恋愛・学園モノのライトノベルのカラー表紙(登場人物三人) - 山口 諒の提案

山口 諒の他の提案

提案文 :
ayatogahara様

初めまして。
kyoushirou2014と申します。

作品を精読させていただきました。

とても惹きこまれ、あっという間に読めてしまいました。

以下、今回の依頼への思いと、ご提案の詳細を書かせていただきます。
長文で失礼します。


【小説の内容について】

恭介、有理は過去のトラウマが明らかになることで、前半の心情の描写に厚みが増して、
人間的な魅力を感じさせてくれました。

エミリンは、要所要所のセリフや行動にときめかせてくれて、個人的にはとても好きなキャラクターです。
特に、恭介をもじもじしながらデートに誘うシーンと、
帰りに「責任」をとるシーン、「口に手でメガホンを作り叫ぶ」シーンは悶えました。


恭介の、導入での落ちこぼれ感が、その後の有り余るほどの人間的魅力で補われ、
有理やエミリンが恋心を抱くのに十分な説得力があります。
彼の誠実さや、有理、エミリンに対する愚直な振る舞いに好感を持ちます。

知的な題材を用いながら、各人物の人間味豊かな様子が丁寧に描かれているので、
出来るだけ細部までこだわった表紙のデザインをさせていただきたいと思いました。

個人的には、コスプレをしたプレゼンがどのようになるのかが気になって仕方がありません。


【制作にあたっての意識としまして】

目標としては、「ありきたりなラノベの表紙」から脱却して、
「作品の個性」を重視した構図を考えました。

依頼者様の作品を、読み手が見て、表紙が「他のラノベと違う」または「内容を知りたい」と思うようなデザインを
目指したところ、このようなイラストになりました。

個人的には、商品を手に取って、表紙がありふれた感じですと、
内容を確認する前に流してしまうことがあります。
「目に留まる」のが狙いです。
そこから始まる部分は大きいと思います。

特に「色味」が与える印象は強いと思いますので、
そこを意識し、パッと見の独創的な雰囲気から、細部へと視線を引きこんで魅せるように
工夫しました。

依頼者様の作品そのものが、よくあるラノベとは一線を画していると感じるので、
表紙もそれに準じたものであるのがいいと考えるのです。


尚、語り手が恭介ですので、中心に彼を配置しました。
有理とエミリンに挟まれてる人間関係の示唆にもなるかと思います。


【補足】

勝手な想像なのですが、今回のような、ご依頼の方法ですと、
依頼者様の作品に対する共通理解が乏しいままの表紙作成となってしまうと思います。

ですので、私のご提案は、イメージのプレゼンと、お考えいただいて、
仮に採用していただいた場合、しっかりとヒアリングさせていただいた上で、
修正加筆を行いたいと存じます。

私は趣味で拙い物語を書くことがありますが、その挿絵などを、
掘り下げたお話もなしに、どなたかに描いていただくのは、
些かの抵抗があります。

これも私の勝手な憶測ですが、キャラクターや設定など作り込まれていらっしゃるので、
この3人の物語の、完結したその後的な裏話なんぞあったりはしませんでしょうか。

読ませていただいた内容に限っては、3人が一堂に会するのは、
研究室と医務室ですので、表紙の背景が限られると思いますが、
そういった裏設定がおありでしたら、そのワンシーンを表紙にして、
物語のあとがきにある裏設定を読んだ読者が、
「この場面がそうだったのか…!」と、
物語完結後の余韻を楽しめる布石にする方法もあるかと存します。

補足は、素人目の戯言ですが、ご提案させていただきたかったのです。


最後に、
満足いただけるまで、どのような細かい修正も対応させていただきます。
もちろんゼロから描き直しも承ります。
せっかくの素晴らしい小説作品ですので、
いいものをこだわって作りたいのが心情だと思います。
そのお手伝いをしたいと願うばかりです。


長々とすみませんでした。
どうかご検討くださいますよう、お願い申し上げます。

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ランサー情報

山口 諒 (kyoushirou2014)
個人 イラストレーター 三重県 実績 4

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