Webライターという仕事はどう説明する? クラウドソーシングを知らない人にも伝えるには

「わたしの仕事は……」クラウドソーシングを知らない人に説明する方法
「クラウドソーシングってなに?」そう聞かれたら、あなたは説明できますか?
4年前にランサーズに登録したことがきっかけで、Webライターとして働くようになった吉見夏実です。
Webライターに限らないことだと思いますが、クラウドソーシングを利用しながらフリーランスとして働いていると、困ることがあります。それは、仕事について聞かれたときです。
「ライターをしています」
これで終わればいいのですが、意外とそれだけでは済まないことが多いのです。
「ライターしてます」では済まされない
「ライターをしています」で終わる場合もありますが、相手が興味を持ってくださった場合はさらに深く聞かれます。
「どんな記事書いてるの?」
「フリーだと、どうやって仕事もらうの?」
はじめのころは、どのように説明すればいいのか分かりませんでした。
「クラウドソーシングって言っても伝わらないだろうなぁ」と思いつつ、結局いまいち理解されないまま話が終わってしまったこともありました。
記事を見せてほしいと言われたとき、仕事の獲り方について聞かれたとき、わたしはそれぞれこのように説明するようにしていました。
自分の記事が掲載されたサイトを見せよう
どんな記事を書いているのか見せてほしい、と言われたときには、見せられるものがあれば見せましょう。
有名な媒体であれば、サイト名を出すだけで「知ってる~!」と言ってもらえることも。
ただ、4年前のわたしのように、駆け出しライターにはそんな有名サイトの仕事は滅多に回ってきません。
仮に有名なWebメディアの仕事をもらえても、インターネット上では話題かもしれませんが、一般的にはあまり知られていない場合もあります。
また、駆け出しライターのあいだは特に、自分の名前付きで掲載してもらえる仕事はほとんどありません。いわゆる「署名記事」というものがないですよね。
※署名記事があると人に紹介しやすいだけでなく、その記事を読んだ人からも依頼がくるようになるなど、メリットは大きいです。
「コラム」や「レビュー」などジャンルを伝える
署名記事が無いとか、案件によっては自分の記事がどこに掲載されているのかも知らないこともありますよね。
また、自分で書いたとは言ってはいけないケースもあります。いわゆる「ゴーストライター」として書いたお仕事は、たとえ友達であっても言ってはいけません。
そんな場合は、こんな感じで答えるのがおすすめです。
- 「Yahoo!ニュースに載ってるようなコラムを書いています」
- 「商品紹介のためのレビュー記事を書いています」
- 「美容関係のノウハウ系の記事を書いてます」
などなど、自分が抱えている仕事のうち、人に説明しやすいものを紹介するといいですね。
クラウドソーシングを分かりやすく説明するには?
フリーランスという働き方が身近じゃない人にとっては、フリーランスがどのように仕事を得ているのかは気になるようです。
「どのように依頼がくるのか」を説明するには、まずクラウドソーシングがどういうものなのかを説明しなければなりません。
いろいろ試してみた結果、わたしは今はこのように説明しています。
「フリーランス向けの求人サイトみたいなところがあるんですよ」
ランサーズが運営するTHE LANCERでこんな雑な説明をしていいのか、今びくびくしておりますが(笑)、「まずは分かってもらうことが大切だ」と思ってます。
正確には「仕事を依頼したい企業と仕事を受けたい個人をオンライン上でマッチングする~」みたいな説明になるのですが、まずはもう少しかみ砕いて説明したほうが伝わりやすいです。
さらに詳しく説明するには
相手の反応にもよりますが、ときにはさらに詳しく説明することもあります。
「ランサーズというサイトがあって、プロ向けの仕事だけじゃなくて、簡単な感想文とか、アンケートみたいな仕事もあるんですよ。
わたしもはじめは簡単なものから始めたんですけど、今ではWebライターとして生計を立てられるぐらいになりました」
こんな話をすると、「わたしもやってみようかな」と興味を持ってくれる人もいます。
実際、わたしの知り合いのなかにも、ランサーズに登録してみたという人がいますよ。
人に説明しやすくなりますように
おかげさまで、わたしは今は説明するのが楽になってきました。
新しい働き方である「クラウドソーシングを活用して働く主婦」ということで取材を受けることもありますし、自分の名前が出ている記事もたくさんあります。
取材を受けた記事や自分が書いた記事を見せれば、すぐに伝わるようになってきてうれしいです。
ただ、まだまだクラウドソーシング自体の知名度は高くありません。
もっとクラウドソーシングが広まり、使ったことが無い人にでも「あ~クラウドソーシングね!」と言ってもらえるような世の中になってほしいです。
だからこそ、わたしは「クラウドソーシングっていうのは……」と積極的に話すようにしています。
「クラウドソーシングを使ってライターしています」だけで伝わる世の中になれば、もっと楽になりますよね。
みなさんも、上手な説明の仕方を考えてみてはいかがでしょうか? 良いアイデアがあれば、わたしにもぜひ教えてくださいね。