看板は、お店や目的の情報を掲げることで、より多くの人の興味を引ける集客アイテムです。店舗をオープンするときやリニューアル時、イベント時など、さまざまなシーンにおいて活躍する看板ですが、看板デザインを依頼する前に知っておきたいことが、費用の相場ではないでしょうか?今回は、看板デザインの見積りプランや発注依頼先オプションなど、費用に関する情報をわかりやすくご紹介します!※本記事中の費用相場はあくまで目安で参考値です。

目次
看板デザインの費用・デザイン料金の相場は何で決まる?
看板のデザイン料金の相場は一体いくら位なのか?ここでは、料金の相場について詳しくご説明します。一般的な相場は2万円~4万円ほどであり、看板デザインに関する費用は、デザインの要素や材料によって変動します。ここでは、看板デザインを外注する際にかかる費用が、どのようにして決まるのかを見ていきましょう。
デザインの部分
看板でもっとも大切なデザインの部分は、費用を決定する上で大きな要素になります。看板デザインには、お店のイメージをはじめコンセプトや看板の目的などが、ひと目でわかるようなインパクトが必要。
ハイテク技術が進んだ現代では、看板デザインも多様化していると言えるでしょう。デザイン部分による費用は、大きく分けると利用素材とデザインの難易度によって変動します。
ロゴや画像などのデザイン素材
看板デザインの中に入れる素材によっては、価格が大きく変動する可能性があります。たとえば、お店のロゴは他社との差別化をはかるという意味で、看板に入れることは効果的です。ロゴの製作を一から依頼することになれば、デザイン料金はその分高くなります。
また、お店のタイプによっては画像を入れたほうが、より明確に目的が伝わりやすい場合もあるでしょう。画像における準備や加工処理の有無なども、価格決定に関係してきます。その他には、イラストの作成やレイアウト、デザインの大きさ、カラーバリエーション、コピーライティングの有無なども価格が変動するポイント。
修正を依頼する際に追加料金が発生することもあるため、事前によく確認しておくことも大事です。
デザインの難易度
デザインはシンプルなほうが効果的なこともあれば、凝ったもののほうが見栄えすることもあります。デザイン構成が複雑で時間がかかるものなどは、費用も高くなるのが一般的です。
材料
看板デザインの価格は、出力する材料によっても変動します。たとえば、アルミやスチールを使用した看板に出力するのか、またはイベント時などによく使用するパネルに出力するのかによっても、デザイン料は変動。さらに大判の看板にしようと思ったときには、アルミやパネルなどを複数枚つなぎ合わせて製作するため、その分費用が高くなります。デザインを依頼する際には、出力材料や大きさについても事前に相談しておくようにしましょう。
看板デザインの企画の流れと3つの見積り・費用プラン
看板デザインを依頼する際は、どんなステップを踏んでデザインが製作されるのか、流れを把握しておくとスムーズに事が運びます。問い合わせから納品までの一般的な順序は、下記の通りです。
- 1.問い合わせ・相談
- 2.企画・提案に沿って見積書の作成を依頼
- 3.発注
- 4.素材やデータ、資料があれば提出・デザイン作成開始
- 5.デザインの決定・初稿提出
- 6.修正・再提出
- 7.納品
それでは、看板デザインを申し込む上での3つのプランオプションと、それぞれの費用の相場も確認していきましょう。
1.完全おまかせプラン
看板デザインの企画から完成まで、プロにすべておまかせしたいという人は多いでしょう。お店や看板の目的イメージについて、できるかぎり依頼先と共有することが成功の鍵につながります。
完全おまかせプランにする場合は、過去の実績例などから依頼主の持つデザインセンスを見極めることがポイント。プロの視点から企画やコンセプトの提案を受けて、斬新なデザインを期待する方や企業様におすすめです。費用の相場は4万円~6万円。
2.一部持ち込みプラン
アイデアや原稿などが手元にあり、ある程度のデザインイメージを持っている場合は、その分時間も短縮できます。プロの意見を聞きながら、方向性を共有してデザイン製作作業を一緒に進めていくプランです。認識の相違がないように、打ち合わせは綿密に行うことがポイント。費用の相場は2万円~4万円です。
3.企画持ち込みプラン
看板デザインに関する企画が完成していて、データや素材・画像などが提出できる場合は、コストもその分抑えられます。さまざまなデザイン要素も関係しますが、一般的には1万円~3万円くらいと考えてよいでしょう。すべてのデザインにおいて指示を出せることが基本であり、レイアウトができ上っている場合などにおすすめです。
費用の見積りはどこに頼む?看板デザイン製作の発注先オプション
看板デザインの発注先についても、どんなオプションがあるのかを知った上で、慎重に選びたいもの。ここでは、3つのタイプの依頼先について、メリットやデメリットなどの特徴を詳しくご紹介します。
看板製作会社
看板製作会社は、トータルパッケージとしてデザインから施行までを請け負っているため、1つの会社ですべての作業が完了する手軽さが魅力です。主なメリットとデメリットは以下の通り。
価格競争も激しいため、リーズナブルな価格設定がメリットです。ただ、デザインの斬新さやクオリティという面で考えると、当たり外れはあると言えるでしょう。
デザイン製作会社
デザイン製作会社には、ロゴや看板などのデザインにおけるプロフェッショナルが集まっています。そのため最新の技術を駆使した、高いパフォーマンスのデザイン製作が期待できることが最大のメリット。
- メリット:リーズナブルなパッケージ価格設定
- デメリット:デザインの斬新さに欠ける
デメリットとしては、価格設定が高めなことが多く、修正対応のたびに追加料金が発生するケースもあります。会社によって、さまざまな料金体系があるため、事前によく確認してから依頼することが大事です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングでは、サイトを利用してフリーランスにデザインを依頼することができます。フリーランスのデザイナーは、、経験豊富な実力者が多いのが特徴です。また、募集方法をコンペという形にすると、デザインを募集・比較した上で、決定できることがうれしいポイントです。また、価格も自分で設定できるため、効率的と言えるでしょう。
- メリット:自分で価格設定ができて、多くのデザインから選べる
- デメリット:利用手数料がかかる
ただ、クラウドソーシングを利用するためには、手数料が発生します。しかし、手数料も踏まえた上で価格を決定すれば、問題ありません。
看板デザインの費用はクラウドソーシングの利用がお得!
看板デザインの費用の相場は、デザインを構成する要素やプラン、依頼先によっても変動することをご紹介しました。実際に、看板デザインの発注に向けて、イメージが膨らんできたのではないでしょうか?
看板デザインの作品を実際に比較できるという点において、クラウドソーシングは高い人気を誇っています。フリーランスなら納期も柔軟に対応してくれるケースが多く、個性的なデザインが手に入る可能性が高いためおすすめです。世界に一つの看板デザインを、適切な費用で効率的に製作して、集客効果をアップさせましょう!
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