“社会人経験なし”が引け目だった女性は今「主婦」「Webライター」「司会者」の3つの顔をもつ

“社会人経験なし”が引け目だった女性は今「主婦」「Webライター」「司会者」の3つの顔をもつ
大学を卒業し、すぐに結婚。子宝に恵まれ女性としての幸せを手にしたものの”社会人経験がない”という引け目を感じていたmippippiさん。「社会人として仕事をしたい」という一心で始めたクラウドソーシングで新しい人生を切り開きました。専業主婦の働き方に風穴を開ける、mippippiさんが歩んだ数年間をご紹介します!
LANCER SCORE
24

専業主婦でいることの『焦り』がきかっけで始めた、Webライターの仕事

キッチンの女性

結婚、出産を経て専業主婦として、優しい夫とかわいい子ども達に囲まれながら毎日を過ごす。こんな幸せなことはないですよね。でも、どこか物足りなさを感じていたのは、いつも人のために頑張っていることが多かったからです。

大学を卒業してすぐに結婚し、出産。社会人経験もままならないうちにさやに納まった私は、その「ぬるま湯」に心地よく浸かっていながらも、どこかでバリバリと働く同い年の友達に羨ましさを感じることが多い毎日でした。

20代の後半。社会人であれば、一番実力の伸びるその時期に「働くママ」となるべく就職先を探してみたものの、ろくに社会経験のない私を「時短勤務、土日祝日休み」などの好条件で雇ってくれるところはまずなく、また、近隣の保育所にも空きがありませんでした。

そんな時、ふと目にしたのが、クラウドソーシングのサイトだったのです。「両立することが大変かもしれない」という心配は微塵もなく何よりも「社会人として仕事をしたい」という想いで、とある案件に応募したのが、その道の始まりでした。

家事・子育てとの両立のためにはスケジュール管理の徹底がカギ

キーボード

専業主婦は、その仕事を時給に換算すると、どんな職業よりも高給だといわれますが、目に見える評価を得られるわけではありません。再就職するにしても、家事と育児を頑張ったことは、職歴や資格の欄に書くことができないのです。社会人として頑張った証が欲しくてこの仕事を始めたというのも本音です。

Webライターとしての始まりは、実はランサーズからではありません。Web上に数多くあるクラウドソーシングで、比較的簡単なタスクから何件もこなしていくことからスタートしました。

実績を積みたい一心で、ライター以外にテープ起こしやサイトへの商品登録、データ入力作業など、いただける仕事は手当たり次第取り組みましたが、ある時、あまりの忙しさに体調を崩してしまいました。

原因は、スケジュール管理の甘さでした。今考えると、それほど多くの案件を抱えていたわけではないのですが、例えば、複数の案件を同じ締め切り日にしていたり、幼児のいる生活で寝不足なのに夜中にデータ入力を引き受けたりと、日中に家事や子育てで費やした時間を取り返そうと、休息時間を一切取らず、無理ばかりしていたのです。

リフレッシュする時間を作らないと、眠気で注意力散漫になり時間ばかりかかるなど、仕事の効率が悪くなることも実感しました。それが教訓となり、自分の中で仕事量の上限を決め、休む時間もきちんと取ることを徹底して、ようやく無理なく進められる自分のペースを作り上げることができました。

フリーランスのいいところは、スケジュール管理が自分次第であること。だから、2人の子どもの幼稚園・学校行事や休日のレジャーなど、外に勤めに出ていては休みを取るのが難しいイベントにも、無理なく参加することができました。そして、家庭と仕事の両立ができるようになってからは、より仕事が楽しくなり、受注できる件数のキャパも増やすことができるようになりました。

社会で活躍できる自信を得た私。挫折した夢を追い、司会者の世界へ

司会の女性

私の学生時代の夢は司会業。しかし、卒業後すぐに結婚したためその夢を叶えることができず、後悔をずっと引きずっていました。30代前半、Webライターとして自分なりの仕事のペース配分ができるようになった頃、もう一度、司会業の夢にトライしてみようと決心。司会養成所のレッスンに通い始めました。

これまでの「主婦」「Webライター」に加え、新たに「司会者」としてトリプルの肩書を持つことになり、スケジュール管理にも一苦労。発声練習やフリートークの訓練、勉強など、さらにやるべきことは増えました。でも、何かを手抜きするのは嫌。一つひとつ全力で取り組むことを心がけました。

仕事量が増えたことで、多くの作業を短時間で正確に行なわなければならなくなったため、随分と集中力が養われたと思います。

そしてある日、マネージャーからかかってきた電話で、夢だった司会者としてのデビューが決定。緊張でガチガチの中、それでも笑顔を心がけて精一杯やり遂げた初仕事は、今でも忘れられません。

現在では挙式や披露宴・各種イベントで、憧れていた『声を使った仕事』をしています。専業主婦となったことで諦めていた夢を実現することができた満足感で、私の毎日は充実しています。

このままずっと、専業主婦として狭い世界にいるのか。新しい扉を開けるのか。

海辺の家族

主婦、Webライター、司会者として3つの顔を持つことは、正直大変です。しかし、自分がやりたいと思ったことは「やり方次第」で、いくらでも叶えることができると信じています。

確かに、Webライターとして受注数がキャパを超えると、集中力が散漫になり品質は落ちてしまう。実際、過去にはこの理由で契約を打ち切られてしまったこともあります。

司会の仕事も、一生に一度の披露宴を受け持つうえに、数百万円単位のパーティーを取り仕切るわけですから、失敗は絶対に許されません。本当に気を遣います。

忙しさや疲れは、仕事に顕著に表れてしまいます。ですから週の中で「この日は司会の日、この日はライターの日」と、日ごとに仕事を振り分けることで、頭を切り替えやすくし、ミスを防ぐ工夫をしています。

そして、レジャーや学校生活など家族と過ごすイベントは、半日や一日を完全オフにして、その時間を存分に満喫し、メリハリをつけるのも大切なことです。こうして自分でペースを作ることは、フリーランスであるからこそ養われた力です。

女性の社会進出が当たり前になった今でも、やはり子育て中の女性が外で働くには、まだ難しいというのが私が感じた現実。

社会経験がないまま専業主婦となり、どこか同世代と引け目を感じていた私ですが、クラウドソーシングと出会い、Webライターとして社会と繋がることができたのは、人生の大きな一歩となりました。

司会者への挑戦もその一つ。クラウドソーシングで社会人経験を積み、自分に自信を持てたからこそ、切り開くことができたと感じています。

自分次第で活躍の場を広げていけるクラウドソーシングは、かつての私のような子育て中の主婦にこそ、選んでほしい働き方の選択肢です!

RECOMMEND
関連記事