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この募集は2019年02月21日に終了しました。

【理系学生・研究者向け】英語論文からの熱電材料データの抽出作業(グラフトレース&試料情報記入)の仕事

【理系学生・研究者向け】英語論文からの熱電材料データの抽出作業(グラフトレース&試料情報記入)に関する仕事・募集案件ページです。クラウドソーシングのランサーズで、データ収集・入力・リスト作成に関する最適な外注/発注先をお探しの方、副業案件・求人をお探しのフリーランスの方はまず会員登録がおすすめです。

タスク作業募集の概要

タスク報酬金額(税込)

1,080円/件

作業件数

90 件

募集期間

20日間

実際の応募実績

タスク作業募集の内容

依頼概要
熱電材料に関する英語の学術論文を読んで、グラフ画像から数値データを抽出し、各データの意味を記入して保存するタスクです。いただいたデータは学術目的のオープンデータとして無料で公開し、世界の熱電材料の研究に役立てます。

■注意■ 
本作業には高度な専門知識が必要となるため、以下の条件のうちいずれか1つを満たす方にお願いします。
1. 熱電材料もしくは無機物性科学の研究開発に現在携わっている方、もしくは以前携わった経験のある方(実験方法などを読んで内容が理解できる方)
2. Starrydataを用いたデータ収集プロジェクトに直接携わった経験のある方

※本タスクは荒らし対策のため1人あたりの作業件数を25件以内に制限させていただいております。通常のランサー様が作業件数制限に達してしまった場合は、同様のタスクを新規に立ち上げますのでそちらをご利用ください。
試料情報の記入が難しい方は本タスクではなく、並行募集している「グラフトレースのみ」のタスクを選んでください。

■作業の概要■
(十分な専門知識のある方で、1本あたり1時間程度の作業と考えています)
1. Starrydata (https://www.starrydata2.org/)上で、まだデータが登録されていない熱電材料の実験系論文1本を検索し、選択します。
2. 論文のPDFファイルを出版社のサイトで閲覧して、熱電特性(ゼーベック係数/電気伝導率/電気抵抗率/熱伝導率/出力因子/性能指数/キャリア濃度など)の温度依存性などのグラフを読んで、グラフの元の数値データを抽出します。
3. 抽出した元データを、図表名・試料名・単位とともにStarrydataに登録します。
4. 各試料の情報(組成、形態、製法など)を、論文を読んで英語で記入します。
5. 全ての収集対象データが登録できたら、その論文のDOIを以下のテキストボックスに申告します。

■注意事項■
以下の場合には、作業内容の承認を控えさせて頂く場合がございます。
1. 作業していただいた論文に、熱電特性データが含まれていなかった場合
2. 論文中の熱電特性データの多くが収集されないまま無視されていた場合
3. データ収集精度が著しく悪いか、単位や桁の読み違えなどのミスが多く改善が見られない場合
4. すでに別のユーザーによってデータ収集が行われた論文に対して、編集という形で作業していただいた場合
5. Starrydataにおける該当論文の最初のデータ登録者と、DOIを申告したランサーが同一人物だと確認できなかった場合

■補足■
本データ収集作業は、他人の著作権を侵害するものではありません。Starrydataでは、論文中の文章や画像などの創作物・表現物は一切アップロードさせず、グラフに描かれた客観的な科学データのみを収集するようにしております。このような行為が著作権の侵害に該当しないことは確認済みです。

依頼した内容

Starrydata web systemにアクセスします。
https://www.starrydata2.org

WebブラウザはGoogle Chromeを推奨します。Internet Explorerには対応しておりません。
Microsoft Edge, Firefox, Safariなどでも大体の機能が使えますが、一部機能で不具合が生じる可能性がありますのでご了承ください。

初めての場合SignUpを押し、アカウントを作成してログインします。
アカウント名は氏名もしくはLancersのアカウント名をご使用ください。

Starrydataにログインしたら、ThermoelectricMaterialsデータベースに入ってください。

(1)データ収集を行う論文を1本選びます。まだデータ収集が行われていない論文は、タイトルの上にfignum:0と表示されていますので、このような論文を選んでください。探し方は、①~③のいずれの方法でも結構です。
①Starrydata内で論文タイトルからのキーワード検索によって探す。
②自分が作業したい論文のDOIをアップロードして使う。
③StarrydataのDatasets>doilistにアクセスして好きなDOIリストを取得し、アップロードして使う。

