安全に稼げる副業の特徴とは?だまされないための見極め方を解説

怪しい副業サイトを見極める7つのチェックポイント
怪しい副業サイトを見極めるためには、以下7つのチェックポイントを利用して確認してみてください。
- 運営会社の情報が記載されていない
- 現金の受け取り方法が不明瞭
- 過剰な広告で「儲かる」とあおる
- 収入を得られる前に一定の入金を求められる
- 仕事の内容が不明瞭
- 返金保証や追加サポートを謳う情報商材
- マルチ商法やねずみ講の疑いがある記載
それぞれのチェック内容について、以降で解説します。
運営会社の情報が記載されていない
その副業サイトを運営している会社の情報は、多くの場合「運営会社」や「会社情報」などのリンクで示されたページに記載があります。
会社情報のページには、運営会社の企業名・住所・代表者名・資本金などが記載されているはずです。
運営会社に関する情報の記載がない副業サイトは、サービスをいきなり終了しても後を追うすべがありません。
どんな副業サイトでも、必ず運営会社の情報を確認するようにしましょう。
現金の受取方法が不明瞭
副業サイトで稼いだお金やポイントは、現金として入金されるまでは安心できません。
正常な副業サイトなら、現金の受取方法について細かい説明があり、働いた分の報酬はどのタイミングで受け取れるかまで把握できるようになっています。
現金の受取方法についてはっきりと記載していない副業サイトは、他に怪しい部分がないかよく確認し、できれば登録しない方が無難です。
ポイントサイトとして運営されているように見えても、換金できなかったり極端に悪い交換レートに設定されていたりする場合もあります。
過剰な広告で「儲かる」とあおる
文字のコピペなど、スキル不要な単純作業で1時間5,000円稼げる、といった法外な高単価をうたう副業サイトがあります。
しかし、そのようなおいしい話があれば、多くの人が殺到するはずです。
「これってすごくいい条件」と感じたときほど、本当にそんな仕事があり得るのかを慎重に考えましょう。
収入を得る前に一定の入金を求められる
収入を得る前に、一定の金額を支払うように求めてくる副業サイトは、ほぼ詐欺だと疑ってかかりましょう。
ひと昔前の手口ですが、型落ちのパソコンや教材を高値で売り付け、仕事をあっせんすると口だけ言うというやり口もよく見られました。
現在では、特に投資関連や稼げる副業に関する情報商材を売りつけるパターンや、スマホで簡単に稼げるとうたうケースが増えています。
副業を始めるのに出費を求めるような副業サイトは登録せず、登録料無料のクラウドソーシングサイトやスキルシェアサービスを利用しましょう。
仕事の内容が不明瞭
仕事の内容がはっきりと書かれていない副業サイトは、かなり危険な可能性があります。
なぜなら、その仕事は公の場で明確に記載できない犯罪に近い内容である可能性があるためです。
仕事内容が不明瞭なまま、SNSで「自分は儲かっている」と書いているアカウントもあります。
何をして稼いでいるのかよくわからない副業サイトやSNSのアカウントには近づかないようにしましょう。
返金保証や追加サポートをうたう情報商材
「これで儲からなければ返金保証」「儲からなければ追加サポート」などをうたう情報商材を販売しているサイトも見られます。
このような書き方は投資関連や副業関連など、「稼ぎたい」と考えている人を引き寄せる効果がありますが、実際にはうたい文句の通りに実行されないケースも少なくありません。
逆に追加サポートでさらに別料金を支払う羽目になることもあるため注意しましょう。
マルチ商法やねずみ講の疑いがある記載
マルチ商法やねずみ講の名前は聞いたことがあっても、実際にどのような仕組みなのか知っているでしょうか。
ねずみ講は、商品が実在しないのに「これを売れば儲かるが登録料が必要」と勧誘して踏力料を支払わせ、組織を大きくすることで最初に組織を立ち上げた人が儲かる仕組みです。
マルチ商法は、ねずみ講と仕組みは同じなのですが、曲がりになりにも商品がある点が特徴なります。
ねずみ講は無限連鎖禁止法という法律で禁止されていますが、マルチ商法は明確に禁止する法律がありません。
マルチ商法やねずみ講の仕組みを知っておき、これらの商法に引っかからないようにしましょう。
SNSでみられる副業詐欺
次に、SNSで多く見られる詐欺の事例について解説します。
他のSNSで共通する詐欺もあるので、よく利用するSNSだけではなくすべてのケースを確認してください。
LINE
LINEでは、「LINEスタンプを送るだけで報酬〇円!」という副業詐欺が代表的な例です。
LINEスタンプを作成して販売することで収入を得られることは、多くの人が知っています。
この常識を悪用して、LINEスタンプで儲かるように宣伝し、集まってきた人に情報商材を売りつけてくる、という手口です。
Twitterに多い詐欺は「リツイート詐欺」。
リツイートをした人の中から抽選でお金や物品を配るという形でリツイートを募集している人や企業がいることから、その真似として派生している詐欺です。
リツイート詐欺では、「本アカウントをフォローしてこのツイートをリツイートした人から抽選で〇名に100万円!」などとうたいながら、誰にも賞金を配りません。
そしてフォローしてきた人たちに対して逆に現金の振り込みを求める、情報商材を売りつけるなどして人を騙します。
リツイートで賞金や景品を配ると宣伝しているアカウントは、身元がはっきりしているか企業アカウントであることを確認して応募すると安全です。
また、「裏バイト詐欺」にも要注意です。
「荷物を運ぶだけで高額報酬!」などというアルバイトは、オレオレ詐欺の受け子など、犯罪に加担する内容であることが多くかなりの危険を伴います。
