こんな事してくれる人がいたらいいな！自然素材にこだわって家造りをしてきた設計士の新たな仕事のアイデア - Shunの提案

眼と手の行き渡る暮らしを提供する設計士。
「自然素材の家」で暮らすということは、自然素材と付き合っていくということだと思います。風を通し、床を張り替え、壁を塗り替え、新陳代謝を繰り返す暮らし。しかし、その頻度からしても、なかなか自然素材と付き合っていく関係を築くことは難しくもあります。
そのため、庭（庭木や畑）との付き合いを含めた「自然素材の家」の暮らしを提案・指南していただければと考えます。田んぼをやっていらっしゃることからも、季節や天候、作物の状況を読み取り行動する習慣が染み付いていると思います。「自然素材の家」との付き合いは、そういった自然の時計を持つこと、受け入れることでもあると思います。
日々の変化が大きい樹木や草花、田畑の作物を取り込むことで、家との関係、素材との関係を身近なレベルに持っていくことができます。（果樹の家、おこされる家、葡萄の家、庭の家、菜の家、漆喰の家、立ち続ける木の家…）また、より自然な、人間らしい、いきいきとした日々を得ることができるはずです。庭を、畑を、家の状態を、これまで以上に読み取ることのできる住人となるでしょう。その人の手は動くようになり、剪定し、畑をおこし、種を蒔き、収穫し、漆喰を塗り替え、眼と手が家中に行き渡っていくことでしょう。
もちろん、経験の無い者、そのような時計・関係を持っていない者にとっては難しいことばかりです。だからこそ、自然素材にこだわって家造りをしてきた設計士に、この難しくも豊かな仕事を行なっていただきたいと考え、提案いたします。
眼と手の行き渡る、素敵な暮らしが溢れることを願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。