フリーランスになりたい人必見!稼ぐために必要なスキル

フリーランスになりたい人必見!稼ぐために必要なスキル
ランサーズが行った調査によると、日本における広義のフリーランス人口は1,122万人にも上ります。スタンダードな働き方となりつつある、フリーランス。では、実際にフリーランスで稼ごうと思うと、具体的にどのようなスキルが必要になるのでしょうか。ライター、デザイナー、エンジニアの場合をご紹介します。
LANCER SCORE
38

そもそもフリーランスってどうやってなるの?

ランサーズが発表した「フリーランス実態調査2017」によると、日本における広義のフリーランス人口は1,122万人です。これは労働力人口の17%を占めると言われており、もはや「特殊な働き方」ではなくなってきています。

フリーランスとして働くためには、まず会社員としてスキルを磨き、コネクションを作った後に独立するケースが多かったのではないでしょうか。フリーランスとして仕事を受注するためには、コネクションやスキル・経験を活かして、クライアントへ自らを売り込む必要があったからです。しかし、インターネットの普及やクラウドソーシングの登場により、仕事の受発注がスムーズになり、個人でも仕事を受注することができるようになってきました。そのため、スキルがあればフリーランスとして働くこともできるようになってきました。

関連記事:副業者の人口・職種・年収・労働時間が丸裸|フリーランス実態調査2017

実際にどういった仕事でどういったスキルが必要なの?

11021007150_2
では、フリーランスとして活躍するために、具体的にどのようなスキルが重視されるのでしょうか。

ライターの場合

文章を書く力、テーマに沿った情報を収集する力が必要となります。特に「書く力」については、単純な文章の読みやすさだけを指すものではありません。ライターに求められているのは、掲載されるメディアの背景を読み取り、「読者の悩みや興味」を解決することです。そのために必要な内容を盛り込んだ記事を執筆できるかがポイントです。

執筆にあたっては、ライティングのスピードだけでなく、内容の独自性が重視されます。自分自身の経歴や経験を記事に盛り込むことができれば、より読者の興味を惹くことができ、他のライターと差別化することができます。

デザイナーの場合

クリエイティブ関連で多く使用されるAdobeのPhotoshop、Illustratorの使用が最低限のスキルとして求められます。クライアントへの納品についても上記形式のデータでやりとりされることが多いと言えます。

イラストのみならず、Webサイト関連(サイト作成やランディングページの作成など)については、Webコーディングの知識が必要となります。さらに、HMTL/CSSやJavaScriptの知識があれば、受注する仕事の幅を広げることができます。

エンジニアの場合

PHP、Ruby等のWeb関連言語が必要とされます。開発言語によりけりですが、クラウドソーシング上の依頼として、Web関連のものが多くなっているためです。

CSSやJavaScriptを駆使して、サイトのデザインを表現するフロントエンジニアやサイトの動きを構築するバックエンドエンジニアが募集されています。

その他、スマホアプリに関連する依頼も多い為、JavaやSwift、Goなどの言語のスキルも重要になります。

フリーランスとして働くとどのくらい稼げるの?

10131014761_2
スキルセットやジャンル(ライティング・開発など)によって単価感は変わりますが、具体例として一般的なライティング案件に関する金額相場感をご紹介します。

ライティングの一般例

文字あたりの単価で計算されることが多く、クラウドソーシング上の一般的な報酬相場は以下のような形になります。

・特定の人が経験したことのあるテーマ(WEBライティング):文字単価1.00円〜
・特定の人が経験したことのあるテーマ(取材・インタビュー):文字単価2.01円〜
・専門性や業務経験が必要なテーマ(WEBライティング):文字単価1.60円〜
・専門性や業務経験が必要なテーマ(取材・インタビュー):文字単価4.09円〜
※ランサーズ直近依頼3ヵ月の依頼実績により算出(2017年5月22日時点)

上記はあくまでも一般的な相場感となり、スキルや専門性によっては案件ごとに文字単価が大きく変動します。医療や栄養士など、資格を所有していないと書けない記事もあり、その場合は単価が通常より高くなるケースが多いです。

初心者から始めてもだんだんとスキルや経験が身に付いてきたら、報酬がアップすることもあります。コツコツと継続して執筆していくことで、自然とスキルが身についていきます。それによってクライアントとの信頼関係が築かれていくので、粘り強く対応することが大切です。

こんなのもあると有利?フリーランスとして働くためのスキル

納品物への品質を担保する技術面のスキルをご紹介しましたが、仕事を行う上での一般的なスキルも非常に重要になります。

たとえば、コミュニケーションをとる「柔軟な対応力」と、納期を守る「スケジュール管理能力」です。社会人をしていれば当たり前と思われるこれらのスキルでさえ、フリーランスで仕事をするためには「信頼を獲得する」という大きな武器となります。

これらのスキルを発揮して良好な信頼関係を築いていくことが、次の仕事獲得へと繋がっていくのです。

どんな業務であれ、他人の成果物を許可なく使用したり引用したりすると著作権の侵害になります。例えば、ライティングにおいて「他人の文章をコピペしない」という、一般的な法令遵守の感覚を持っていることが大切です。フリーランスという自由な業務スタイルではありますが、自分の仕事には「責任」が伴うという自覚が必要です。

また、クライアントへの提案力も重要です。クライアントが抱える課題や目的を納品物がどう解決・達成するのかを踏まえたうえで理解されやすいように提案を行うスキルが、納品物+αの信頼関係を生みます。

あなたの参入がフリーランスの報酬を上げるかも?

フリーランスというスタイルはアメリカではスタンダードな働き方で、実に国民の3割の人がフリーランスだと言われています。

近年では日本国内でもフリーランスで働いている人の人口は増えており、その割合は10人に1人にのぼります。

クラウドソーシングにおけるクライアント社数は年々増加の傾向にあり、実務経験のあるフリーランサーの参入も同じように増加しています。

フリーランサーの参入が増えていくことで、さらなる活躍の場も広がっていきます。そして仕事の質が向上していくことによって、単価アップへと繋がっていきます。

今後の市場拡大にも大きな期待をしながら、是非フリーランスへの一歩を踏み出してみてください。

【その他の副業記事はこちらからご覧ください】

正社員の副業、48.1%の企業が容認!? 【働き方新時代の実態調査】

サラリーマンの副業。注意すべき点とは?

副業者の人口・職種・年収・労働時間が丸裸|フリーランス実態調査2017

在宅ワークメインのデータ入力業務でどれだけ収入が得られるのかやってみた

RECOMMEND
関連記事