商業施設内店舗ネーミング募集 - lancermkの提案

※ このランサーは「ライティング・ネーミング」のお仕事で1件の評価を獲得しています。

■御提案■

初めまして。山口県在住の くらうど職人 と申します。
わかり易い添付ファイルに感謝いたします。
とっておきの　”仕掛け”　もご用意させていただいたので、
どうぞ最後まで御覧くださいませ。


1.　1F韓国料理店 ” TONCHANG ”のキャッチコピー

　　　　　　　　「　慈　」
　　　　　　　　いつくしみ


2.　2F韓国カフェ・カラオケ　

　　　　　店名：「　GRINFOLK　」
キャッチコピー：　「　　緩　　」
　　　　　　　　　　ゆるやかに


3.　3Fカラオケ

　　　　　店名：「　KASUMI　」
キャッチコピー：　「　　抄　　」
　　　　　　　　　　　すくう


以下、それぞれの理由をご説明させていただきます。

外観の写真から洗練されたオシャレな雰囲気が伝わってきましたので、
各階のキャッチコピーは漢字一文字が相応しいと直感で思いました。


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【　1F韓国料理店キャッチコピーについて　】

「　慈　（いつくしむ）」は　うるおう、養分になる、
水にめぐまれて草木がしげる、
繁茂する、育つ、増えるなどの意味があります。
美味しいお料理を沢山食べて滋養しましょう、
明日からまた頑張りましょうというメッセージを込めました。

また慈愛の慈でもあり、常に慈(いつく)しみを注いで
かわいがる（＝愛）心です。
心を込めた料理をおもてなしできる自信も表現しています。
漢字一文字でも多くのことを伝えられると思います。

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【　2F韓国カフェの店名とキャッチコピーについて　】

店名　GRINFOLK　は造語です。

grinは〔喜び・満足などで〕歯を見せて笑うこと。
folkは人々、家族、みんなという意味があり、
家族のように和やかな雰囲気で笑いながら寛げるお店を
イメージしました。

キャッチコピーは店名に合わせ、「　緩　」の一文字です。
緩にはゆっくりとした、寛大な、なだらかなという意味があり、
時間の流れを忘れるほどゆったりとした気持ちで心地よい空間を
創作しようという意味が込められています。
リラックスして楽しめるお店です。

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【　3Fカラオケの店名とキャッチコピーについて　】

KASUMIという店名は霞を連想させ、商売には向いてないとのことですが、
私は逆にぴったりだと思いました。
なぜなら霞には朝焼け、夕焼けという意味もあり、
朝焼けと夕焼けが見られると必ず晴れるからです。
朝焼けならその日が晴れます。
夕焼けなら次の日が晴れます。
今日も明日も晴れる「霞」は素晴らしいのです。
私の亡き祖父は「えっと空がかすんどるけえ、よう晴れるじゃろうなあ。」
とよく言っておりました。方言でわかりにくいと思いますが、
「凄く空が霞んでいるから非常に晴れるだろう」という意味です。
もしそれでも再度検討されたい場合は、クライアントの意向である
「KASUMI」のアナグラムを使用するという方法もあります。
例えば住処を意味する「SUMIKA」などです。
隠れ家的なカラオケ店という雰囲気が表現できると思います。
私はご提案させていただく側なのですが、個人的に
「KASUMI」という店名は上品で良いなあと思いました。
また女性のお名前のようで可愛らしいとも感じました。
なのでこちらの店名をクライアント様と共に推させていただきます。

そしてキャッチコピーは　「　抄　」です。
抄には　書き写す、全体から一部を書き出す、取り出す、掬い取る
という意味があります。
どんな方でもカラオケでは、数多くある楽曲の中からとっておきの
曲を選び出して歌っていると思います。
大好きな曲の中からこの瞬間に選んだ曲を歌うという
意味を込めました。そして歌っている方の曲を聴いている人も
多くの曲の中から出会ったと言えます。

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【最初に予告した”仕掛け”について】

1Fから3Fまでの店舗名を辿ると....

TONCHANG 　→　GRINFOLK　→　KASUMI

としりとりになっています。

これはただの遊びではなくて、
1Fから3Fまで全て楽しんでいってくださいという意味です。
またキャッチコピーも繋げると
「慈緩抄（じかんしょう）」という造語になります。

つまり、1Fから3Fまでのトータル的なキャッチコピーが
「慈緩抄（じかんしょう）」なのです。

”選び抜かれた最高の空間、いつくしみ、ゆるやかにすくう”
という意味を込めました。


最後に今回の御依頼に対するこだわりをまとめさせていただきます。

1.　キャッチコピーは漢字一文字のシンプルなものにして、
　　1F～3Fの文字を繋げて造語にしたこと。

2.　店名はアルファベットの大文字表記にして1F～3Fまで統一感を
　　持たせたこと。

3.　店名がしりとりでつながっていること。

4.「～抄」という表現は文学作品を想起させ、
　　1F～3Fが一つの作品になっていること。


KASUMIの店名をそのままにしたことで、この提案は通らないかもしれませんが、霞の素晴らしい意味も知っていただきたかったので図々しいですが
御提案させていただきました。
少しでも気に入っていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。