翻訳を外注する際に知っておきたい、費用の決まり方や正確な見積もりを出してもらうためのポイント

翻訳を外注する際に知っておきたい、費用の決まり方や正確な見積もりを出してもらうためのポイント
近年は外国に支社や工場を設けたり、外資系企業の参入が増えたりと、ビジネスの場で外国語に触れる機会が増えています。しかし、会社に翻訳ができる人材がいるとは限らないため、翻訳を外部に依頼することも珍しくないでしょう。 翻訳を外注するとき、気になるのはその費用です。翻訳は利用する場面が限られていることから、どれくらいの費用相場なのか知らない人も多いもの。そこで本記事では、翻訳の費用がどのような方法で決まるのか、また正確な見積もりを出してもらうためのポイントなどについてご紹介します。 ※本記事中の費用相場はあくまで目安で参考値です。

翻訳の費用はどうやって決まる?


翻訳を外注した際にかかる費用には、主に3つの要素が関係しています。適切な見積もりを出してもらうためにも、これらが費用にどのように影響してくるのかを知っておきましょう。

文字数

翻訳の費用を決める最も大きな要素は、文字数です。文字数が多くなれば、それだけ費用も高くなっていきます。英語から日本語に翻訳する場合は1単語、日本語を英語に翻訳する場合は1文字を単位として、総単位数に単価を掛けることで算出します。日本翻訳連盟が公式サイトで公開している目安によれば、英日翻訳では26円~35円、日英翻訳では20円~30円が単価となっています。
また、原稿用紙やA4用紙の枚数に単価を掛けて計算する昔ながらの手法で計算されることもあります。

翻訳対象の分野

上述した文字数による費用の計算に関係してくるのが、翻訳対象の分野です。専門性の高い分野の翻訳は、一般的な分野の翻訳よりも費用が高くなる傾向にあります。例えば日本翻訳連盟によると、金融関係の英日翻訳は1単語30円、医学・薬学関係は1単語35円が目安となっていて、単価が高く設定されていることが多くなっています。

翻訳のレベル

どれくらいのレベルの翻訳を行うのかも、費用に影響を与えます。一口に翻訳といってもその目的はさまざまで、例えば英語で書かれた文書の内容を簡単に把握したいだけという場合もあれば、海外の学会に寄稿するための論文の翻訳など、高い精度が必要となる場合もあります。こうした翻訳のレベルによって、費用が変わるケースもあるのです。

正確な見積もりを出してもらうためのポイント


正確な見積もりを出してもらうためには、依頼者側もいくつか準備しておくことがあります。この準備をしっかりと行えば、それだけ正確な見積もりを出してもらうことができます。

翻訳対象のファイルや参考資料を用意する

実際に翻訳の対象となる文書はもちろん、参考になりそうな資料も用意しておくとよいでしょう。例えば用語集やスタイルガイドなどがあります。
また、日本語から外国語に翻訳する場合は、どの国・地域に向けての翻訳なのかも明確にしておくことをおすすめします。同じ国でも地域によって言い回しが異なるケースなどがあるからです。

スケジュールを明確にする

依頼先によっても異なりますが、納期によって費用が変わることがあります。特に短納期の場合は特別料金がかかるケースもありますので、見積もりを出してもらう際には納期についても確認しておきましょう。

誰に向けての文書なのかを明確にする

費用の決まり方の項目でもご紹介したように、翻訳対象の分野や翻訳レベルによっても費用が変わります。そのため、翻訳する文書が誰に向けてのものなのかを明確にしておくことで、より正確な見積もりを出してもらえます。特に専門性が高い文書の場合は翻訳者の選定にも大きく影響するので、忘れずに伝えましょう。

翻訳以外の作業が必要なのかを明確にする

翻訳だけを依頼するなら特に問題はありませんが、寄稿先のフォーマットに合わせたり、DTP作業を任せたりと、翻訳以外の作業も必要とする場合には見積もりの金額も変わってきます。どういったサービスに対応しているかは業者によっても異なりますが、必要な場合は伝えておきましょう。

まとめ

翻訳の費用はいくつかの要素によって決定されるため、正確な見積もりを出してもらうためには依頼者側も事前にしっかりと準備しておく必要があります。あとになって揉めないためにも、準備を怠らないようにしましょう。

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