フリーランスは「ワクワクを持続できる」魅力的な働き方

フリーランスは「ワクワクを持続できる」魅力的な働き方
フリーランスという働き方が広がり、ユーザーがクライアントと仕事上の接点を持ちやすくなってきました。そのような働き方を支援するサービスがランサーズです。ランサーズに登録している個人を「ランサー」と呼びますが、その年度で目覚ましい活躍をされたランサーを顕彰する『Lancers of the Year』も今年で5回目を迎えました。ここでは、今年の『Lancers of the Year 2019』ルーキー賞を受賞した東保 希さんに、この1年フリーランスを経験して生活がどのように変わったか。また、受注のために工夫したことなどをお伺いしました。
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『Lancer of the Year 2019』ルーキー賞の受賞の快挙を成し遂げた東保さんがしたことは?

東保 希(ひがしほ・のぞみ)さんは文章の仕事も未経験で、資格も取得していないにも関わらず、2018年にフリーランス(ライター)の世界に飛び込んで『Lancer of the Year 2019』ルーキー賞を受賞されました。ルーキー賞は登録して一年以内のランサーさんの中から、目覚ましい活躍をしたフリーランスに送られる賞です。

ランサーズに登録して、わずか2ヶ月で会社員時代の収入を超えるという活躍の背景には、東保さんの並々ならぬ決意と努力がありました。いったい、どのようにしてフリーランスとして自立できる自信を手に入れたのでしょうか。

正社員という働き方に疑問を持ち、独立を決断


――『Lancer of the Year 2019』受賞おめでとうございます。今の気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます。このような『Lancer of the Year 2019』という名誉な賞をいただけたのは、ひとえにクライアント様のご支援、ご協力のおかげだと思っています。感謝しています。

――フリーランスとして独立したのが2018年とのことですが、それまではどのような仕事をされていたのでしょうか。

私は大分高専の都市・環境工学科を卒業したあと、通信会社のグループ企業で土木系の会社に就職しました。その後、退職してフリーライターとして仕事を始めたという経緯です。

会社勤めのときには特に資格を取得したということはなく、文章の仕事をしたこともありませんでした。確かに会社員はお給料の面で安定していますが、極論を言えば「固定給」という点で、きちんと仕事をやってもやらなくても収入は変わりません。むしろ学生時代のアルバイトのほうが、やりがいを感じるような瞬間もあったように思います。

そんな会社員としての働き方に疑問を持っていたため、思い切って会社を辞めてフリーライターという仕事を見つけ、再出発することにしたのです。

発注者側の立場を考えた提案文を送るよう心がける

――ランサーズに登録したのは2018年の何月ごろですか。

ランサーズの登録は2018年2月です。それが初めてのフリーランスということになります。資格も実績もありませんから、とにかく最初は「タスク・作業」でライティングというものに慣れるしかないと考えて、10件ほど応募して作業しました。

そのときに、たまたまテストライティングの募集を見つけて、タスクでのテストに合格し、プロジェクトでのご依頼をいただきました。また、並行してプロジェクトには2月に5件応募、3月に10件応募しました。

――ランサーズのプロジェクト募集は応募数も多く、簡単に採用されるというわけでもありませんよね。受注を増やすために、東保さんが工夫されたことは何ですか。

ランサーズで募集されるプロジェクト形式のお仕事は、とにかくスピード感が重要だと思っています。そのため、気になったプロジェクトには、すぐに応募するように心がけています。ただ、応募の提案文にテンプレートを使うと先方も気づいてしまいますから、依頼内容に合わせて提案文を変えるようにしています。

その提案文ですが、宛先にも必ずご担当者様のお名前を入れて応募するようにしています。

このほか、自分のスキルを出品できる「ランサーズストア」を積極的に活用するようにしています。

――受注のためにいろいろな工夫をなさっていますね。スキルアップという点では何か工夫はありますか?

『Lancer of the Year』を3年連続で受賞されたライターさんにライティングを学びました。その結果、ランサーズに登録して1ヶ月で認定ランサーになることができ、3ヶ月で総合ランキングTOP100、ライティングカテゴリで19位になることができました。これも受注に結びついているのではないかと思います。

独立2ヶ月目で会社員時代の収入を超えたことが自信に


――フリーランスとして独立して、東保さんの生活に何か変化はありましたか。

生活のリズムが変わりました。会社員のときは朝から出勤でしたが、今は12~20時まで主に作業をするような生活リズムに変化しました。1日の作業が終わったら2時間くらい半身浴ができるなど、好きなことをできる時間が取れるようになったのは嬉しいですね。

――2018年は劇的な生活の変化が東保さんにあったのですね。フリーランスとして生計を立てていけるという自信がついたのは、いつ頃からですか。

フリーランスとして独立して、2ヶ月目で会社員時代の収入を超えることができたのです。そのときにフリーランスとしてやっていけるという自信が生まれました。

――独立して2か月で会社員のときの収入を超え、しかも『Lancer of the Year 2019』を受賞するなど、華々しいフリーランスデビューを飾りました。今後、どのようなことをやっていきたいと考えていますか。

そうですね……。将来的には発注者側になることが目標ですね。自分でサイトを運営しながら、ライターさんにお仕事を依頼し、自分でもライターとして活動していきたいと考えています。

そのときには、今の経験を活かしつつ、フリーランスの方々が働きやすい環境を提供するのが理想ですね。

――やはりランサーズのようなフリーランス向けのサービスを活用してビジネスを展開していくことが理想なのですね。ご自身も、そういった働き方で『Lancer of the Year 2019』を受賞されたわけですが、このような働き方は今後も広がっていくと思いますか。

そうだと思います。クライアント様から「どうやってライターを探せばいいのかわからない」という声をよく耳にします。ランサーズのようなフリーランス向けサービスは、こうした声に応えることができ、利用する企業もますます増えていくのではないかと思います。

そういった需要が高まるなかで、フリーランスや副業という働き方でチャレンジする人も今後は増えていくのではないでしょうか。

――なるほど。それでは最後になりますが、これからランサーズに登録しようと考えている方や、フリーランスになったばかりの方に向けて、何かメッセージがあればお願いします。

フリーランスは「ワクワクした気持ちを持続できる働き方」だと思っています。働いた分だけ結果として、すべて数字で返ってきますので、成功はモチベーションアップにつながりますし、失敗しても反省して自分を高めることにつなげることが可能なのです。

これからランサーズに登録しよう! フリーランスとして頑張ろう! と思っている人は、とにかくチャレンジ精神を持ってお仕事を楽しんでください。お金以上の何かを得られることがあるかもしれませんよ!

(おわり)

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