【2015年 vs 2020年! 】オウンドメディアの成功事例10選のトラフィック・チャネルを比較します!

【2015年 vs 2020年! 】オウンドメディアの成功事例10選のトラフィック・チャネルを比較します!
新しいメデイアをつくるために、他社の事例を参考にしたい……そんなときにお役立ていただきたい、オウンドメディア10選を用意しました。しかし、単純にオウンドメディアの紹介をされてもよくわかりません。そこで、2015年頃に集計していたデータと2020年8月に取得したデータを元に解説していきます。5年間でどれくらい伸びたのか・縮小したのかなど新しい軸でご覧ください。

▶よく一緒に読まれている記事はこちら
コンテンツマーケティングの効果やメリット・デメリット、実践方法
オウンドメディアで失敗しないコツ
オウンドメディア立ち上げの注意点や制作のポイント

成功しているオウンドメディア10選

多くの企業・サービスが運営しているオウンドメディア。日本国内だけみても、数千? 数万? とにかく、把握しきれないほどのWebサイト・オウンドメディアが存在します。

今後も、ますます増えるであろうオウンドメディアですが、いったいどんなメディアが優れているといえるのでしょうか。答えが出ないのは分かっていますが、整理の意味も込めて、有名・無名のサイトをまとめてみました。

簡単な解説と、シミラーウェブから取得した、2015年12月と2020年8月時点でのトラフィック比較も合わせてご紹介します。新しいメディアの立ち上げをご検討でしたら、参考にしてみてください。

経理プラス (株式会社ラクス)

株式会社ラクスが運営する、経理担当者向けのオウンドメディアです。『業務効率化』『経理豆知識』『経理ニュース』『仕訳辞典』『テンプレート』『ダウンロード』をカテゴリに配置。

経理プラス

経理プラス (株式会社ラクス)

経理業務で使える各種テンプレートが無料ダウンロードできるなど、担当者にとって使えるサイトになっています。同社が調査したレポートもダウンロードでき、経理まわりの情報収集にはもってこい。トップページのファーストビューには、「経理あるある川柳」という経理担当者の疲れを癒やしてくれるコンテンツも設置されています。

  • トラフィック

2015年
経理プラス2015
2020年
経理プラス2020
トラフィック数を見ると約5年間のうちに20倍に成長しているのが見えます。

    チャネル

2015年
経理プラス2015
2020年
経理プラス2020
そしてそのトラフィック成長を支えたのは、自然検索でしょう。5年前に比べて、チャネルの中でシェアを伸ばしています。もちろん他のチャネルに力をいれなくなったことも考えられますが、トラフィックの増加傾向からみるに自然検索での流入が増えたと捉えられます。

TECH ACADEMY マガジン (キラメックス株式会社)

キラメックス株式会社が運営するオウンドメディア。Education×Technologyを意味する造語、「EdTech(エドテック)」を切り口とした情報を発信しています。

TECH ACADEMY マガジン

TECH ACADEMY マガジン (キラメックス株式会社)

『まとめ』『ハウツー』『ニュース』をグローバルナビゲーションから遷移できるカテゴリを設置。実際には、『EdTech』『Webデザイン』『Webマーケティング』『スタートアップ』『スマートフォン開発』『プログラミング』『インタビュー』『レポート』『お知らせ』というスラッグが用意されています。各カテゴリは、更に細分化されて(プログラミングであればJavaScript、MySQL、PHP、Ruby、Unity)、ほしい情報にたどり着きやすい設計となっています。

IT教育、ITスクール、プログラミング学習などの最新教育トレンドを抑えるのにありがたいですね。オンラインのプログラミングスクール「TechAcademy」での実際のレポートやインタビューなど生の声まで知ることができます。

TECH ACADEMYのトラフィックデータは2015年時は取得できなかったため、2020年8月に取得した情報のみになります。

    トラフィック

techacademyトラフィック

    チャネル

techacademyチャネル

サイボウズ式 (株式会社サイボウズ)

株式会社サイボウズが運営するオウンドメディア。「新しい価値を生み出すチーム」のための、コラボレーションとITの情報サイトを標榜。

『サイボウズ』『よく読まれている記事』『ワークスタイル』『あのチームのコラボ術』『ブロガーズ・コラム』『対談』『ビジネス偉人伝』『チームめし!』『タテとヨコの組織論』『マンガから学ぶチームワーク』『インターンの視点』『まるボウズ日記』『育自分休暇日記』『ベストチームメソッド』『ぼくらのメディアはどこにある?』『tech』と多くのカテゴリを設置。

サイボウズ式

サイボウズ式 (株式会社サイボウズ)

