フリーランスが個人Webサイトをつくるべき理由とは?

フリーランスが個人Webサイトをつくるべき理由とは?
皆さんは個人Webサイトをお持ちですか? 今や無料のテンプレートなどを使い、簡単に作成できる個人Webサイト。持っているか持っていないかでは、フリーランスの活動に大きな違いがあるようです。その違いについて、実際に個人Webサイトを運営しながら、フリーライターとして活躍されている松岡 美希さんに教えていただきました。
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フリーランスにとってメリットだらけの個人Webサイト

あなたは個人Webサイトを持っていますか? 個人Webサイトとは、自分の仕事に関する情報を発信するためのサイトです。プロフィールや実績を掲載していたり、ブログなどのコンテンツを用意したりする人もいます。

クラウドソーシングのみで活動している場合は必須ではありませんが、実際、私自身も個人Webサイトを持つことで大きな気づきがありました。サイトを開設するのに多少時間はかかりましたが、サイトを持ったことによる意外なメリットも感じています。

今では無料でサイトを開設することもできるので、フリーランスで活動されている方は一度検討してみてはいかがでしょうか? 今回は私の実体験をもとに、個人Webサイトをつくることで得られるメリットをご紹介します!

メリット1:セルフブランディングができる!

パソコン

フリーランスとして活動するのであれば、セルフブランディングが重要となってきますよね。ンディングとは、自分をブランド化することです。

他者と差別化し、認知度を高めることを目標とします。高額案件になればなるほど、「この人にお願いしたい!」と思ってもらえないことには依頼はもらえないのです。だからこそ実績やプロフィールが重要になってきます。

このことは個人Webサイトもクラウドソーシングも同じです。個人Webサイトの場合は見る人を限定せず、公に向けてアピールすることができるというメリットがあります。では、どのようにすればセルフブランディングができるのか? ご紹介したいと思います!

実績を一覧にして、どういう仕事ができるかアピールする

これまで手掛けてきた案件を一覧にして掲載しましょう。ポートフォリオを掲載することで、「自分はこれまでこういう仕事をしてきました」ということを一目で伝えることができます。

過去の実績を見せることにより、「だから私はこういうことができます」という提案が、説得力を持つのです。ポートフォリオは一度準備してしまえば、その後は最新のものを都度追加していけば良いだけです。これがあるかないかで、クライアントから信用されるかどうかは変わってきますよね。

また、実績の羅列だけでなく、「どういうことに気を付けているのか」「仕事に対する姿勢」なども記載しておきましょう。「もし自分がクライアントだったとしたら、どういうことが書いてあればお願いしたいと思うか」を考えれば、おのずと記載すべきポイントがわかってきます。

プロフィールを充実させて、人柄を知ってもらう

ビジネス上の取引をするだけならば実績だけでも十分ですよね。しかし実際のところクライアントも人間なので、プロフィールで自分の人柄を知らせることも、お付き合いをする上では大切だと思います。

特に直接会わずにネット上だけで依頼をもらう場合は、「どういう仕事ができるのか」に加えて「どんな人なのか」も気になりますよね。自分のこれまでの経歴や、バックボーン、考え方なども掲載しておくと良いかもしれません。

また、経歴や趣味を記載しておくことで、今は専門分野ではなくても今後それに関係した依頼がもらえる可能性も広がります。クライアント側が自分の何に興味を持ってくれるかはわからないので、アピールできそうなことはどんどん掲載しておきましょう。

メリット2:さらなる収入が見込める!

札束

メリット1に記載したことは、クラウドソーシングのプロフィール欄でもある程度実践できることですよね。メリット2を感じるために前提として必要なことなので、改めて書かせて頂きました。しかし私が個人Webサイトを開設して感じた意外なメリットはここからです。

フリーランスとして活動していくのであれば、収入源が増えるに越したことはないと思います。いろいろなクライアントから依頼をもらうこともそうですが、個人Webサイト自体を収益化するということも可能ですよね。

また、私の場合はサイトを収益化しようとすることで知識もつき、クライアント目線で考えられるようにもなりました。そのあたりのことを詳しくご紹介します!

問い合わせフォームで新しい依頼につなげる

個人Webサイトは一度つくってしまえば、24時間365日自分のPRをしてくれる優秀なツールになります。自分が寝ている間もビジネスチャンスを逃すことはないのです。

私は個人Webサイトに「問い合わせフォーム」を設置したのですが、そこからご依頼のご相談を頂くこともあります。SNSのメッセージ機能でビジネスの相談をするのは気が引けるというクライアントもいるようなので、「問い合わせフォーム」は設置しておくと連絡をしやすいようです。

問い合わせフォームをつくるのは簡単で、無料のフォームテンプレートサイトも複数あります。無料サイト作成ツールを使っているとしたら、そもそも機能として備わっているところも多いでしょう。新しいチャンスにつなげるためにも、設置しておくのがオススメです。

専門分野を活かしてアフィリエイトに挑戦してみる

「アフィリエイトは難しそう」という理由で今までチャレンジしてこなかった私ですが、個人Webサイトを開設するのをきっかけに少しずつチャレンジし始めました。

まだまだ収益化というほどではありませんが、サイトやブログを運営することで少しでもお金が入ってくるのなら嬉しいですよね。

私はライターなので、頂く案件の中には「アフィリエイトにつながる記事を書いてほしい」というものも多くあります。自分でアフィリエイトをしてみることで、クライアントの要望も理解しやすくなるという意外なメリットもありました。

ちなみにランサーズもアフィリエイトがあるので、ランサーズに登録している人は自分がどのような活動をしているかアフィリエイトを利用して書いてみるのも良いかもしれませんね。

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