興味本位で始めたWeb開発―「遊びが仕事に」 − 柴沼氏
きっかけは会社員としての危機感
-まずはご自身の経歴をご紹介いただけますか?
高校を卒業後、実家で営む町工場に勤務していました。しかし、生産は次第に中国に移行し、同業他社は廃業、給料も右肩下がり…本業だけではどうにもいかず、居酒屋などでダブルーワークをしていました。でも、そんな状況を打破したくて、元々興味のあったWebシステムの勉強を始めました。最初はブログや掲示板等を作ってみて、公開して遊んでいました。
6〜7年位前、Web上でリアルタイム動画変換システムを作って公開したところ、お問い合わせフォームからシステム開発のご依頼を受け、それから少しづつフリーランスとしての働き方を確立していきました。
-ランサーズを知った最初のきっかけはどのようなものでしたか?
依頼を受けて制作していたサービスの名前が決まらず、Web検索をしたところ、ランサーズに出会いました。とても面白いサービスだと興味を持ち、それからちょくちょくランサーズを見るようになりました。
広がる視野、クライアント目線へと
-現在、ランサーズをどのように利用していますか?
現在は開発案件がメインです。本業が落ち着いて、時間が空いている時などランサーズを利用させていただいています。時間が無い時は依頼内容を眺めて自分だったらどのように提案するのかを考えるのですが、それだけでもとても勉強になります。
-ランサーズを利用したことで感じたメリットなどはありますか?
様々な方が利用しているサービスなので、会社員では考えられないくらいの、新しいクライアント様と接する機会があります。
新しいクライアント様と接することで、今まで気づかなかった点を考えさせられます。技術的な面はもちろん、ビジネスマナーからメッセージのやりとりまで沢山の考えるきっかけを与えていただいています。
-ランサーズ上のお仕事で工夫されていることはありますか?
クライアント様の中には、システムやアプリケーションの開発を初めて依頼される方も多くいらっしゃいます。なので、案件の進め方や無事納品されるのか等の不安を抱いていらっしゃいます。
そのような方の場合、特に気をつけていることは、お持ちの不安を拭えるように、分かりやすく簡単に、不明点は解決するまで説明しています。自分本位にならず、常にクライアント様の視点に立って提案することを心がけています。
実力勝負だからこそのやりがい
-フリーランスとしてのやりがいはどのようなものでしょうか?
開発に0から携わり、お世辞でもお褒めの言葉を頂くと、会社員として働いている時では味わえない嬉しさがあります。完全に実力勝負なので大変なこともありますが、習得した技術をすぐに仕事に反映できるので新しい目標が絶えず見つかります。充実した毎日です。
-今後どのようなお仕事をされていくご予定でしょうか?
ITの技術やトレンドは変化のスピードがとても早いです。変なこだわりは持たず、新しい技術・トレンドを即吸収し、提供できるように仕事をしていきたいです。