【2020年版】おすすめのCMSは?選ぶポイントとおすすめ10選

【2020年版】おすすめのCMSは?選ぶポイントとおすすめ10選
コーディングの専門知識なくても、Webサイトを構築できるツール、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)。Webサイト制作時にCMSの導入を検討することは多いと思いますが、CMSには様々な種類があり、自社サイトにぴったりのCMS選びに迷うことも多いのではないでしょうか。 この記事では「CMSの選び方」や「選び方のポイント」、「目的別おすすめのCMS10選」について、くわしくご紹介していきます。

CMSの選び方

CMS 選び方

Webサイトの規模を考える

CMSにはその種類や機能によって。大規模Webサイトに向き・小規模Webサイト向きのものがあります。Webサイトの規模感によっては、導入を検討しているCMSが合わない場合もありますので、まずはWebサイトの規模感に合ったCMSをいくつかピックアップしてみましょう。

大規模なWebサイトであればあるほどCMSを使うメリットが大きくなりますが、ページ数や画像数がWebサイトの規模に比例しCMSにかかる負担も大きくなるので、注意しましょう。更新時の作業時間だけでなく、Webサイトの表示速度にも関係してきます。

またそこまで規模が大きくないWebサイトでも、「更新費用がかからない」「スピーディに更新ができる」など、CMSを利用するメリットはいろいろあります。小規模〜中規模のWebサイトであれば、機能も大規模サイトほど必要ない可能性もあります。

「規模感的に無理がないか」「無駄な機能が付属していないか」など、Webサイトの規模を考えてCMSを選びましょう。

Webサイトの目的・必要な機能を考える

CMSを検討する場合は、Webサイトの目的を考えて選びましょう。
CMSはWebサイトの目的に応じて「ブログ系」「EC系」「SNS系」などの種類があり、Webサイトの目的を整理することで、必然的に選ぶべきCMSの候補が絞り込まれます。

またCMSの機能には大きく「コンテンツ作成・編集機能」「ユーザー管理機能」「マーケティング機能」の3つがありますが、Webサイトの目的により必要な機能は異なります。ユーザーとの相互コミュニケーションを前提としたWebサイトであれば、ユーザーごとにIDを付与して管理する「ユーザー管理機能」が充実してるもの、また営業的な要素が強いWebサイトであれば、「マーケティング機能」が充実しているCMSがいいでしょう。

CMSは基本的な機能に加え「プラグイン」と呼ばれる機能の追加が可能です。CMSの基本機能がWebサイトの目的に十分でない場合、「プラグインで追加すればいい」と考えることもありますが、プラグインは必ずしも無料とは限りません。

想定外の支出や手間をおさえるためにも、Webサイトの目的とCMSの基本機能が合っているものを選ぶようにしましょう。

サイトを運営する人数・スキルを考える

CMSを検討する場合は、Webサイト運営する人数・運営するスタッフのスキルを考えましょう
CMSを利用するメリットのひとつは専門的な知識がなくてもWebサイトを編集・更新していけることですが、CMSには初心者でも更新が簡単なものとそうでないものがあります

CMSを使用したWebサイト運用開始時にある程度知識がある人がWebサイトの運用担当だったとしても、次に担当する人が同じような知識があるとは限りません。どんなスタッフが担当し引継ぎ時はどうするのか、中長期的な視点でサイトを運営するメンバーのスキルを考えましょう

また複数人でWebサイトを運営する場合、ページやコンテンツごとにCMSの更新権限を振り分けられるか、また公開前の承認は上位権限者のみが可能かなど、管理システムが充実しているCMSを選ぶことで、Webサイトの運用がしやすくなります。

セキュリティを考える

CMS自体の脆弱性やセキュリティに関する対応について考えましょう。

CMSには主にクラウドで利用するSaaS型と、サーバーにインストールして構築するソフトウエア型がありますが、特にソフトウエア型の場合、自力でCMSの脆弱性について対応をしなければなりません。ものによっては年に4〜5回、フトの脆弱性が修正されるたびにCMSをアップデートする必要もあり、ある程度技術的なスキルも必要になります。

