【AI導入にかかる費用は?】開発の費用相場から外注方法までご紹介

【AI導入にかかる費用は?】開発の費用相場から外注方法までご紹介
働き方改革という世の中の流れに乗って、多くの企業では業務効率化が至上命題となっています。 そんな中で重要なキーワードとなっているのがAI。 多くの企業ではAIを活用して生産性の向上に役立てたいと考えていますが、まだまだ模索中の段階にあります。 AIは具体的にどのような活用方法があり、その開発費用の相場はどの程度のものなのでしょうか。 ※本記事中の費用相場はあくまで目安で参考値です。

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AI開発にかかる費用は?費用相場をご紹介!

さまざまな分野で活用が始まっているAIですが、実は一口にAIと言ってもさまざまな種類のものが存在します。
代表的なAIの活用例と開発の費用相場を見ていきましょう。

AIの種類について

例えば事務処理のような定型の作業が得意なAIはRPAと呼ばれていたり、人間の言葉を理解して自然な会話を成立させるAIはコグニティブコンピューティングシステムといったように、その用途に応じて使用されるAIも異なります

AIという言葉は一般的になってきましたが、RPAやコグニティブコンピューティングシステムといったような細分化されたAIの名称はまだまだ知名度が低い現状があります。
それほどAIの活用は始まったばかりの段階で、多くの企業でも具体的にどのような業務にAIが活かせるのかを試行錯誤しながら模索している段階にあります。

実際のAI開発事例とその費用は?

実際にAIを有効に活用している事例をご紹介しましょう。

最近、企業のホームページなどでチャットツールが表示されているのをご覧になった人も多いと思います。
特に製品紹介のページや問い合わせ先一覧の掲載されたページに表示されることの多いチャットツールですが、実はこのツールのほとんどはAIによって動いています。
人間が返答しているのではなく、チャットボットとよばれるプログラムによって動いているのです。

チャットボットの身近な例ではAppleのSiriがあります。
人間の声を認識し、それに最適な答えを返すことで、あたかも人間と会話しているような感覚になります。
企業のホームページなどで使用されているチャットボットはSiriのような音声ベースのものではなく、パソコンのチャットのようなテキストベースによるものがほとんどです。

チャットボットの導入にかかる費用相場としては、クラウド型のプランでは月額数千円程度のものから、個別開発によって提供されるものでは数百万円以上の費用がかかるものまでさまざまです。
要求するレベルに応じて掛かるコストも大きく変わってきます。

例えば商品数もそれほど多くなく、問い合わせ内容のバリエーションもいくつかに絞られるようなケースではプログラミングも単純で低予算で開発することが可能です。
しかし、大企業で取り扱う商品数も多く、大人数のオペレーターで対応していたようなボリュームの仕事をチャットボットに移行する場合、プログラミングも複雑で個別開発をせざるを得ないケースも少なくありません。

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チャットボット型AI開発のプロセスと費用は?

徐々に活用が広まっているAIですが、多くの企業で採用されているのがコールセンター業務をAIに代替させるものです。
代表的なツールであるチャットボットを例に開発プロセスと費用相場をご紹介していきます。

AI開発前に必要な準備と費用!

コールセンターの業務効率化に有効なチャットボット型のAI開発を行う際のプロセスを見ていきましょう。
まずはチャットボットを開発するためのヒアリングからスタートとなります。
現在どのような業務を行っていて、どの部分の業務がAI化に適しているのかを見極めます。

AI化に適しているのは質問に対する答えが明確に定められており、特定のキーワードに結びつけやすい業務です。
例えば、製品の特徴を知りたい、料金を知りたい、購入方法や申込み方法を知りたいなど、カタログに記載されているような基本的な内容を返答するにはAI化による業務効率化が期待できます。

これに対して、例えばクレーム処理や修理対応など、イレギュラーな処理が要求される業務に関しては人間でなければ対応できないケースがほとんどです。
このように、AIによって解決できる業務を見極めるために、まずは業務内容のヒアリングとその準備からAI開発は始まります。
数回程度のヒアリングで業務内容を精査し、そのコンサルティングの費用相場は30万円程度となっています。

