清水 希枝 さん / ライター
北海道在住。前職では海上保安庁に所属し、巡視船で船舶料理士とヘリコプター降下員として勤務。退職後、フリーライターとなり4年後に開業。2児のシングルマザーとして、育児と家事、仕事の両立をはかる。前職時代に得た、全国に広がる友人のネットワークを活かし、リアルな声を記事に。記事単価数万円の「質」を求められる依頼が増えてきた。
「Lancer of the Year」とは、2015年からスタートした、スキルや経験を活かし、時間や場所にとらわれない新しい働き方を体現しているフリーランスの中から、次世代ワークスタイルのロールモデルとなる個人を表彰するセレモニーです。
ママはキミたちのことを、ずっと隣で見守っているよ。
シングルマザーが選んだ働き方、その努力の理由。
海上保安庁勤務を経て、フリーライターとしての働き方を選びました。シングルマザーということもあり、育児と家事、そして仕事を両立する必要がありました。また長男が待機児童であるため、仕事をするなら在宅ワークが必須だったのです。ライターという仕事については、まったくの未経験。最初は単価の低い記事作成を、コツコツとこなしていくスタートでした。実績を積んでからは指名での依頼が増えましたし、少しづつスキルが高まっていくのを実感しています。この働き方の魅力は、子供との時間を優先できること。執筆する時間帯は夜間が中心になりますが、多少の無理をしてでも家族のために頑張りたいです。昨年のクリスマス前、4歳になる娘から「いつも寝ないでお仕事頑張っているから、寝んねいっぱいプレゼントしてあげたい」と言われました。そんな言葉が何よりのプレゼント。子供の成長をずっと見守れる働き方が、ベストチョイスだと心から思います。