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「あるインターネットサービスでネットワーク効果が働くと、1ユーザーあたりの利益が伸びる」ことの調査 - am-kikakuの提案

「あるインターネットサービスでネット... - am-kikakuさんの提案詳細

提案文 :
1.係数や調査結果のサマリ

PCの市場において、Windowsは、Macintoshよりも先に量的に普及したことで、ソフトウェアベンダは、Windows向けのソフトを優先して開発。そのため、他種類のWindows向けのソフトウェアが提供され、Windowsユーザーは、より多くの選択肢の中からソフトウェアを選べるという「利益」を得てきた。

だたし、一つの市場におけるデファクトスタンダードが決定していても、「逆転」が不可能というわけではない。
アップル社は、iPhone・iPadの普及により、スマートフォン・タブレットの市場で自社製品の機能に消費者を慣れ親しませることに成功。その上で、PCをあらゆるデジタル機器のハブとして機能させる戦略を打ち出した。iPhone・iPadのユーザーにとって、iTunesやApple Storeなどのネットワークサービスを利用できるMac OSを搭載したPCを使うメリットを向上させ、結果としてMacintoshのPCのシェア増加、「逆転」につながっている。


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2.調査結果の参考として使用したもののURL
3.いつ時点のデータか(日付)

◯前半(かつてのWindows優位の時代):2005年記事
http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0505/16/news093.html
 
↓ 10年後

◯後半(iPhone・iPadによるアップル社PCの逆転時代へ):2015年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasmin/2015f/0/2015f_164/_pdf/-char/ja


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4.回答に関する補足

上記の例を見ると、一旦は、WindowsがPC市場で普及し、ネットワーク効果が働いたために、「ソフトウェアの選択肢が多くなる」という「ユーザーにとっての利益・価値」が高まった。
そして、およそ10年後、PC市場ではなく、スマートフォン・タブレット市場でアップル社が大きなシェアを獲得し、そこでのネットワーク効果を活用し、「デジタル機器のハブとしてのPCの使いやすさ」という新たな「ユーザーにとっての利益・価値」を打ち出すことで、シェアを拡大し、PC市場での逆転が起きている。

このことから、「一つの市場でクリティカルマスを超えるユーザーを獲得すれば、ネットワーク効果によって、ユーザーにとっての利益・価値が伸びる」こと、さらに、一つの市場の範囲を超えて、「ユーザーにとっての利益・価値」を新たに打ち出すことができれば、逆に、他の市場の中でのデファクトスタンダードになり得る、ということも示しているといえる。
2018-11-19 19:21:57

ランサー情報

am-kikaku (am-kikaku)
個人 ライター 東京都 実績 90

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