そのような対応が難しい場合は、クラウド上で全てのセキュリティ対策が完結するSaaS型がいいでしょう。

CMSを選ぶポイント

CMS 選ぶポイント
CMSを選ぶ際の考え方をふまえ、実際にCMS製品を選定する場合のポイントについてみていきましょう。

コスト

CMSのコストは機能とのバランスを踏まえ、中長期的な視点で検討することが必要です。機能・種類に応じてさまざまな価格のCMS製品があり、価格の幅は数万〜数百万まであるほか、無料で使えるものもあります。

つい目先の価格で選びがちですが、CMSは数年は使うもの。将来的にWebサイトのページやコンテンツ数、担当者が増える可能性があります。また今は不要でも、将来的に必要となる機能も検討しなければなりません。

ソフトウエア型の製品の場合初期費用はSaaS型より高価ですが、毎月のランニングコストは抑えられます。一方SaaS型製品の場合初期費用は抑えられますが、毎月のランニングコストが高価になります。SaaS型の製品の方が安価に見えても、5年間使うことを想定して試算した場合、トータルではソフトウエア型製品の方が安価になる場合もあります。

関連:CMS構築の費用相場

デザイン性

Webサイトでは、ユーザーの興味をひくためにデザインも大切な要素です
CMSを使うことでオリジナルでコーディングするものよりもデザインの自由度は制限されることもありすが、オリジナルデザインをベースに使えるCMSもあります。
またCMSによって配布されているテンプレートが異なりますので、イメージしているWebサイトのデザインが実現可能なCMSを選びましょう。

操作性

CMSは、操作性も大切です。
操作性が悪ければWebサイトの更新も億劫になってしまうかもしれません。また複雑な操作が必要だとCMSを使ったWebサイト更新が俗人的になってしまう可能性もあります。

理想はマニュアルとにらめっこせずとも感覚的に操作することができるCMSですが、資料だけでは操作性までわかりません。たいていCMSにはデモサイトが用意されていますので、実際に操作して確認しましょう。

オープンソースかパッケージか

CMSには大別して「オープンソースタイプ」と「パッケージタイプ」があります。
オープンソースタイプのCMSは、一般公開されているソースコードを利用し、知識があるエンジニアがカスタマイズしながら自社に最適なCMSを構築できます。機能を拡張するための無償のプラグインなども数多くあります。

安価に自社に適したCMSを構築できるメリットがある一方、基本的にサポートはなく運用は自己責任です。またソースコードが一般公開されているため、サイバー攻撃などの標的になりやすいというデメリットもあります。

パッケージタイプのCMSはWebサイトを運用するための基本機能がパッケージ化されており、専門知識がなくても使うことができるものが数多くあります。月々のランニングコストなど保守費用が必要ですが、その分ベンダーから手厚いサポートも期待できます。

【有料版】おすすめCMS 5選

おすすめのCMS 有料
それではおすすめの有料CMS 5選をご紹介します。

【Movable Type】

運営会社 シックス・アパート株式会社
URL https://www.sixapart.jp/
費用 ソフトウエア版:90,000円(税抜)
※ユーザー数無制限〜、
クラウド版:5,000円 / 月(税抜)〜 ほか

特徴

デジタルマーケティング会社DataSign調査(2019年19年1月末)によると、上場企業3,664社公式サイトで使われている国産CMSトップの「Movable Type(ムーバブルタイプ)」。通称MTと呼ばれるこのCMSの最大の特徴は、htmlの静的出力が可能でWebページ生成負荷が軽く、他のCMSで生成したサイトに比べ表示スピードが早いということ。将来的にWebサイトのコンテンツやページ数が増えても安心です。

また「.net」「クラウド版」「ソフトウェア版」の3タイプが用意されているので、ニーズや予算に合わせて選びやすいほか、サポートも充実。hアカウント数が無制限で、アカウントごとに権限が切り分けられるため、承認フローが必要なプロジェクトにも対応しやすいCMSです。

【PowerCMS】

運営会社 アルファサード株式会社
URL https://www.powercms.jp/
費用 スタンダード(1サーバ / 5ユーザーライセンス、初年度年間サポート):300,000円(税抜)〜、
プロフェッショナルクラウド(ユーザー数無制限):初期費用600,000円・月額30,000円(税抜)〜ほか

特徴

「Power CMS(パワーシーエムエス)」は、教育機関から大手企業まで3,000社以上が導入している安定感のあるCMSで、コンテンツごとに作成者・承認者・公開者を分けることができるためワークフローが必要なサイト運用にぴったりです。