アルバイトをしただけなのに犯罪者になってしまった、ということのないよう注意しましょう。
Twitterでもよく見られますが、稼いでいる自分を演出した投稿を繰り返し、自分も稼ぎたいと話しかけてきた人に対して情報商材や授業料などを請求する詐欺が見られます。
また、Instagramのフィードに流れてくる広告が詐欺広告の場合も。
「クリックするだけで〇円!」などとうたっている広告には注意してクリックしないようにしましょう。
副業サイトでの詐欺案件と対処方法
ここまでは、副業サイトそのものやSNSの投稿が詐欺であるケースを紹介しました。
しかし中には副業サイトに掲載されている案件や、送られてくるメッセージが詐欺の場合もあります。
正常に運営をしている副業サイトでは、詐欺案件を放置しないよう定期的にチェックしているので、基本的には安全です。
しかし、運営がチェックをするまでのすき間を狙われる場合もあるので、危険なケースを知識として知っておき、危険性を見分けられるようにしておきましょう。
メッセージで外部サイトに誘導
副業サイトでは、そのサイト内で契約や仕事内容のやり取りを行います。
しかし、案件を募集するように見せかけて外部サイトへ誘導するケースがあるので要注意です。
サイト内で仕事を進められない理由のある、犯罪性の高い仕事だったり、誘導先が詐欺サイトだったりする可能性を考え、リンクはクリックせずに運営に連絡しましょう。
異様に高い文字単価で釣るが実際はテストライティングだけ搾取
一般常識から考えて非常に高い文字単価で受注者を募集しているにもかかわらず、テストライティングは無料、または超低単価の案件も要注意。
「テストライティングの結果不合格でした」と言って、送られてきた文章を搾取するケースがあるためです。
高単価案件のため発注者側が慎重になっているケースと混同しやすいのですが、やはり本発注とテストライティングの内容にかなり乖離がある案件は見送った方が無難です。
万が一騙された場合の対処方法
いくら気を付けていても「あ、もしかして騙されたかも?」と思う瞬間が訪れる可能性はあります。
金銭面の損害や犯罪へ加担した可能性など、困った問題が発生したら、すぐに以下の方法で対策を進めましょう。
- 消費者ホットラインに相談
- クーリング・オフ
- 弁護士に相談
これらの対策方法について、具体的に説明します。
消費者ホットラインに相談
消費者ホットラインとは、国の運営する国民生活センターが提供している消費関連の相談窓口です。
実際には、都道府県の消費者生活センターが相談を受け付けています。
消費者ホットラインの電話番号は「188」とシンプルで覚えやすいので、受付時間(平日の10時~12時、13時~16時)に電話をかけて相談してみましょう。
クーリング・オフ
仕事のあっせんと引き換えに業務に利用する物品を売りつける取引の場合は、クーリング・オフ制度を利用し、消費者側から一方的に解約することが可能です。
購入(または申込)時に契約書などの書面を受け取りますが、受取日を含み20日以内なら契約解除ができます。
契約解除の方法は、郵便の内容証明を利用して「契約を解除する」と伝えるだけです。
ただし、クーリング・オフ制度は情報商材には適用されません。
情報商材を購入する場合は、クーリング・オフ制度が適用されないことを念頭に置いた上で、購入するかどうか慎重に検討してください。
弁護士に相談
消費者ホットラインやクーリング・オフ制度で解決がつきそうにない場合は、最終手段として法律の専門家である弁護士に相談しましょう。
地方自治体によっては、月1回など定期的に無料法律相談を受け付けているケースがあります。
自分で弁護士を選ぶ場合は、 日本弁護士連合会に登録している弁護士かどうかを確認することで、「選んだ弁護士が詐欺業者だった」という事態を回避できます。
安全に稼げる副業サイトの特徴
最後に、安全に稼げる副業サイトの特徴について確認しましょう。
これらの内容がすべて満たされているかどうかを確認できれば、その副業サイトは安全だと言えます。
運営会社の基本情報が記載されてる
副業サイトに会社情報に関するページがあり、運営会社の基本情報が記載されていれば、安全な副業サイトの可能性が高くなります。
念のため記載されている住所や電話番号が実在するか調べられればより完璧です。
口コミに問題がない
少しでも怪しいなと感じたら、インターネットでその副業サイトに関する口コミを検索してみましょう。
詐欺サイトなら、怪しいとする口コミが多く見られます。
口コミを検索してみて問題がなければ、その副業サイトはある程度信用できると言えます。
稼ぐ前にお金を取られる仕組みがない
通常の副業サイトは、登録料や仕事の獲得などでお金がかかることはありません。
副業サイトに手数料を支払うタイミングは、実際に仕事をして支払いまで確定した後です。
お金を稼ぐ前にお金を取られる、という仕組みがないかどうかはしっかりと確認しましょう。
現金の受け取り方法が明確
仕事の獲得から入金までの流れが明確で、どのような形で現金を受け取れるのかが記載されていれば、ほぼ安心できる副業サイトと見なしても大丈夫でしょう。
安心安全に副業を始めるならランサーズへ
ランサーズは、2008年から運営を始めた老舗のクラウドソーシングサイトです。
多くの発注実績もあり、毎日多くの人が仕事をこなして収入を得ています。
また、ランサーズの仕組みを知ることで、他の副業サイトを探す際、ランサーズとの違いを確認することでも怪しいサイトを見分けることが可能です。
安心安全に副業を始めたいとお考えの方は、まずランサーズの利用をご検討ください。