プロトタイプのAI開発と費用

AI導入によって効果が見込める業務が絞られたら、実際に使用するプロトタイプのAIシステムを開発します。
プロトタイプを作成する手順としては、まずはデータの収集から始まります。
単にExcelやCXVのようなファイルを集めるだけではなく、その中にある余分な情報を削ぎ落とし、クレンジングとよばれる前処理をすることも重要な項目です。

データの準備が整ったら、実際にシステムを開発していきます。
プログラミングのようなイメージをする人も多いと思いますが、実際にコマンドを打つようなケースは多くありません。
フローチャートのように図表を繋ぎ合わせるような開発方法もあれば、Excelのマクロのように動作を録画するような仕組みのものまで様々です。

一般的にライブラリとフレームワークといった開発手法に分けられますが、細かなカスタマイズが可能なのがライブラリです。
当然、フレームワークに比べてライブラリのほうが開発費用も高額になります。
AIのツールはまだまだ一般的ではなく、導入する企業にとっても初めての試みのケースが多いもの。
これまで実際に利用したことのないものだからこそ、試作品を使ってみてもらうことで実業務でのイメージが湧きやすくなります。

また、AIは使えば使うほど学習して精度が向上していくという特性も持ち合わせています。
ある程度の期間導入し、使い続けてもらうことでAIの真の価値を体験してもらうことにも繋がり、開発する側にとっても細かな修正を行うことができます。
プロトタイプの開発はシステムの規模や開発手法によっても変わってきますが、開発に要する期間は数ヶ月間程度、費用相場は200万円以上のケースが多いです。

本運用と効果検証で改善をし続けよう!

プロトタイプで大まかな調整が完了し、システムが完成したら本運用に入ります。
プロトタイプのシステムをベースに本番環境を開発し、実際の業務の中の一部として使ってもらいます。
業務の内容にもよりますが、あくまでも試験運用の意味もあるため、これまでの通常業務を全てAIに置き換えるのではなく、一部を徐々に置き換えていくようなイメージです。

これまでの環境とAIシステムの運用によって、どの程度の業務効率アップに繋がったのかを比較する意味合いもあるため、一定期間は並行運用という形をとります。
本運用に入る際には業務の規模や使用するライセンス数など、さまざまな要因によって見積金額は変わってきます。
相場金額の算出も大幅に変わってくることが多いため、都度見積もりをとる必要があります

AI開発を適切な費用で外注したい!おすすめの方法は?

AI開発は専門の企業が請け負っているケースも多いですが、近年注目を集めているクラウドソーシングを活用することによって適切な費用に抑えることが可能です。

AI開発にはクラウドソーシングの活用がおすすめ!

AI開発は規模によってさまざまなタイプに分類されます。
例えば一部門の中の特定の業務だけをRPA化して効率化したいといったケースも徐々に増えてきています。

AI開発に特化した専門企業も存在しますが、そこまで大きなプロジェクトではなく、小規模の開発からスタートして徐々に広げていきたいと考える企業も多いはず。
そんなときにはクラウドソーシングを上手に活用することで開発費用を大幅に抑えることも可能です。

フリーランスのエンジニアが多数登録しているクラウドソーシングでは、企業にAI開発を依頼するよりも大幅に安い料金で発注することが可能です。
小さく始めて大きく育てたいと考える企業にとって強い味方になってくれることでしょう。

ランサーズにはフリーランスのエンジニアが多数在籍

数あるクラウドソーシングサイトの中でも、ランサーズには多数のエンジニアが在籍しています。
また、自社でAI開発を行いたいといったニーズに対しても、Lancers Topというシステムにより高スキルのエンジニアを常駐として採用することも可能です。
エンジニアと企業の間には専属のエージェントがいるため、何かトラブルがあったとしても安心して対応してくれます。

今後さまざまな分野で開発が激化するAI!最小限の費用で導入しよう!

AI開発とその活用はまだまだ始まったばかりです。
チャットボットのような比較的単純な業務に限定されているAI開発も、今後はより複雑な業務の代替が可能になってきます。

AIによって仕事が無くなるといった懸念も耳にしますが、考え方によってはこれまで以上にクリエイティブな仕事が増えるということも意味します。
そのためには、私たちがAIをうまく活用し、使いこなしていくことが重要です。
AIを活用するための初歩として、まずは限定的な一部分の業務だけでもシステム化してみることを検討してみてはいかがでしょうか。

外注する前に要チェック。システム開発の見積もり手法やチェックポイント