高度なフォームもプログラミングの知識なしで生成ができるほか、Professional エディション以上であればログインユーザー限定のメンバー専用サイトの作成も可能。CMSのサーバーは本番用サーバーとは別にしても運用できるので、サイトが公開されていてもコンテンツ開発がスムーズです。

ソフトウエア型・クラウド型が選べるのもポイント。クラウド型は365日24時間、有人監視付きで安心です。

【a-blog cms】

運営会社 有限会社アップルップル
URL https://www.a-blogcms.jp/
費用 スタンダードライセンス:50,000円(税抜)〜、
プロフェッショナルライセンス:500,000円〜ほか

特徴

「a-blog cms(エーブログシーエムエス)」で構築されるWebサイトはディレクトリの概念があり、コンテンツとページが一対一でひもづくシンプルな管理がポイント。管理画面に常に表示されているリソースツリーを見れば、編集したいページがすぐに見つかり、ワンクリックで編集画面を開くことができます。

ライセンスの種類が豊富で、ちょっとCMSを試してみたい場合に気軽に使える「スタートアップライセンス」は、月額1,500円(税抜)で5ユーザーまで使うことが可能。Webサイトの成長と合わせてCMSも段階的にグレードを上げていけば、無理なくWebサイトを拡張していけるでしょう。

またPHPを使用しないことにより、CMS実装時の思わぬ脆弱性もカバー。CMSのセキュリティ面が不安な方にもおすすめです。

【ShareWith】

運営会社 野村インベスター・リレーションズ株式会社
URL https://www.share-with.info/jp/index.html/
費用 コンパクト:(初期費用)75万・10万/月(5アカウント・30ページまで)、
スタンダード(非上場の場合):(初期費用)100万・12.8万/月(10アカウント・100ページまで)~ほか

特徴

「17時に帰れるCMS」がコンセプトの「ShareWith(シェアウィズ)」は、会社組織全体の誰もが使えるシンプルなCMSです。採用情報・IR・コンパクトプロモーション向きの「コンパクト」、 コーポレートサイト向きの「スタンダード」と、企業に必要なWebコンテンツごとに、プランがわかりやすく分かれています。またスタンダードライセンスは、上場企業と非上場企業で価格が異なっており、非上場企業の場合はリーズナブルな価格に設定されています。

東京証券取引所の運営する適時開示情報伝達システムTDnetとの自動連携・グラフ化機能を有するほか、直感的で誰でも使える管理画面で俗人的にならない管理が可能。また電話・メールによるフルサポートつきで、Webサイト構築初心者にもおすすめのCMSです。

【NOREN】

運営会社 株式会社のれん
URL https://noren.ashisuto.co.jp/
費用 少人数でスモールスタート プロジェクト総予算:1,000万円~ほか

特徴

ユーザーの87%が自社サイトの運営に導入している「NOREN(のれん)」。CMSの基本機能をシンプルかつ使いやすい形で提供し、連携性や拡張性もあることから時代に合わせて長くつかうことができるCMSです。

毎年の保守継続率が96%以上という数字からも、長く使いやすいということがわかります。
サポートも充実しており、Webサイトの公開後も継続的にフォローしてくれるため、運用上の課題を発見し、PDACを回してサイトを改善しながら運用していくことができます

【無料版もあり!】おすすめCMS 5選

おすすめ CMS 無料
次に無料版もあるおすすめのCMSをご紹介しましょう。

【WordPress】

運営会社 Automattic
URL https://ja.wordpress.com/
費用 無料版、
パーソナル版:500円(税込)/月〜、
プレミアム版:900円(税込)/月〜 ほか

特徴

2003年にリリースされたオープンソースのCMSで、WPの愛称で知られる「WordPress(ワードプレス)」。2020年9月現在世界中のWebサイトの1/3がWPで作成されており、CMSマーケットでは約60%ものシェアを占めている圧倒的人気のCMSです。WPは無料で使えるオープンソースであるため、設定などは全て自力でやる必要があります。またもともとデザイナー向けのツールであるため使いこなすには難易度が高く、コーディングやデザインの知識が全くない人には向きません

