提案文 :
ブランディングも含めコンセプトや方向性などを整理し、リデザインしています。
まず蒟蒻のイメージとして産地的には田舎ですので、高級料亭で使われるほどの逸品というところを考えると、民芸風になるのは当初から避けようと思いました。
スーパーなどで見かけるこんにゃく商品はおしなべて田舎風民芸調です。素朴な味わい・大自然の恵み・無添加・手作りといった意味が伝わるようになっており、買い手とすればそれが蒟蒻の限界表現と捉えていると思います。
当商品は、京都の料亭のフィルターを通して、田舎の食材イメージが都会的で世界にも通じる力を感じさせることが大前提だと考えます。ある意味シンデレラストーリーです。
特にすき焼きは夜の特別なごちそうですので、奮発した牛肉のクオリティに負けないことが買い手に通じることが望まれます。
民芸風も料亭仕込み風も、同じ和テイストではありますが、ブランディングとしての方向は正反対です。さらに「肉が固くならない」という今までの定説を覆す機能性もありますので、クオリティとしてもこじゃれた凛とした風情が必要不可欠です。田舎候ではできない芸当です。
そういったことを踏まえ、まずようやくぎりぎりに隅っこに映っている自信なさげで申し訳なさそうなこんにゃくを、画像合成で真ん中に堂々と配置しました。箸でつまみ上げ「肉より先に食べてみたいでしょ?」というメッセージもあります。
さらに京都の料亭小路の夜の灯り風情をバックにし、疑似的でも料亭の雰囲気を味わえるというストーリーも加えています。
追記 : 2019年04月10日 23:42
横のラインをアールにして、枕状の放送がさらにパンパンに膨張して入っている増量感をだしました。
追記 : 2019年04月11日 06:32
すき焼き肉じゃが文字大きめタイプ。
追記 : 2019年04月11日 17:40
バックのすき間が透明バージョン。
2019-04-10 22:54:10