マスコミに採用されるプレスリリース作成術

マスコミに採用されるプレスリリース作成術
自社の商品、サービス、実績を広く知ってもらうために、広報活動の一環として行なわれるプレスリリース。PR会社に依頼することで、より多くのメディアに取り上げてもらう可能性が高まります。しかし多額の予算がなければ、外部の専門会社に依頼するのは難しい。そこで実践したい、予算をかけずにメディアから注目されるプレスリリースを作成する方法をご紹介します。

無料で最大級の効果を発揮するプレスリリース

自社のこと・サービスを広く知ってもらおうと思ったとき、自社HPやSNSなどでPRする広報業務を手掛けることは、どのような企業でも行なっています。また新製品を発売する際などは、メディアに向けてプレスリリースを配信します。

メディアが取り上げたくなるようなプレスリリースを作成するには、どのような方法があるのでしょうか。

PR会社にお願いしたらいいのはわかっているけど予算がない。せっかく配信するプレスリリース、多くの人の目にとまらせたい! できればマスコミに取り上げてもらいたい! そんなときに実践したい、お金をかけずにPRを成功させる方法をご紹介します。

プレスリリースとは

改めてですが、プレスリリースとは何かを簡単に説明します。プレスリリースとは、企業や団体などが「こんな商品・サービスを作りました」とTVや新聞、雑誌、ニュースサイトなどのメディアに、広く告知するためにその詳細を記載した文書です。

リリース文を作ってみよう

まずプレスリリース文を書く前に、いろいろな会社のリリース文を読んでみましょう。定型化されているルールがみえてきませんか?

002

プレスリリース文の基本としてこの定型に沿った文章をつくってみましょう。

リリース文を作成する際に使える無料ツール

定型はわかったけど、はじめて自分でプレスリリースを作成するのは自信がないし不安だから躊躇してしまう……なんて人も多そうです。

そんな時は、株式会社バリュープレスのプレスリリース3分作成ツールをつかってリリースを書いてみましょう。これらは必要項目を埋めるだけでプレスリリースができてしまうツール。

もちろん、自動作成ツールなので少し文章が不自然になってしまうこともあるので、できた文章を自分で推敲することが大切ですが、はじめて作ってみる人の取っ掛りとしてはとてもいいツールだと思います。

書いた後は、マスコミに発信するものですから間違いは厳禁! 社内での校閲の前に自分でも最低限の間違いは直しておきたいですね。校正ツールなどでチェックしてみましょう。

無料でも地名や固有名詞の間違いや、ら抜き言葉。難読な漢字を開いてひらかなに直すべきだと指摘してくれる、頼もしいツールがあります。

日本語校正サポート
プレスリリース校正ツール

文章力に自信がない方は、リリース文章の作成や校正をプロのライターに依頼するのも手。プレスリリース文章を専門に請けおう企業はもちろん、フリーランスのライター、コピーライターに依頼するという方法も検討してみてください。

プレスリリースの配信

さて、できたプレスリリースを配信してみましょう。ここではお金をかけずにできる2つの方法をご紹介します。

1つめは無料でリリース配信可能なPRサービスの利用する方法。2つめは、自分でマスコミ配信先を見つけて送付してみる方法があります。2つとも併用すると結果が出る可能性が高くなります。どちらともお試しください。

無料で使えるPR会社の紹介

プレスリリースゼロ
主要メディア20媒体に向けてプレスリリースを配信してくれます。新聞、雑誌、インターネットメディアが対象。インターネット情報通信に関する業界のプレスリリースの場合は追加5媒体宛に配信してくれる。

ValuePress!
有料版もあるがお試し版として無料版もある。1日1回のダイジェスト版を受信する約20名の記者へ配信。(フリーコースの配信リストは非公開だが、例として、テレビ東京、ケイコとマナブ、東京ウォーカー などがあげられていた)

Press Partnerz!
ITなどに特化した無料プレスリリースサイト。画像や動画も掲載可能。

HARMONY PRESS
自動投稿されている無料サイト。画像などは掲載できない

NEWZINE
新サービス・新商品などの無料でPR・プレスリリース等の情報を掲載できる投稿型ニュースリリースサイト。配信日時の設定もできる。

自分でメディアに送付、送付先選定のコツとその調べ方

どのメディアに送付するか。PRする製品にあったメディアに送付することが一番大切になります。

例えばIT系でビジネスマン向けの新製品アプリのプレスリリースを配信する場合は、女性誌に送付しても掲載されそうもありません。この場合はIT専門のサイトや雑誌などにアタックすること。送付先のミスマッチは労力の無駄です。

大きなマスコミ以外にも地域密着の製品やイベントだったら、地域のフリーペーパーやラジオ局、地域サイトなどに送付するなど色々手はありますね。マスコミの送付先を探す場合には、まずはターゲットの媒体のホームページなどからリリース送付先を探します。雑誌なら奥付のページに問い合わせ先が掲載されています。

全く送付先が掲載されていない場合は、「広報マスコミハンドブック」などの書籍にメールアドレスやFAX電話番号が掲載されているのでそこに送付するか、会社などに問い合わせてもいいでしょう。くれぐれも締め切り間際の忙しいところに電話して迷惑をかけないように。

マスコミ向けの送付タイミングと採用されやすくなる秘訣とは?

Web媒体は更新頻度も多いのでタイミング的には平日であれば大丈夫だと思います。新聞社へはFAX送付や郵送など紙媒体が好かれると聞きます。メール受付などがない場合は試してみてもいいかもしれません。

雑誌は入稿の関係上、取材も含めて対応してもらいたいなら、月刊誌発売2ヶ月前、隔週誌なら1ヶ月半前、週刊誌なら1ヶ月前でしょうか。

マスコミに校了の締め切りでバタバタしているときは、連絡されても余裕がないのでスルーされる可能性が高いです。校了の後などは比較的余裕があり、次のネタ探しなどをしている時期なのでおすすめです。雑誌媒体なら広告出稿のページなどを見て、校了日などを調べてみましょう。

さて、送付先のリストも出来て準備ができたら早速配信してみましょう。マスコミにメールを送付するときは、以下の点に注意すると効果的です。

  • メールタイトルに「(プレスリリース)リリースタイトル(会社名)」
  • タイトルは長すぎず目を引くタイトルをつける(これは本当に大切です)
  • メール本文の最初にリード文的なわかりやすいアピールポイントをかく
  • メール本文にリリース文の全文掲載
  • 製品情報などリリースに関する情報へのURLの掲載
  • 画像などがある場合はプレスリリース内に貼り付ける
  • 添付資料は容量が大きすぎないこと

プレスリリースを作成する際には、ぜひ画像ありにしてください。画像ありリリースは画像なしに比べて平均12%クリック率が上がるというレポートもあるくらいです。

まとめ

プレスリリースを送付した後は、いつ取材が来てもいいようにホームページなどの更新や画像や質疑応答の準備もしておきましょう。

自分の送付したプレスリリースがマスコミに取り上げられたときは本当に嬉しいものです。取り上げてくださった記者の方やライターの方とのつながりができたら、次回からはその方に送付してみましょう。もっと取り上げられる確率が高まりますよ。


002