一流ビジネスマンに学ぶ、人間関係が変わる雑談

一流ビジネスマンに学ぶ、人間関係が変わる雑談
雑談というと、一見ムダ話のように思われがちですが、実際はそうではありません。一流のビジネスマンはこの雑談力を武器にすることで、職場や取引先で信頼関係を築き、大きな成功を収めているといいます。では、ビジネスシーンで役立つ雑談とはどのようなものなのでしょうか?今回は、ビジネスコミュニケーションの分野でコンサルタントとして活躍する、安田正氏の著書、『超一流の雑談力』から、そのメソッドを学んでいきたいと思います。

開口一番のさわやかな挨拶で相手との距離を縮める

意外とできていない人が多いのが、「開口一番のさわやかな挨拶」だと安田氏はいいます。「会話の始まり」とは「つかみ」にあたり、第一印象を決めるのにとても重要です。人の評価は会話を開始して1分、最長でも4分で決まるという研究結果もあるようです。

空気をよくする会話は、素敵な笑顔とともに、「はじめまして、○○社の××と申します。本日はお時間をいただきどうもありがとうございます。よろしくお願いします!」というのがベスト。人は「よろしくお願いします」と言われると、好意的に受け取ってくれるものなのだそうです。

初対面でよい空気を作り出し、好印象をもってもらうためにも、開口一番の挨拶には特に気を配るようにしたいですね。

「雑学」ではなく「使える知識」の話をする

初対面の人には天気やニュースなど、あたりさわりのない話題から入るのが正解ですが、少し距離のある人と深い話をしたい場合にオススメなのが、「使える知識」の話だそうです。
ただの雑学ではなく、相手に実益のある話をそれとなくできると、相手がどんどん食いついてくるので、会話が盛り上がります。

こうした話を自然にできるようにするには、相手がどんなことに興味がある人なのかを事前にリサーチすることや、会話をする中で相手の興味を見極めることが必要となります。

ビジネス現場で相手との距離を縮めるためにも、「使える知識」の引き出しをたくさん持っておくことが、雑談力アップの近道のようです。

相手に気持ちよく話をしてもらうためのキラーフレーズ

自分に興味を持ってくれる人には話をしたくなるもの。この人相手だとついつい話し過ぎてしまう、というような質問上手の人っていますよね。

会話を広げ、相手に気持ちよく話をしてもらうために安田氏がオススメしているのが、「何か特別なことをされているんですか?」というフレーズです。日頃から陰ながらに努力していることや、こだわりのポイントを褒められて質問されたら、誰だって嬉しくなって話してしまうもの。

相手が褒めてもらいたいと思うポイントにいち早く気づいて、そこを質問してあげることが聞き上手の第一歩なのです。

二度目に会ったときは「前回教えてもらったこと」に触れる

できるビジネスマンは、前回どんな会話をしたか「雑談ノート」をつけるといいます。二度目に会ったときは、暫く時間が空いている分、せっかく親密になれた相手との距離感がリセットされがち。そうならないために、二度目に会ったときは、「前回教えてもらったこと」に触れるのがよいそうです。

例えば、オススメされた本を読んだ感想を、相手への感謝の言葉も添えて話すと効果絶大。自分が教えてあげたことで、相手がアクションを起こして喜んでいる姿を見れば、誰だって嬉しいですよね。

さいごに

本書には、雑談に役立つ情報はどこで集めればよいのか、ついついやってしまいがちな雑談の悪い例や、こうすると盛り上がるという良い例、相手の心を開く聞き方など、ビジネスシーンで役立つ情報がたくさん書かれているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。


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