提案文 :
氏名:みゃお(男性、SE)
年齢:37才
彼女と交際がスタートして、はや3年。私29才、彼女35才。5才、年上の姉さん彼女だ。昨年は奮発して、彼女の誕生日に、横浜元町にあるルイ・ヴィトン直営店で、約13万円もするバッグを買わされ、お財布が泣いていたような気が…しかし、彼女も35才。ここで振ったら、何だか罰が当たりそうで怖い…先日、彼女の実家に初めて遊びに行った時、彼女のお父さんが「ふつつかな娘ですが、どうかよろしくお願いします」と、内心「完璧、結婚前提じゃん!」。
ここで大喧嘩でもして、彼女をこの年で振ったら、可哀想過ぎる!よっし!結婚するか!…そう、もうお解りかと存じ上げますが、私が彼女に送るプレゼントは、独身最後のプレゼント「エンゲージリング」です。横浜元町に、品質が良くて、安いお店を事前に、結婚式のバイブル「ゼクシィ」で発見しておいたのです。仕事のヒマを見つけては、ダイヤモンドのお勉強…ダイヤモンドの4C(Carat、Color、Clarity、Cut)をひたすら理解&記憶!結局、予算もあり、0.41Carat、Colorはちょっと覚えていません、ClarityはVS1、CutはExcellentにしました。
次は、エンゲージリングを渡すシチュエーションだ。高校の時からの親友が、専門結婚式場で、ブライダルビデオカメラマンをしていたので、結婚式場とは少々、コネがあった私。居酒屋でその親友と「どうやって渡そうかなぁ?」と、2人で相談していた所、その親友が「うちの教会、使いなよ!」と、提案してくれた。その案に決まり!
実は、彼女には一切内緒で、結婚式場のスタッフ(フロント、演出、照明、音響など)と、事前に念密な打ち合わせをしていた。そう…映画のワンシーンの様なプロポーズにしようと。何も知らない彼女が、フロントの者に教会を案内される。教会は当然に貸切状態。教会の中は真っ暗。彼女が扉を開けた瞬間、サムシング・ブルーの証明が一気に教会内を包みこむ。そして、そっと映画ゴーストで使われた、アンチェインド・メロディーが流れてくる。祭壇に立つ私。彼女にバージンロードの中央まで歩くよう言った。そして私も中央へ。最後に私は片ひざをバージンロードにおろし、エンゲージリングの入った入れ物をスーツのポケットから取出し、フタを開けてこう言った。
「結婚しよう!」
彼女は、快く承諾してくれた。
2011-01-16 09:01:17