machinori様
いつもお世話になっております。前回の論文調査ではself-reflectionはある上で、「他の人から指摘されるのを聞くことと、自分の言葉として発することの差」についての実証実験ではないとのことでしたので、仕切り直して調査致しました。
効果的な教授法（講師からの指摘（教育）か学習者中心か）については幅広い分野で長期間検証されているものですので、膨大な調査があります。「自分の言葉として発する」と「他者が発した言葉を聞く」との「差」に関しては、なかなかありませんでした。以下の論文がお探しのものと近いと思いますので、記述致します。
よろしくお願い致します。
The effect of self-talk in learning the volleyball service skill and self-efficacy improvement
ELENI ZETOU 1 , NIKOLAS VERNADAKIS, EVAGELOS BEBETSOS, ELEFTHERIA MAKRAKI
Department of Physical Education and Sport Sciences of Democritus University of Thrace, Komotini, Greece
要旨：
本論文は、声に出してのセルフトークの効果について調査したものである。
バレーボールのオーバーハンドサービスの技術の向上と自己効力感について検証された。被験者は１３歳の５７人の女性で、平均２年のバレーボール経験者である。どちらのグループも４週間の練習プログラム受けた後、サービス技術は５項目で評価された。実験の前に、被験者は２グループに振り分けられ、実験群（２８人）は、練習において技術に関するセルフトークを声に出すように促され、コントロール群は（２９人）は、従来の指導方法（指導者からのフィードバック）を受けた。結果は、声に出してのセルフトークを促された群は、伝統的な指導法を受けた群よりもバレーボールのオーバーハンドサービス技術、及び自己効力感を向上させることがわかった。
https://rua.ua.es/dspace/bitstream/10045/26602/1/jhse_Vol_VII_N_IV_794-805.pdf
