シナリオライター　脚本家　草木国土悉皆成仏　原点回帰が理念の映画（宗教色はありません）の仕事

見積もり募集の結果

見積もり募集の内容

依頼の目的・背景

企画モノの映画脚本作成
原作なし（草案あり）
ロケーションは静岡県南伊豆町〜都内〜神奈川県葉山町
シナハン時原案のオリエン

①★神奈川県葉山町（京急バス真名瀬バス停）
②★静岡県賀茂郡南伊豆町（銀の海）貸しコテージ
③★静岡県賀茂郡南伊豆町（東海バス日の出が浦バス停）
④★静岡県賀茂郡南伊豆町大瀬区（南伊豆認定こども園〜隣地空地）
⑤★山形県鶴岡市（映画館の廃墟）
⑥★都内のオフィス街
⑦★神子元島

シノプシスはＣＭ撮影の為の宿泊場所②からはじまり④（全盲のマダムＡが管理する「会員制クラブ」）に移行④で女優Ａ（イメージ⇒北川景子）とカシニョールが描く女のイメージを持ったマダムＡ（イメージ⇒草刈民代・遊井 亮子・石田ゆり子）の掛け合いが中心
再度女優は④を訪れ自己の現況に疑問を感じる、女優には夫（イメージ平山浩行・塚地武雅）に子供（幼稚園年長）がいる


【女優出立】

出立は貧しく東北の出身（山形県鶴岡市）父親は映画館を経営後に映画文化が不況となり多額の借金を背負い自害、祖父母に育てられる
幼少の時より映画館経営と共に映画技師である父親の傍らで映画に親しむ

好きな女優オードリーヘップバーン
・・・・・監督フェデリコ・フェリーニ・チャプリン
・・・・・作品穢れなき悪戯・自転車泥棒


【マダム出立】

8歳〜10歳で病気の為全盲に、家庭は裕福で父親は貿易商を営み大学のヨット部からのヨットマン
母親は音大出身のピアノ教師
失明後も母親の切望で幼稚舎小中高一貫教育のカソリック系女子学園に通学という異例
盲目のバレリーナ「アリシア・アロンソ」に感銘を受け3歳から始めたバレーを失明後も続けた
ジュリアード音楽院に入学するも音楽の限界性を感じ中退
帰国後母の後を継ぎ葉山で音楽教室で子供にピアノと声楽を教える

父親がヨットで航海中洋上で心臓発作で死去
後を追う様に母親も死去

〜（現在想定中）


40歳を迎えたころ相続税納税の為葉山の豪邸を売却
残額で幼少期に両親に連れられ行った葉山の海岸からは江の島に沈む太陽が・・
通園の為毎日利用した小屋付きのバス停・・・
脳裏に焼き付くロケーションに似た土地を購入
会員制クラブの管理人になる




＃＃＃＃
会員制クラブが「中々の曲モノ」である「何も無い贅沢・拘束のある歓び」草木国土悉皆成仏が理念で原点回帰をコンセプトワークとする
金があっても会員にはなれず・・・地位があってもなれず・・・名誉があってもなれず・・・
いったい何が会員資格なのか？・・・・

クラブは2〜3の小屋に区切られ飲食の提供はない、接客サービスもない
2～3の小屋には「カヌー（カヤック）」「バイク（自転車）「ツール」（ハンドツールの全て）
が格納、スクーリング無

他に
「読書」（人生で読むべき本が蔵書されている）
＃当該企画理念からは大凡「ちぐはぐ」と思える設定の＃
「娑婆」(syaba)とネーミングされたＮＹサウスブロンクスをモチーフとしたＤＪバー（不定期で年に数回開錠される）

敷地は芝生にハンモックのみ
許される言語は「ごきげんよう」「何かお困りですか？」「何かお手伝いしましょうか？」「教えてください・お手伝いください」のみ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＃＃＃
女優はクラブの存在意義を痛切に感じマダムに強い関心を抱く
暴力的で他の園児と馴染めない自閉症の子供と仮面夫婦を演じる夫の関係等の人間模様

女優とマダムの掛け合いは広義では人類の「先人」が「後身」に遺すメッセージであり傍観者（観客）はその掛け合いを見て「老」は「若」に何を伝えていくべきか？
「若」は「老」からのメッセージをどのように受け止めやがてのわが身「老」になった時
「若」に何を伝えるべきか？
「男」は「女」を・・？「女」は「男」を・・・
「女」にとって同性の「女」を・・
「親」にとって「子供」とは・・
「健常者」から捉える「障碍者」とは・・・
「障害者」から・・・・「健常者」とは・・・
「人類」にとって「地球」「自然界」とは・・・

本編大部分は女優とマダムの掛け合いで費やし過去及び既存の映像表現の既成概念を覆し、朗読小説・読み聞かせ並みに「セリフ」「抑揚」に重きを置いた演出と演者の表現力が要求される