(2)論文タイトルの下のLinkを押して出版社のページにアクセスします。
そして、論文のフルテキストかPDFファイルをWebブラウザで表示してください。

大部分の論文は、大学や研究機関の回線からアクセスしないと、ログインIDを求められてしまい、フルテキストやPDFファイルが表示できないと思います。
どんな回線からでもアクセスできる論文は「オープンアクセス論文」と呼ばれます。オープンアクセス論文のリストはhttps://github.com/starrydata/starrydata_datasets/tree/master/doilist/OpenAccessに用意してあります。この中から1つのDOIリストを選択し、内容をUpload Papers欄にコピペしてUploadボタンを押していただけば、オープンアクセス論文のリストが作れます。

論文中から以下の熱電特性のグラフを探し、スクリーンショットなどによってコピーします。
横軸:
・温度(Temperature), 温度の逆数(Inverse temperature)
・キャリア濃度(Carrier concentraction), キャリア密度(Carrier density)
縦軸:
・ゼーベック係数(Seebeck coefficient), 熱起電力(Thermopower)
・電気伝導率(Electrical conductivity), 電気抵抗率(Electrical conductivity)
・熱伝導率(Thermal conductivity), 全熱伝導率(Total thermal conductivity)
・出力因子(Power factor)
・無次元性能指数(ZT: Dimensionless thermoelectric figure of merit)
・性能指数(Z: Figure of merit)
など

理論計算データのグラフは募集対象外です。実験データのグラフのみをアップロードしてください。

Starrydataの論文タイトルの下にあるDataを押して、データ登録画面を表示させます。

データ編集エリア右上にあるEditを押します。

Figurename欄に、論文中でのFigure番号(2(a)など)を入力してEnterを押します。
(プルダウンから入力済みのFigurenameを選択することもできます。)

ページ下部にあるWebPlotDigitizerに、グラフ画像のスクリーンショットをペーストします。クリップボードからCtrl(Command)+vなどのショートカットキーでペーストするか、画像ファイルをアップロードすることで表示できます。

グラフが表示されたら、WebPlotDigitizerの指示に従い、軸の校正を行います。

グラフ中の試料からデータを取る試料をひとつ選び、Samplename欄に、論文中での試料名の表記を入力してEnterを押します。
(プルダウンから入力済みのSamplenameを選択することもできます。)
※1プロット点が1試料に対応するグラフの場合は、試料名の入力が困難なため、multisampleと記入してください。

WebPlotDigitizerで対象試料のデータを抽出します。以下のいずれの方法で抽出しても結構です。
①自動抽出 (Automatic Extraction)
プロットの色を選択し、Runを押します。うまくいかない場合は、サイズや色の許容範囲、画像の選択範囲を工夫して再度挑戦してみてください。
②手動抽出 (Manual extraction)
データ点をクリックします。

収集したデータをView dataボタンで表示します。

このテキストデータをクリップボードにコピーして、データ編集エリアの大きなテキストボックスにペーストします。

X軸、Y軸の物理量と単位、桁の数値を、よく確認して入力します。

Saveを押します。

同じ作業をグラフ中の他の試料の実験データに対して行います。

このグラフ画像が終わったら、同様の作業を他のグラフ画像に対して行います。

Data/Reportページ上部の試料名をクリックすると、試料情報記入ページに行きます。
表の右上のEditを押します。

論文を読んで、わかる範囲で以下の試料情報を記入してください。
プルダウンで分類し、その詳細を必要に応じて英語でコメント欄に書いてください。

Compositionは試料の化学組成で、モル比に換算して記入してください。出発組成と分析組成がある場合は、試料組成としてより信頼性の高いと思われる組成を状況に応じて選んでください。
組成式に未知変数が含まれ、論文を読んでも不明な場合は、未知変数を文字として組成式に組み込んでも構いません。

記入が終わったらSaveを押してください。

論文中のすべての試料に対して、同様の作業を行ってください。

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