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記事タイトル:ビタミンC誘導体とは
記事本文
■ビタミンC誘導体ってどんな成分?
ビタミンCは、古くから美白効果を期待できる成分として、女性たちから愛されてきました。ところが、ビタミンCは成分が不安定で、そのままの形でお肌につけても吸収されにくいという性質を持っています。
そして、このビタミンCが持つ弱点を改善したのがビタミンC誘導体です。
ビタミンCは成分が安定しており、お肌に吸収されたのちにビタミンCに変化するという特徴を持っています。
〇ビタミンC誘導体を使うと起こる可能性のある肌トラブルと対処方法
ビタミンC誘導体はお肌に吸収されやすいというメリットがありますが、その反面、デメリットがないわけではありません。
それは、ビタミンC誘導体には皮脂分泌抑制作用があり、乾燥肌や敏感肌の方が使用した場合では、皮脂分泌の減少によってお肌の状態を悪化させる可能性があるということです。
それならば、乾燥肌や敏感肌の人はビタミンC誘導体で美白ケアができないの!?と心配になってしまうかもしれませんね。
ご安心ください。
乾燥肌や敏感肌の方の場合では、ビタミンC誘導体の化粧品を使用したあとに、セラミドなどをはじめとする、バリア機能保持作用を持つ化粧品を使用してください。
これにより、ビタミンC誘導体で乾燥肌や敏感肌が悪化するリスクを回避することができます。
■「高純度持続型ビタミンC」と「ビタミンC誘導体」の違いは?
ビタミンC誘導体は、水溶性、脂溶性、両用性の3種類に分類されており、それぞれに異なった特徴を持っています。
○水溶性
化粧品では、リン酸型ビタミンC、リン酸アスコルビル、L-アスコルビン酸-2グルコシド、ビタミンCエチルと表示されるビタミンC誘導体で、お肌に吸収されやすいという特徴を持っています。
このビタミンC誘導体は、化粧水に配合されています。
○脂溶性
水溶性のビタミンC誘導体にオイル成分をプラスしたビタミンC誘導体で、化粧品では、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)やステアリン酸アスコビルなどの表示になっています。
クリームや乳液に配合されていることが多いビタミンC誘導体です。
○両用性
水溶性と脂溶性の性質を持つビタミンC誘導体で、お肌への浸透力が高いという特徴を持っています。化粧品の表示はアスコルビン酸-2リン酸-6バルミチン酸(APPS)となっています。
では、高純度持続型ビタミンCとビタミンC誘導体にはどのような違いがあるのでしょうか?
ビタミンC誘導体は、体内でビタミンCに変化する性質を持っていますが、高純度持続型ビタミンCは、純度と持続性が高いビタミンCそのものをいいます。
つまり、お肌からの吸収が難しい成分ということで、化粧品ではなくビタミンCサプリなどに配合されています。
ビタミンCと名がつくと非常にややこしいのですが、ビタミンCとビタミンC誘導体はそれぞれに異なった性質を持っていますので、製品選びの際にはこの部分を間違えてしまわないように注意しましょう。
■ビタミンC誘導体の効果は?
ビタミンC誘導体は、お肌から吸収されるとビタミンCに変化し、活性酸素の働きを抑える効果を発揮します。
それにより、細胞の酸化予防や美白効果を期待できるほか、皮脂分泌の抑性効果も期待することができます。
さらに、皮下のコラーゲン活性化作用があるといわれていますので、エイジングケアにも役立ちます。
■化粧品のビタミンC誘導体の配合率はどのくらいが良い?
化粧品のビタミンC配合率は製品によってばらつきがありますが、水溶性では2~5%程度、脂溶性では3~10%程度、両用性では0.1~1%程度が望ましいといわれています。
ただし、これは化粧水の場合ですので、クリームや美容液であれば、これよりもやや配合率が多い製品を選ぶと良いでしょう。
■ビタミンC誘導体の毛穴に対する効果は?
それでは次に、ビタミンC誘導体の毛穴に対する作用についてご紹介します。
〇毛穴の開き
毛穴の開きは、過剰な皮脂分泌などが災いして起こりますので、ビタミンC誘導体が持つ皮脂分泌抑制作用により、改善を見込むことができるでしょう。
〇たるみ毛穴
たるみ毛穴は、皮下のコラーゲンの減少や筋肉の衰えが原因となって起こります。ビタミンC誘導体には、コラーゲンの活性化作用があるといわれていますので、たるも毛穴のケアにも適しているといえるでしょう。
ただし、たるみ毛穴は化粧品のみでのケアでは改善が難しいと考えられますので、頬の筋肉を鍛えるエクササイズも同時に行う必要があります。
■ビタミンC誘導体を使えばどのくらいで毛穴は改善できる?
ビタミンC誘導体の効果の現れ方は、現在の毛穴の状態によって異なります。毛穴の開きは長年かけてできていますので、数週間程度のケアでは改善が難しいでしょう。
毛穴ケアを目的としてビタミンC誘導体配合化粧品を使用するのであれば、お肌への浸透力が高い両用性を選び、1カ月単位で毛穴の状態を見守る必要があります。
〇ビタミンC誘導体とセラミド、毛穴に使うならどっちがいい?
ビタミンC誘導体とセラミドは、もともと性質が異なる成分ですので、どちらがどうということはいえません。
皮脂分泌が多いのであればビタミンC誘導体、乾燥肌が目立った上で毛穴に問題が生じているのであれば、ビタミンC誘導体+セラミドでケアを行ってみると良いでしょう。
まとめ
ビタミンC誘導体は3種類に分類され、それぞれに異なった性質を持っています。
また、ビタミンC誘導体はどのような肌質にも向いているということではなく、乾燥肌や敏感肌の方の場合では、注意が必要な成分です。
乾燥肌や敏感肌の方がビタミンC誘導体でスキンケアを行うのであれば、セラミドもプラスして乾燥肌の改善も同時に行うと良いでしょう。