2012年5月に運用を開始し、2015年11月末段階で、約500本の記事が掲載されています。サイボウズで働く社員や社外の編集者・ライターを活用しています。運営メンバーとして、顔出し・名前出しで掲載されていることも特徴です。サイボウズ社代表の青野氏が、業界内外の著名人と対談する記事など、読み物として面白いですね。

  • トラフィック

2015年
サイボウズ式
2020年
サイボウズ式

この5年間で1.5倍程度の成長を遂げています。

  • チャネル

2015年
サイボウズ式
2020年
サイボウズ式
チャネル別で比較すると自然検索とダイレクトに流入が増えていると想定できます。

オプトカフェ (株式会社オプト)

株式会社オプトの運営する公式ブログ。2013年11月に最初の投稿がされ、2年以上にわたり運営されています。

『INTERVIEW』『MESSAGE』『EVENT』『OFFICE』『NEWS』のカテゴリで発信中。

オプトカフェ

オプトカフェ (株式会社オプト)

オプト社で活躍する社員にスポットを当てたインタビュー、役員の方々が夢を語るメッセージ&インタビュー、社内イベントや部活の紹介、社内制度や職場環境の紹介など、自社の情報を積極的に発信しています。社外の人にも発信する社内報、社外報のような位置づけです。採用活動など、オプト社を知ってもらうことに有効でしょうね。

  • トラフィック

2015年
オプトカフェ
2020年
オプトカフェ
トラフィックはこの5年間で大きく成長中です。

  • チャネル

2015年
オプトカフェ
2020年
オプトカフェ
以前はまんべんなく各チャネルから流入が有りましたが、現在はダイレクト流入がメインのようです。

freshtrax (ビートラックス)

サンフランシスコに本社を構え、東京にも進出するクリエイティブ・エージェンシーであるビートラックスのオウンドメディア。

『デザイン』『ビジネス』『ブランディング』『スタートアップ』『海外トレンド』のカテゴリを用意しています。

freshtrax

freshtrax (ビートラックス)

サンフランシスコに本社があるだけあって、欧米の最新トレンドを発信しています。デザインについての記事でも、海外におけるLPのトレンドや、日本のデザインと海外のデザインの違いなどが紹介されており、とても読み応えがあります。ブランディング、クリエイティブを生業とするだけあって、非常に中身の濃いコンテンツであることが特徴です。

  • トラフィック

2015年
freshtrax
2020年
freshtrax
ビートラックスのオウンドメディアは、5年間で流入が半減してしまったようです。

  • チャネル

2015年
freshtrax
2020年
freshtrax
半減の理由を見ていくと、ダイレクトやソーシャルでの流入が減っているようにも見えます。

エンジニアtype (株式会社キャリアデザインセンター)

株式会社キャリアデザインセンターが運営する、キャリア系オウンドメディアの先駆け。良質な記事が多く、月間50万を超えるセッション数が50万を超えることが2015年にはありました。
『キーパーソン』『旬ネタ』『コラボ』『ノウハウ』『女子部』『キャリア』を主なコンテンツに設定。

エンジニアtype

エンジニアtype (株式会社キャリアデザインセンター)

DeNA南場智子氏、nanapiけんすう氏をはじめとする、Web・IT業界の著名人へのインタビューを掲載しています。エンジニア全般をターゲット読者としているため、ソフトだけでなく、ハード系のモノづくりについても情報が満載。インタビューだけでなく、著名人からの寄稿記事が読めるのも特徴です。「女性Pythonistaたちが話す『PyCon JP 2015』ガイド」など、女性向けの記事(と見せかけて男性を釣る記事?)などが2015年頃はありました。

  • トラフィック

2015年
エンジニアtype
2020年
type1
こちらはトラフィックが大きく伸びています。エンジニア就活・転職という軸ではどんどん知名度が増えてきていて、それが結果に現れているのかもしれません。

  • チャネル

2015年
エンジニアtype
2020年
type2

Lidea(ライオン株式会社)

ライオン株式会社が提供する、くらしに役立つ生活情報を提供するオウンドメディア。ライオン快適生活研究所が中心となり、調査結果や研究結果を配信しています。

『くらしのアイデア』『みんなのハテナ』『いろどりプロジェクト』を大カテゴリとして、『お洗濯』『お掃除』『キッチン』『歯とお口の健康』『健康・美容』『子育て』『旬のアイデアまとめ』という、日常生活を支援してくれるカテゴリを配しています。

Lidea

Lidea (ライオン株式会社)

会員限定コンテンツを用意しており、ユーザー情報を取得する仕組みができています。ユーザーから寄せられた疑問に対してマイスターが回答する『みんなのハテナ』において、質問をするためにはログインする必要があるのです。会員登録をしていなくても、他の人が質問した内容と回答は閲覧が可能。暮らしの知恵が満載のメディアです。