全盲の方にも体感して頂ける「映画」
因って「セリフ」「空気間」「雑音」の高低・幅等全てにおいて拘る

盲目の方の繊細な顔の表情・立ち振る舞い・所作による行動表現を

記事の分野

映画ドラマシナリオ

記事タイプ

映画シナリオ　原作企画からの参加

作業範囲

• 構成
• 取材
• 編集

画像枚数

画像の用意は不要です

依頼詳細

徹底的に取材し編集全編で全盲の方に立ち会って頂き思い浮かべる「臨場感」を聞き取りし
実際のビジュアルと相違した場合徹底的に擦り合わせをします

尺は概ね90～110分
簡素化すれば人間も広義で捉えれば「動物」「生物」の一種には過ぎず一個人・一家族も先祖から祖先への通過点であり「繋ぎ」にしかすぎず
但し「過ぎない・・・」のかもしれませんが
大切に先祖から受け継いだものは大切に「後世」にバトンタッチする「義務」があります
それは自然界の一員という事を自負し「様々な種」（動植物・環境全ての現存）を何一つ減らす事無く
遺す（遺産）にするべきであります

ですがここのところの産業革命の頃から人類は「便利さ」を追求するがあまりに
西洋哲学を基本とした「人類至上主義」を良とし手段を択ばず「争い」「破壊し」を
豊かさの為の「功罪」といわんばかりにそれを正義付けで発展・豊かさを求め続けました

その結果環境破壊はもはや限界まで進み、発展途上国の膨大な人類が
欧米列強が進んだ軌跡を同じく辿ろうとしています

この状態を皆うすうすは感じているが・・・警鐘の潮流はまだまだであります



マダムは自分の生い立ちからまた全盲が故の悪しき経済活動人類のしがらみから
時空をを隔てた生き方をしており



セリフの一部に下記のようなセリフがあります



”マダム”

『わたしは目が見えないでしょう、だから見えないのよ、醜いものも、様々なしがらみもね、でも美しいものも、素敵な出会いもないけれど・・・だから見えていたあの頃で時も気持ちも止まってしまっているの、健康なあなたたちは美しいものをたくさん見る事が出来、素敵な出会いがたくさんあっていいでしょう？・・でもきっと、、時には目を覆いたくなるような残酷だったり醜いものを目の当たりにしたㇼ、辛いしがらみに心を痛めるあるのかもしれないわね・・・・戦争？・随分と年を重ね、弁えた大人が憎みあうが如く
喧嘩？するのかしら、ネ？・・もしも幼いころのまま。。。幼いころに戻れるなら、きっと憎みあって傷つけあう様な争いはしないと思わない？・・そもそも『憎しみあって・・・』いるのかしら。。ネ？・・』）





すさんだ俗世に身を置く者たちを奔流へ導くためへと・・・
会員制クラブを開設した（狙いは名だたる企業のそして有識者といわれる権力者をこのクラブに招き入れ「原点回帰」に導くためであった）

偶然にクラブに紛れ込んだ女優はマダムの人柄理念にそして透け感のある「天使」の様な
飾り気のない美貌に風体に傾倒して性を超えた憧れを抱くと共に
自らの「造られた美」「作られた地位・名誉」「虚構の生活」・・・
と比較するたびに「背徳感」に満ちていき行き場のなさをおぼえる・・
2.3度クラブを訪れた女優はマダムの一言で全ての「苦」から解放される

やがて女優は幼少のころ父親の映画館で観たヘップバーンに憧れ女優になったが
実は「ヘップバーンが演じる劇中の中の『生活』であり『家族』に憧れたのだ・・・」という事に気づいた、不運にも幼少で愛する父母を失い家庭を失った女優とすれば当然の事だった

そして「夫」「子供」「家庭」がありながら忙しい・世間に通常に晒せない理由にして
幼少のころ夢見た『愛する家族との生活』を自らが遠ざけ粗末にした事を恥じ
女優をやめる決断をする・・・

他方マダムも幼少のころ両親も家庭も失ったが全盲が故に俗世に染まらず
純粋に純朴に時を過ごしてきた。。。しかし愉しかったあの家族は脳裏に刻まれたまま
再度愛する「家族」との生活は叶わない・・・
この両者のある意味類似した幼少期境遇でありながら
全く違う人生を辿るが、時期は違えど何かを悟り後世に繋ぐため「ゆっくり」「清く」生きていく

草木国土悉皆成仏が如く「他を思いやり」「我を誇張せず」自然界の中で草木と共に
時を共にし・・・やがて果て次へと・繋ぎます・・・「女優は自分の子に託して」・・・「マダムは心を」




単なるアイデンティティの流布ではなく「現代人が今すべきこと」のコンセプトワークであり
その「形状」「方法」が今回の「映画」であり
配給会社には振らずに
全国の行政所轄の「市民文化会館・ホール」等で無償巡業公開します
この際「冠」をかけます（企業スポンサー）

原作からシナリオに落とすのがいいのか？
シナリオから作り上げていくのか？
後者が進行も早く出来栄えが美しい気がします


昨今のタレントのプロモーションの為や無駄金の捨て場所としてのバイオレンス映画の様な「俄かエンターテーメント」作品ではありませんので
撮影現場でのディレクションではなくほぼほぼ「シナリオ」のセリフとト書きで
演出は完結成立しますので繊細で完璧な取材（特に全盲者の所作や仕草等・・・）を基にした
造り込みが必要になります


敢えてのログラインで述べよというならば
『今わたしたちがせねばならない『一つの事』・・・を二人のオンナが皆さんにお伝えします』
でしょうか

記事数

1

文字数

設定なし

記事単価

設定なし