人脈づくりはフリーランスの基本

人脈づくりはフリーランスの基本
「人脈」をどれほど意識されているでしょうか?フリーランスの大事な仕事である「人脈づくり」について、現状の整理、人脈の形成から拡大に至るまでのポイントを考えます。
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フリーランスにとって、人脈は欠かせない経営資源

フリーランスとして働いていく上で、「人脈」はとても重要な経営資源となります。
情報も仕事も、人を通じて自分の元へやってくることが多いため、自分で情報や仕事を取りに行く必要があるフリーランスにとっては、ことさら「人脈」が大切です。

現在の人脈を知ることが第一歩

独立を考える際には自分の人脈について冷静に見直してみましょう。見直しをする際には、まずは一覧にしてみるのがおすすめです。

名刺や年賀状、携帯メモリー、住所録などからデータを集めたら、プライベートの友人や知人・仕事関係の仲間やクライアントなど、カテゴリ別に分けてみましょう。

プライベートと仕事を別々に振り分けてみると、とてもわかりやすくなります。

人脈を整理してみると、自分の人脈はどのような状態になっているのかを把握することができます。どの分野の人脈が強く、どの分野の人脈が不足しているのかが、かなり客観的に捉えることができます。

フリーランスは、業界にどれだけのネットワークを持っているかで活躍の幅が決まってしまう場合すらありますので、まずは現在の人脈を知ることが第一歩なのです。

色々とある人脈の広げ方

人脈を広げていくためには、どのような行動をとっていったらよいのでしょうか?

自分の人脈を今よりも広げていくには、まずは自分から行動しなくては始まりません。そのため、人が多く集まる場に積極的に参加してみることをお勧めします。

  • セミナーや勉強会に参加する
  • 自分の興味がある集まりやイベントには積極的に参加する
  • 上司や先輩に紹介してもらう
  • クラウドソーシングや、インターネット上のコミュニティを活用する

人脈を広げる上での基本は、まずは「人と接する機会を作ること」です。

人が多く集まる場に参加し、多くの人を知って多くの人に自分の存在も知ってもらいましょう。出会いがあって初めて人間関係が広がっていきます。自分から積極的に人々が集まる場に参加してみて下さい。

そして、自分よりもキャリアが上の人と出会いたい場合には、やはり上司や先輩に様々な人を紹介してもらうのが有効です。色々なお話を聞くことができますし、きっと良い刺激を受けることができます。

また最近では、Facebookやブログなど、インターネット上でネットワークを広げていく方法に加えて、ランサーズなどのクラウドソーシングサービスを活用することによっても人と接することができます。仕事を受託するための人脈をつくるため、積極的に人と接していきましょう。

営業・開拓_人脈作りはフリーランスの基本_sub

名刺交換から「人脈」にするために

セミナーやイベントなどで出会った人と名刺交換をする機会があると思いますが、名刺交換をしただけで人脈になるわけではありません。名刺交換をした後が、人脈につなげることができるかどうかの重要ポイントとなるのです。

名刺交換をしてそのままアクションを起こさないでいては、ただ年賀状の数が増えるだけにすぎないでしょう。名刺交換をした後には、自分の存在を忘れられないよう、数日間のうちにメールなどで連絡をしてみるのがお勧めです。相手のビジネスや人柄に合わせて、何らかのフォローを入れておきます。

そうすることで、相手の記憶に自分の存在が刻まれます。それが「人脈」にするチャンスを逃さない方法です。ただの名刺交換で終わらせず、しっかりと「人脈」にしていくことを心がけましょう。

人脈作りはフリーランスの重要な仕事

周りの人々との繋がりというのは、とても貴重な財産です。人との交流を大切にし、豊かなネットワークを育て上げていきましょう。そういった人との交流が様々な情報を運んでくれ、フリーランスとしての活躍の場を広げていってくれるはずです。

自分自身がどんどん向上していけるような、実りある素敵な人間関係を築いていきましょう。

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