となる項目のなかでとくに重要なのが「商品名」と「キャッチコピー」です。楽天市場では、「商品名」の文字数に127文字という上限が設定されています。ところが、スマートフォンを使用するユーザーには、30文字ほどしか表示されません。ユーザーが使用する端末がPCからスマートフォンに移行しつつある現状をふまえると、スマートフォン向けの検索に最適化させるのがおすすめです。

具体的には、重要な順番にキーワードを配置するということ。メーカー名やブランド名、商品の名前、色やサイズ、特徴などを30文字を目安に羅列していくのがよいでしょう。

「キャッチコピー」は、「商品名」に入れられなかったキーワードを記入して行きます。イベント名(「クリスマス」「お正月」など)や季節需要(「敬老の日」「こどもの日」など)のほか、検索文字のゆれを考慮したキーワード(「引っ越し」「引越し」「引っ越」など)を入れておくのがよいでしょう。

検索順位チェックツールを活用する

特定のキーワードごとに、どんな商品が上位に表示されているのかをチェックするのは骨の折れる作業。検索順位チェックツールを活用することで、効率よく状況を把握することができます。

初めての方におすすめなのが、無料で使える「検索伝令くんLight」です。毎日、指定したキーワードの検索順位がメールで届いて便利。前日と比べて順位がどう変動したかがすぐにわかります。半年前にまでさかのぼって変動の推移を確かめることもできます。

他にも多機能なツールがたくさんあります。必要に応じて有料のものも試してみるとよいでしょう。

クラウドソーシングで楽天での集客に関するプロの力を利用するという手も!

SEO
現在のように検索アルゴリズムに変更がない状態では、検索上位が固定化する傾向にあります。商品の露出度を高めるためには、ご紹介したような基礎的な楽天SEO対策以外にも、さまざまな施策が欠かせません。

SEO対策専門家が多数在籍

効率よく集客するためには、クラウドソーシングを利用してSEO対策を外注するというのもおすすめです。クラウドソーシングには、知識と技術を備えた人材が多数在籍。SEO対策を全面的に安心して任せることができるので、日々の業務に集中することができます。

売り上げをアップさせるための施策には相応の知識や時間、手間がかかるもの。検索アルゴリズムの変更など、新しい情報への目配りを怠ると、きちんとSEO対策しているつもりでも、かえって逆効果になることもあります。

マッチングのプロが最適なフリーランスを獲得

従来であれば、SEO対策はコンサルティング会社などに依頼するのが一般的。ややハードルが高い印象がありましたが、クラウドソーシングなら、専属のアドバイザーが最適なフリーランスに依頼。目的に合わせたピンポイントなサポートで、低コストで効果的なSEO対策を実現します。

SEOを徹底したWEBコンテンツの充実で流入を強化

SEOを徹底したWEBコンテンツによって流入を強化したいという場合にも、クラウドソーシングが有用です。SEO対策に長じたライターが多く在籍しているため、時間がなくて作成がままならない集客に効果のあるWEBコンテンツも、気軽に外注することができます。

楽天ではクラウドソーシングを活用した一つ上をいく集客を!

ライバルがそれぞれにSEO対策を尽くし、しのぎを削りあう楽天市場。ちょっとした対策の遅れが、命取りになることも十分にあることです。クラウドソーシングも活用した一つ上をいくSEO対策で、ぜひともレッドオーシャンを勝ち抜いてください。

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