提案文 :
happyvillagesa様
はじめまして、YorKと申します。
コンペに参加させて頂きます。
■コンセプト
御社の社名になっている'happy'と'village'という単語の組み合わせ、および社名の響きから楽しさ、暖かさが伝わってきます。
よってロゴマークを制作する上で重要になってくるのは、社名の綴りや響きをそのまま視覚表現してしまうのではなく、しっかりとイベント・広告関係の企画/制作を行っている企業であると認識してもらうロゴマークでなくては行けないと思います。
大前提として、ターゲットは子供ではなく、企画やイベントを実際に行うクライアントです。おそらく社名の綴り・響きをそのまま表現してしまうと、トイザラスのような子供をターゲットにしたロゴマークになってしまうでしょう。
よって’happy’や’village'からイメージできる形・記号を使用しない、コンセプトを重視したロゴマークが必要であると思われます。
以上のことを踏まえ、「溢れる企画・アイディアで、人に喜びを提供する企業」というコンセプトでデザインしました。
■マーク
かわいらし過ぎるマークは避けるべきですが、企業コンセプトが「イベント業界では大切な、人を喜ばせる【happy】」「1つのイベントを皆で作りあげるチーム【village】」である以上、マークにこれらの要素は不可欠です。
「溢れる企画・アイディアで、人に喜びを提供する企業」というデザインコンセプトに暖かさ、楽しさ、幸福感という要素を加えたのがこのマークです。
このマークには大きく2つの形状的意味があります。
ひとつは水がタラーッと足れる瞬間を表した形で、もうひとつは漫画で見られるような’吹き出し’、英語で’Speech balloon’と呼ばれる形です。
’溢れる出る企画・アイディア’を’溢れる出る美味しそうな水(汁)’に見立てて表現することで、「あそこの企業は美味しそうな(楽しそうな)企画がありそうだな」と、思わずクライアントがそそられることを意図しています。
そして、ロゴタイプ(happy village)の'village'から’吹き出し’が出ているようにデザインすることで、チームで企画/制作をしているというメッセージを投げかけています。言い換えると’吹き出し’は企業としての発信性の意味合いがあります。
また、吹き出しに'hv'と社名の頭文字が入ることで、「私たちはhappyvillageです!」と言っているようにも感じられます。
’hv’の文字はあえて円の中心からずらしスペースを設けることで、マーク自体のバランスを整え美しさを持たせています。
■文字
’happy’と’village’のそれぞれの単語的認識が高いため、社名をそのままロゴタイプにするとそれぞれの単語が孤立し、1つの社名でないような感覚になりました。
よって単語の間にスペースを入れずに’happyvillage’と続けて表記するロゴタイプをお勧めします。それぞれの単語の線の太さを変えることとで2つの単語であると認識させると同時に、読み方としてもハッピーヴィレッジと読んでもらえます。
フォントは企業としての誠実さを大事にしつつも、楽しさや暖かさを感じられる少し丸みのあるフォントを使用しています。時代性のあるフォントなので企業としての成長力を印象づけることができます。
※念のためスペースをとったロゴタイプも用意しました。(添付ファイル3)
■カラー
明るい青をベースにぐ少し若々しさ・成長力を意識したグリーンを使用しグラデーションで企業カラーを作成しました。
その他、青を基調としたカラーバリエーションを用意しました。(添付ファイル4)
デザイン修正、お気に入りのマークとロゴタイプの組み合わせなど、ご要望等がございましたらお知らせください。
ご検討よろしくお願いいたします。
2010-04-14 09:53:45