  • トラフィック

2015年
Lidea
2020年
Lidea
ライオン社のオウンドメディアのトラフィックは5年前に比べて、約9倍と大きく成長しています。

  • チャネル別

2015年
Lidea
2020年
Lidea
トラフィックが増えている中で自然検索の割合も高くなっているのが伺えますので、SEOで上手く行っているのが想定されます。

BODY BOOK(ワコール)

女性用下着を中心とする衣料品メーカー、ワコールの運営するオウンドメディア。長年にわたって女性のからだを見つめてきた下着メーカーのノウハウをつめこんだ、かしこくキレイなからだを目指すための、下着とからだの情報サイトです。

『特集』『インタビュー』『エクササイズ』『エッセイ』『からだ用語辞典』などのカテゴリを用意しています。

BODY BOOK

BODY BOOK (ワコール)

「もっともフォーマルな下着」としてボディスーツを紹介する『新訳からだ辞典』、腸に大きなダメージを与える”冷え”として冷えの危険性を伝える『教えて、ドクター!』など、面白コンテンツが満載です。

  • トラフィック

2015年
BODY BOOK
2020年
BODY BOOK
ワコール社のオウンドメディアも堅調に成長しています。

  • チャネル

2015年
BODY BOOK
2020年
BODY BOOK

GAZOO.com(トヨタ自動車)

トヨタ自動車が運営するオウンドメディア。1998年にクルマに関する画像情報システムとして誕生し、2000年代に入ってからリニューアルや機能追加を実施。現在では、カーライフをサポートする情報メディアとして運営されています。

『ニュース』『ガズーラジオ』『GAZOO TV』『編集部特選記事』のカテゴリを設置。iTunesで聴けるラジオ番組、グラビアアイドルとドライブデートをする動画、自動車漫画の作者へのインタビューなどが用意されています。

GAZOO.com

GAZOO.com (トヨタ自動車)

普通の試乗レポートだけでなく、グラビアアイドルとドライブデートなんて興奮しますね。サーキットの狼、よろしくメカドック、頭文字Dの作者へのインタビュー記事は、ご本人の愛車(頭文字Dの作者であるしげの秀一さんは、ハチロクに乗っている!)まで紹介されていて、読み応え十二分!

トラフィックデータは2015年時では取得できなかったため2020年のみの情報となります。

    トラフィック

techacademyトラフィック

    チャネル

techacademyチャネル
やはりさすがのトヨタと言えるでしょうか。300万のトラフィックがあるのは驚きです。
ダイレクト流入も多いことからオウンドメディアのファンも多いかと思われます。

マイレピ(Procter & Gamble)

P&Gが運営する、住まいや家事、美容や健康、旅行やレシピなどの情報サイト。P&G製品のお試し情報やお得な買い物情報も入手できる、女性のためのライフスタイルサイトです。

『みんなのクチコミ』『新製品を知る』『マイレピマーケット』『会員限定プレゼント』などのカテゴリが用意されています。グローバルナビからは、『男のマイレピ』『50代からのマイレピ』などの姉妹サイトへも誘導されます。

マイレピ

マイレピ (Procter & Gamble)

会員登録機能が用意されていて、記事を読むだけでポイントが貯まります。貯まったポイントを使って、素敵なギフトを貰える設計です。繰り返しサイトへ訪問したくなる仕組みが整っています。記事についても、同社の製品であるファブリーズを使った大掃除のポイント、P&Gアンバサダーを務める羽生結弦選手のインタビューなど、気になる情報を発信しています。

  • トラフィック

2015年
マイレピ
2020年
マイレピ
マイレピは5年間で約1.5倍に成長中。

  • チャネル

2015年
マイレピ
2020年
bagslife
成長の原因を見ていくとダイレクトと自然検索の流入が増えているようです。

オウンドメディア10選まとめ

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。10サイトを紹介しましたが、知っているオウンドメディアはいくつありましたか?
また、2015年には30選で紹介していました。しかし状況が変わり、メディアを閉じているサイトもいくつかありました。

今回は比較的成長しているオウンドメディアを紹介しましたが、一方で上手く行かなかったサイトもあるわけです。
せっかく始めたなら成功させたいところ。そうであれば、一度オウンドメディアの失敗しないのコツオウンドメディアの立ち上げ方法を勉強したり、上手く行っている人に相談やコンサルティングをしてもらうのも一つの手です。

クラウドソーシングのランサーズには、オウンドメディア運営を長年してきたフリーランスも多く登録しています。
もし、オウンドメディア運営を成功させたいなら一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。