ライター志望のディレクター、書きたい気持ちは副業ライターで表現する

ライター志望のディレクター、書きたい気持ちは副業ライターで表現する
さないちえさんは、企業でライターの集まりを組織して管理・ディレクションする傍ら、休日には自らライターとして活動している副業実践者です。お勤めの会社では副業やリモートワークといった働き方を推奨しており、多くの同僚が実践しています。そんな会社に勤めるさないちえさんの本業と副業での働き方についてお話をお伺いしました。
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本業でインプット、副業でアウトプット

もともとライターとして活動していたさないちえさんは、現在「Beauty」に専門特化したデジタルコンテンツ制作会社にて正社員として働いています。フリーランスのライターとして独立を見据え、スキルアップのために現在の会社に入社しました。

本業でのお仕事は、月間で20名ほどのライターの方々の管理やディレクションを担当。正社員となり、自ら執筆する機会は減りましたが、ライターとしてのアウトプットは副業という形でおこなっています。

ライター管理という仕事は、客観的にライターとしての仕事を見る機会になっており、そこで得たインプットを副業のライティングに活かしていると話します。

副業ライターとしてのキャリアは2年ほど。これまでもライターとして活動をしていたさないさんにとって、副業OKかつライティングに関するお仕事という現在の本業はぴったりのように見えます。

正社員として働きながら副業をおこなうさないちえさんにとって、現在のご自身の働き方をどのように考えているのでしょうか。お話をお伺いしました。

副業を容認する企業で正社員に

親会社は、女性に向けたコンテンツを提供する会社です。現在はグループ企業で美容とITに特化したライターの集まりを組織してコンテンツを制作するべく、ライターの方々の管理やディレクション業務にあたっています。

会社では30名ほどが働いていて、そのうち8割が正社員です。ただ、都内の本社で勤務してるのは、私を含めて四人だけ。他の大勢は、千葉県の流山オフィスで働いています。流山は子育てをしやすい環境作りを推進しているということもあり、市と連携してサテライトオフィスを設け、その近隣に住む主婦の方々を積極的に採用しています。

私は普段本社にいるのですが、そこから遠隔でサテライトオフィスで働くメンバーと仕事をしています。働く社員は在宅勤務やリモートワークもOKなので、主婦の方々も多いですね。

ーー副業はグループ全体で容認されているのでしょうか?

今後の働き方の多様化を見据え、いま私のいる企業では様々な働き方や施策を試験的に取り入れています。現状、親会社では副業は容認されていないのですが、グループ企業での運用がうまくいけばグループ全体にも広げていこうという流れですね。

私自身は、これまで正社員として働く経験はあまり多くなくて、並行して様々な仕事をしているタイプでした。グループ企業を設立するということで、正社員になったのが二年ほど前です。ライターを続けたかった自分としては、副業も推奨されているので正社員として参画することにしました。

ただ正社員に特別こだわりがあったわけではないんです。でも、ある程度福利厚生など保証されているし、フリーランスになると確定申告などが手間という印象もありました。そういうところを会社がやってくれつつ、副業も推奨されているという環境は魅力でした。

面倒なことがなく、やりたいこともできる。生活の基盤は正社員という働き方で整えつつ、副業では純粋にお金云々ではなく、自分のスキルを磨くのに集中できるのはとても魅力的な働き方だなと思ったんです。

本業と副業で実績を積んでスキルアップ

ーー本業と副業の仕事の切り分けはどのようにされているのですか?

完全に平日と休日で本業と副業を分けてやっています。副業は土日でできる範囲でライターの仕事を請け負っている形です。

ありがたいことに、今のところ副業による大きな苦労はあまりありません。お仕事をいただいているクライアント様にも、副業ということをお伝えしたうえでお仕事をいただいています。

ただ、色々な分野の記事を書いてみたい気持ちはあるんですが、限られた時間の中でできる記事執筆というと偏りがあるかなと思います。たとえば取材記事なども請けたい気持ちがありますが、現在の稼働時間だとなかなか需要がないというのが現実です。こういった部分での副業の難しさはありますね。

副業の月収は数万程度ですが、休日全部を副業の時間に充てることは難しいので、現状だとこのくらいが限界かなと思っています。と言っても、今はお金よりもスキルアップのためという部分が大きいので不満はありません。

ーー今後の展望について教えてください

もともと会社にはフリーランス希望であることは伝えています。今後フリーランスとしてやっていく目途がたったとしても、現在の本業も、業務委託やシフト勤務など状況に応じて続けていければいいなと思っています。会社と相談しつつという形にはなりますが、今の会社はライターとしてはとてもありがたい環境なので。

フリーランスは融通は利きますが、保証は何もないのも事実ですよね。フリーランスとして活躍できるようになるには、相当な実績とスキルが必要です。そのためにも、本業と副業で、実績を積んでスキルを身につけていきたいなと思っています。

(おわり)

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