たった2年で人生が変わったフリーランスという生き方

たった2年で人生が変わったフリーランスという生き方
ランサーズに登録して、自分らしい働き方を体現している人たち=「ランサー」。たくさんのランサーの中から、活躍目覚ましいランサーを表彰するのが『Lancers of the Year』です。6回目を数える2020年の『Lancers of the Year2020』は、新型コロナウイルス対策のために初のオンライン開催となりました。盛況のうちに幕を閉じたオンライン開催を記念し、受賞ノミネートをされた中からオンラインやメールで取材協力をいただいたランサーの皆さんの軌跡を紹介します。初回はWebデザイナー/ディレクターとしてご活躍の鹿野絢人さんです。
LANCER SCORE
229

Lancersに出会って――副業からフリーランスへの転身。鹿野さんがつかんだ人生の転機とは

Webデザイナーやディレクターとして制作会社で実績を積んだのち、老舗のプログラミング学校でWebデザインなどの講師を務めていた鹿野絢人さん。

副業として始めたランサーズの活動に魅力を感じて、2018年に独立。以来、フリーランスとして世の中のニーズの変化を読んで、自身のスキル・ノウハウを進化させ続け、実績を着実に伸ばす鹿野さんに話を伺いました。

お客様の反応がダイレクトに受けられるランサーズの仕事


――もともとは会社員だった鹿野さん。会社員時代からランサーズを始めたきっかけを教えてください。

鹿野絢人さん(以下、鹿野):ランサーズに登録した当時に勤めていた会社では、プログラミング学校で講師としてグラフィックソフトを使ったデザインやUI※(フロントエンド)、SEOを法人や個人向けに講義をしたり、Webデザインやバックエンドの履修コースを販売したりする業務を担当していました。

注※)UI:ユーザーインタフェースの略。ホームページの場合、パソコンやスマートフォンに表示されるデザイン、フォント、仕組みなど、ユーザーの視覚に触れる全ての情報のことを指します。

そんな中でランサーズを始めたのは、自分の勉強のためです。

WebデザインやSEOといったWebサイトに役立つ知識を教えていたので、「実際にWebサイトをつくって納品する実務を副業で行えば、必ずや自分の見識が広げられるに違いない」と考えました。

ですから当初は、自分の知識を深める”副業”として、気軽に始めたんです。

ところが続けるにしたがって、依頼される案件や収入が増えていき、何より納品したお客様の反応をダイレクトに受けられることに感動して、すっかりランサーズを通した仕事にハマってしまいました。

2018年からはフリーランスとして、ランサーズで本格的に活動しています。

副業がいつしか本業に

2018年のLancers of the year にて、ランサーズ社長の秋好と。


――副業のつもりだったのが、予想以上の手応えに本業へと切り替えたんですね。フリーランスとして本格稼働する上で、何か準備をされたりしたのでしょうか。

鹿野:そうですね、さらに稼動を安定させるために、先輩ランサーにお願いして活動のコツを教えてもらいました。

――先輩ランサーに!どうやって教えてもらったのでしょうか。

鹿野:2018年のランサーズオブザイヤーに参加して、その年の受賞者の方に直接声をかけて、その場で時間を割いてもらったんです。教わったコツをちゃんと実践したら、さらに受注額が増えてお客さまからの信頼も厚くなったように思います。

WebデザインからSEOコンサル…。幅広い仕事の中身


――地道にコツコツと取り組まれた成果が現れたんですね。ランサーズでは主にどのような仕事を受注されているのでしょうか。

鹿野:それまでに培った知識を生かして、主にWebサイトのデザインから実装、運営まで行っています。

最初の1年は自分から公開プロジェクトに応募していましたが、2019年からは名指しの直接プロジェクトの割合が増えて、今では直接依頼が100%となりました。ご依頼が多く、お断りせざるを得ないケースも出てきているほどです。

鹿野さんのランサーズでの仕事例


――直接依頼が100%とはすごいですね!ランサーズ以外でも活動されているのでしょうか。

鹿野:そうですね。ランサーズ以外では、SEOやメディア運営を勉強するためにブログを運営しています。そのブログも、月あたりで10万アクセスを超えるようになりました。

そこから得たノウハウを生かして、SEOのコンサルティングも行っています。

さらに2018年の終盤からは、YouTubeチャンネルを複数開設。動画制作の依頼が増えるのではないかと考えて始めた取り組みですが、予想通りにWebサイトと動画の両方の制作依頼がチラホラ入ってくるようになりました。

ブログ運営のノウハウや動画撮影から編集までの経験が、ほかのWebデザイナーとの差別化になっているかと思っています。

たった2年で人生が変わった

仕事で訪ねたハワイで、現地のジムで汗を流す鹿野さん


――これまでの経験やスキルに甘んじることなく、ご自分でトレンドをつかんでスキル開発をした努力が実績となって実を結んでいるんですね。会社員時代とフリーランスのいまとでは、生活にも変化があったのではないでしょうか。

鹿野:本当にたった2年で人生がガラッと変わってしまいましたね。

会社員時代は朝9時から夜の12時まで働いて、その割には収入も決して多くありませんでした。
フリーランスとなった今では、好きな場所で仕事ができて、移動時間もありません。睡眠時間にジムへ通う時間、勉強のための時間が確保できるようになったのは、大きなすばらしい変化です。

中でも一番感動したのは、旅先で遊びながら仕事もすることができるようになったことです。
ハワイにお客さまをつくって仕事も兼ねて旅行をしながらも、日本国内のお客さまからの案件も受けられる――。

会社員時代もインドのバンガロールで現地学校を立ち上げるといった経験をして、それもとても勉強になりましたが、自分ひとりの力でここまで自由に仕事とプライベートが楽しめるなんて、ランサーズを始めるまでは想像すらできませんでした。

――まさにフリーランスならではのご経験ですね。最後に、鹿野さんがこれからどんな活動しようと考えているのかお聞かせください。

鹿野:以前に2018年にランサーズオブザイヤーを受賞されたランサーさんが、快くそのノウハウを私にシェアしていただいたように、これからランサーズで活動しようとする方々がうまく受注できるよう、私の知識やノウハウをシェアしていきたいと思っています。

たった2年で人生がここまで変わる――。

私個人の経験をたくさんの方にシェアすることで、一人でも多くの方に同じような驚きと喜びを味わっていただけたらうれしいですね。

RECOMMEND
関連記事