独立を夢見るコスメライター。家業を離れ「女一人」生き抜く力を副業でつけたい

独立を夢見るコスメライター。家業を離れ「女一人」生き抜く力を副業でつけたい
山本優さんは祖父の代から続く工場で、家業を手伝う事務作業員です。「家族との仕事は窮屈」と語る山本さん。独立することを目指し、親に内緒で副業に邁進中。女性一人でも豊かに暮らせる経済力をつけるため、副業に取り組む彼女に、今の働き方を尋ねました。
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鬱屈とした工場仕事。現状打破に繋がったのが、”好きを形にした”副業だった

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山梨県甲斐市にお住まいの山本優さん(28歳)は、地元で代々続く家業(製造業)を生業としています。父が経営、母が経理、弟が機械オペレーター、そして山本さんは事務・総務を担当。

「工場は積極的な事業拡大を目指しているわけではないため、仕事はマンネリ化している」と語る山本さん。身内との仕事は窮屈だとお話しされています。

そんな彼女は、大のコスメ好き。新商品が出ると、いの一番にショップへ駆け込み、購入をするほど。好きなこと(Will)とできること(Can)をかけあわせ、仕事にできないかとネットサーフィンして見つけたのがクラウドソーシングでした。

現在は、比較的、時間に余裕がある本業の合間に案件をチェックし、仕事終わりに記事を書いているという山本さん。「将来は結婚しようとも子供が欲しいとも思わない。大好きなペットと過ごし、自宅で働けたら」と語る彼女に、今の働き方と将来の理想像をお聞きしました。

本業で給料があがる見込みはない。アラサーを迎え、将来の経済力に不安を感じた

ーー 本業ではどんな仕事をされているんですか?

父が経営している製造業の工場を手伝っています。業務内容は事務・総務全般ですかね。工場は祖父の代から続いていて、家族・親族を中心に経営しています。

ーー 副業をはじめたきっかけを教えてください。

家業を手伝うようになって3年が経つのですが、お給料が全然あがっていなくて。そもそも、父(社長)は事業拡大したいという考えはなく、昔からお付き合いのあるお客様と継続して仕事しているだけ。変化のない毎日に、飽き飽きしていたんです。

ふと、収入を見た時にこれでは将来が不安だなと。もうアラサーですし、今後のことを考えると、女性一人でも稼ぐ力をつけないと生きていけないと思い、副業を考えるようになりました。

クラウドソーシングの存在は、たまたまネットサーフィンをしていて知りました。ライティング系の案件が多い印象だったので、大好きなコスメ関連の記事を始めたのがきっかけです。

ーー 家族には副業をしていることは伝えていますか?

いいえ、伝えていません。もし、副業していることを伝えたら、お給料がさらに下がってしまうんじゃないですかね(笑)。

ただ、それは別に気にしていなくて。将来は副業のライティングをメインにして、独立できればと考えているので、むしろ悪くない流れだなと。工場が家族経営ということもあって、なかなか辞めにくいので、いい理由にはなるなと思っています。

ーー 別の会社への転職は考えないのですか?

会社員は……いまさら考えてないですね。転職って、当然ですが私が入りたいと思っても、会社が採用してくれないと入社できないじゃないですか。でも「電話番してました、検品チェックしてました」って、あまりアピールにならないなと。

私は目立った資格や経歴があるわけではないので、転職がうまくいくとも思えないんですよ。だったら、自分で事業を興して、独立したほうがいいなと考えています。

もっとコスメ分野の知識を広げ、早急に副業を本業に変えたい

ーー 今後も副業は続けていきたいですか?

とりあえず目標としては、半年以内に月3万円ほど稼げる状態をつくり、3年以内に退職したいですね。私はコスメ分野が好きなので、今以上に知識の幅を広げ、記事に専門性を加えていきたいです。

いま、日本化粧品検定の1級取得に向けて、勉強をしていて。合格すると「コスメコンシェルジュ」という肩書きを名乗れるので、それも案件受注に寄与するかなと考えています。

ーー 将来はどのような生活を送りたいですか?

女性一人でも豊かに暮らせるだけの経済力をつけたいですね。私はいま結婚願望もありませんし、子供が欲しいとも思わない。

父からは「35歳までに結婚しないと会社辞めてもらうよ」という、時代錯誤な言葉をかけられているのですが、わたし別に結婚なんかしたくないし…って。

もし、父の話が本当だったら35歳にして無職になるわけで、そんな未来は変えたいし、何より親に頼ったままの生活なんて早く抜け出したいと考えています。

あとはペットの存在。家には8歳になる愛犬がいるのですが、シニア層に突入していますし、もしいつか痴呆や介護が必要になった時にも対応できるようにしたい。

最後まで精一杯愛して面倒を見ていきたいので、理想の生活は愛犬と多くの時間を過ごしながら、自宅で仕事できることですかね。

ーー 最後に山本さんにとって『副業』とは、どんな存在ですか?

副業は私にとって『夢を見させてくれるもの』です。本業に夢はないので、自分の将来を切り拓いてくれる存在だと思います。

私が思う会社員のイメージなのですが、会社ってどこも夢がないと思うんです。例えば、新入社員の子が「将来はこの会社で社長になるぞ!」と夢見ても、実際になれる可能性なんか極めて低いですよね。

でも、フリーランスって会社員以上に稼げる可能性を秘めている。自分がオーナーシップを握れる独立開業に繋がる副業は、私にとって夢を見ることができるものです。

(おわり)

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