そんなWPの魅力は何といっても無料で使えるCMSであることやスタイリッシュで数多くのテンプレートデザインがそろっていること、自由度が高くカスタマイズがしやすいこと、またプラグインが豊富でカートやフォームなど、さまざまな機能に対応できることなどが挙げられます。ある程度Web制作の知識がある人には一押しのCMSです。

【Jimdo】

運営会社 株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ
URL https://www.jimdo.com/jp/
費用 無料版、
【AIビルダープラン】START版:990円(税込)/月、
GLOW版:1,590円(税込)/月、【クリエイタープラン】P
RO版:965円(税込)/月、
BUSINESS版:2,460円(税込)など

特徴

ドイツ生まれのCMS、「Jimdo(ジンドゥー)」。日本ではビジネスパートナーのKDDIウェブコミュニケーションズがベンダーとなっています。

Jimdoはマウスのドラッグ&ドロップ操作で、初心者でも直感的にホームページを作成することができますが、HTMLやCSSである程度の装飾も可能で、HP作成の知識がある人にとっては自由度の高いCMSツールです。

Jimdoには上記のCMSクリエイター版のプランのほか、2019年には「AIビルダー」をリリース。その名の通りAIがSNSのアカウントやGoogleマイビジネスとひもづけ、自動でそれらの情報にぴったりのWebサイトを3分で構築します。

【Open PNE】

運営会社 株式会社手嶋屋
URL http://www.openpne.jp/
費用 無料

特徴

オープンソース・無料で利用できるCMS、「OpenPNE(オープンピーネ)」。SNS機能に強みを持ち、NHK出版や各教育機関などでも利用されています。

日記やメッセージ・足あと・コミュニティ作成などSNSに必要なさまざまな機能を持ち、クローズドのSNSも構築することができるので、社内SNSなどの作成にも使うことができます。

無料で使えるSNS用CMSのほか、「OpenPNEタイムチャージ開発」などベンダーの技術者がプロジェクトに参加してサポートすることも可能。SNS構築・運用・サーバー保守に関するさまざまな有料サービスも提供しています。

【WIX】

運営会社 Wix.com
URL https://ja.wix.com/
費用 無料版、
プレミアムプラン(ベーシック):900円/月、
(VIP)2,500円/月 ほか

特徴

イスラエル発の「Wix(ウィックス)」は、マウスのドラッグ&ドロップ操作でスタイリッシュなホームページが作成できるCMSです。CMSシェアは世界第6位で、190か国1億6千万人以上の世界中の人々が利用しています。

特筆すべきはデザインの豊富さとスタイリッシュさ、充実したプラグインの数々。デザインテンプレートは、業種やWebサイトの種類ごとに600以上用意されており、ショッピングカートやカレンダー機能・パスワード制御など、通常サイトからECサイトまで構築することができます。

サポートは英語のみで日本語はありませんが、スタイリッシュなサイトを手軽につくりたいときに利用したいCMSです。

【BASE】

運営会社 BASE株式会社
URL https://thebase.in/
費用 無料

特徴

手軽にECサイトを構築できるCMSの代表、「BASE(ベース)」。商品検索・ブログ・メルマガ・クーポン発行など無料で使うことができるECサイトならではの機能が充実しているほか、有料サービスを利用すれば不正決済保証やBASEのロゴを非表示にすることなどが可能です。

プロがデザインした有料のテンプレートを購入すれば、ハイクオリティなECサイトが手軽に構築できるだけでなく、HTMLを編集してデザインを編集することも可能なので、完全にオリジナルのデザインにすることもできます。

BASEは作成したECサイトから販売手数料を支払う仕組み。クレジットカード支払いの場合6.6%+40円の手数料がかかりますが、ランニングコストが不要なので手軽にECサイトを構築したい人におすすめです。

サイトに合ったCMSを選んでスムーズな運用を


CMSは目的・サイト規模・担当者のスキルに応じてさまざまな種類があります。CMSの導入は、構築したいWebサイトの目的を考えどのような体制で誰が運営してくのか、長期的視点を踏まえて検討することは大切です。

ランサーズではCMSのカスタマイズや導入ができるフリーランスクリエイターが多数在籍しています。CMSを指定してのデザインコンペも可能なので、CMSを利用したWebサイト構築は、ランサーズのクリエイターに気軽に相談してみましょう。