則岡 麻里絵 さん / 翻訳家
ロサンゼルス在住。1児の母。以前は病院や製薬会社に勤務。渡米後、労働許可証がおりるまでの仕事として、運動科学の学位・医療系の知識を活かした翻訳・文字起こし・データ収集を担当。現在もコンサルティング企業に務めながら、翻訳案件を受注。アメリカに住みながら、日本の業務を手掛ける。趣味はジョギングやヨガなど、身体を動かすこと。
「Lancer of the Year」とは、2015年からスタートした、スキルや経験を活かし、時間や場所にとらわれない新しい働き方を体現しているフリーランスの中から、次世代ワークスタイルのロールモデルとなる個人を表彰するセレモニーです。
履歴書に書けるような仕事は、諦めていた。
海外で暮らしながら、“得意”を活かして日本の仕事。
アメリカへ移り住むことになり、東京で携わっていた仕事を探すのは難しいと思っていました。ところがランサーズには、自身の経験を活かせる仕事がたくさんある。当初は、アメリカでの労働許可を持っていなかったため、履歴書に書けるような仕事は諦めていました。それが、小さな子供を抱えながらでも働けるなんて。身を持って、働く場所を選ばない時代になったと感じました。やり取りはメールで完結できますので、働く上でのハードルは何もありません。子供の都合に合わせられる分、むしろ好都合だと感じています。また、お会いすることは叶いませんが、親切なクライアントにたくさん巡りあえて。思い出深いのは、はじめて出版翻訳のお仕事をいただいたときのこと。担当した書籍をに手にしたときは感動しました。この働き方が普通になり、フリーランスだけで生活が安定したら素敵ですね。通勤のストレスがない分、若さを保っていけるんじゃないかって (笑) 。