sabatarouさんの事例・実績・提案 - 年賀状のデザイン（片面） | 【自己紹介】　はじめ...

提案文 :

【自己紹介】
　はじめまして、sabatarouことティー・レックス有限会社と申します。
平成１６年より１０年に渡り、ウェブデザイン、ウェブシステム、バナー、ロゴ等の作成を生業としている企業です。
　修正等にも応じていますのでお気軽にお申し付けください。
　今回デザインを行いましたのは、当社のデザイン担当の女性社員です。

【提案内容】
　今から三年前、東日本大震災が起きたことを覚えています。
Pray for Japanという言葉が浸透し、今も被災地出身の羽生結弦選手が常に心に留めて演技しているほど、痛ましい自然災害の１つです。
　今回はその被災校のための教育復興支援に尽力されている一般法人様の年賀状イラストということで、本イラストを作成いたしました。

＜ご要望等をふまえてのデザイン意図＞　
＞教育委員会や学校の先生、保護者、地域の方など多様な方へ、日頃の御礼と、来年以降の事業への期待を抱いて頂けるようなデザインを希望
とのことなので、上記のご要望の実情に沿い、以下の思いを込めて本デザインを作成いたしました。
　「Pray for Japan.」で全世界の人々が日本の東日本大震災を悼んでくれたことを思い出すために、波の小モチーフを中央に配置し、協会にいるマリア様がそのモチーフを両手で支え、祈りを捧げるデザインにしました。
　配色には、黒(シルエットデザインのため)と御社のイメージカラーをメインの２色として、デザインしています。　
　完全に２色刷り限定でしたら、当社の提案は棄却されるかもしれませんが、私からの復興の祈りとして、あえてこのデザインを提案させていただきます。

＜使用したモチーフとそれぞれの意味合い＞
　・マリア様の背後のステンドグラスには「痛ましい震災の爪痕である瓦礫。そこに個々の思いが宿り、やがてステンドグラス状に集まって美しい未来を映し出していく」という意図を籠めています。
　・マリア様ということでキリスト教つながりで「ノアの箱船」をイメージして、御社の船の大小のモチーフも使用しています。このデザインには遺された者で「希望に向けて漕ぎ出す」という意思をこめています。
　・マリア様のシンボルカラーも、御社のイメージカラーと同じ青系統色である。
上記のようにさまざまな意味を込めたデザインになっております。
　・フォントは商用利用可能の手書き風フォント「じゆうちょうフォント」を使用し、ややストイックな英文のフォントとは対照的に柔らかい印象にしています。

　末筆ながら、当社の提案をお気に召していただければ、幸いです。