次世代のワークスタイルを送る彼らは何を想うのか? 4名のフリーランスにインタビュー!

次世代のワークスタイルを送る彼らは何を想うのか? 4名のフリーランスにインタビュー!
数多くのフリーランスの中から、その働き方・生き方が次世代のロールモデルとなる個人を表彰する『Lancer of the Year』。今年、見事受賞に輝いた方々のうち、4人の受賞者に現在の心境や、受賞後の変化、同じフリーランスへ伝えたいことをお聞きしました!
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逆境に負けなかったからこそ、今の受賞の喜びがある

その年度で活躍されたフリーランスを表彰する『Lancer of the Year』の受賞者に「これまでの道のりと受賞後の心境」についてお話を伺いました。

どんな想いによってフリーランスになり、どんな経験を経て授賞式の舞台にのぞんだのか、その背景はそれぞれ違いますが、これからフリーランスとして活躍していきたい方には、きっと参考になるのではないでしょうか。

受賞が大きな自信に繋がった! ライター・鈴木直人さん

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■ 名前:鈴木 直人 さん
■ 職種:ライター
■ 居住地:大阪府大阪市
■フリーランスになった経緯と現在の暮らし:

大手企業で勤務の後に、フリーランスとして独立。ランサーズと出会いライターの道を歩き始める。執筆の幅は、不動産、自動車、税金、経理、転職、エンタメと広く、ジャンルを問わずに多様な媒体で記事を書いている。

ー受賞の連絡を受けて、あらためてご感想をお聞かせください

受賞させていただいたのはとても嬉しかったものの、正直「本当に自分でいいのか?」という思いもありました。今でも授与された盾を見ながら、この盾に見あった働き方ができるよう頑張らなきゃなと思っています。

ー受賞を知った周囲の方からの反応のなかで、一番印象に残っているものをお教えください

「フリーターだかフリーライターだがよくわからんが……」と考えていたであろう周囲の自分を見る目が大きく変わったように思います。「いまだに何をしているかはわからんが、どうやらあいつは世間に認められているらしい」くらいには思ってもらえているように感じます。

また小学校1年生からの友人が「物書きとしての賞をもらっている人は多いが、生き様を表彰された物書きというのはあまりいない。これは凄いことだぞ!」と喜んでくれたのが、とても嬉しかったです。

ー『Lancer of the Year 2016』受賞の前後で何か変化はありましたか?

『Lancer of the Year 2016』受賞によって仕事量の増減があったという実感はありませんが、自分のこれからの仕事へのスタンスをもう少し積極的にしていこうと思うようになりました。合言葉は「チャンスを掴みに行くことはできなくても、チャンスを受け入れるくらいはしよう」です。

自分のスキルを試すために独立! CGクリエイター・石水修司さん

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■ 名前: 石水修司さん
■ 職種:CGクリエイター
■ 居住地:愛媛県今治市
■フリーランスになった経緯と現在の暮らし:

大手企業でコンテンツ制作に従事。「自分のスキルは顧客から幾らを支払ってもらえるのか」を知るために、ランサーズで活動開始。地元・四国での開業に不安もあったが、全国の仕事を受けられるクラウドソーシングに背中を押され、2015年に独立。CG制作および映像制作を手掛ける。

ー受賞を知ったご家族、友人、クライアント等、周囲の方からの反応で一番印象に残っているものをお教えください

お客様が「祝賀会しましょう!」と言ってくださったのが、印象的でした。

ーフリーランスとして活動してきたなかで、これまでの失敗談を教えてください

メールでのコミュニケーションで、添付ファイルを見逃した事や、文章の意味を読み違えてしまった事で誤解を生んでしまったことがあります。今でも残念で仕方がありません。

ー上記の失敗に直面した後、どのようにリカバリーしたのかを教えてください

メールは何度も読みなおす、送信時は時間をおいて読みなおしてから送る。などリアルなコミュニケーション以上に文章に気をつけるようになりました。

ー時間と場所にとらわれない働き方を続けるために、心がけている取組みなどがありましたら教えてください

地域へのボランティア作業等も行なうようにしています。自分自身の仕事はパソコンの中で完結することが多いので、リアルな人と仕事以外の部分で接点を持つようにすることで、自分だけの世界に埋没しないように気をつけています。

地元の活性化を通して人口減少に歯止めをかけたい! 4s Production・中沢淳さん

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■ 名前: 中沢 淳さん
■ 職種:映像クリエイター
■ 居住地:埼玉県児玉郡
■フリーランスになった経緯と現在の暮らし:

映像クリエイターとして働く傍ら、地元の活性化を目的に小規模イベントを開催。趣味のサーフィンを楽しむため「どこにいてもできる仕事」としてフリーランスの道を模索し、その後、独立を決意。現在は、映像制作・書籍レビュー・イベントプロデューサーとして働いている。

ー受賞の連絡を受けてのご感想をあらためてお聞かせください

正直、ビックリです……。今年一発目のガッツポーズといった感じですね!

ー『Lancer of the Year 2016』受賞の前後で何か変化はありましたか?

インタビュー掲載して頂けたり、アンバサダーのお声がけを頂いたりとどんどん変わってきています。

ー『Lancer of the Year 2016』当日に他のフリーランスとコミュニケーションをとった感想、印象に残っている話などを教えてください

責任を持って仕事をしている方ばかりなので、何についても『こうしたらもっと良くなる』という話が多く、すごく勉強になりました。

ー時間と場所にとらわれない働き方を続けるために、心がけている取組みなどがありましたら教えてください

目の前の仕事に全力集中で取り組んでいます。そして常に自分をバージョンアップしています。

マジシャンをきっかけに新たなキャリアをスタート! 翻訳家・堂本秋次さん

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■ 名前:堂本 秋次さん
■ 職種:翻訳家
■ 居住地:北海道札幌市
■フリーランスになった経緯と現在の暮らし:

プロのマジシャンとしてデビュー。海外マジックを研究することで翻訳のスキルが高まり、フリーの翻訳家としての仕事が増える。実績を重ねるごとに、クライアントの数・幅ともに広がり、自分の知見が高まるのを実感。

ー『Lancer of the Year 2016』へのエントリー理由についてお聞かせください

より多くの人に活動を知って頂けるきっかけになると考えました。実際にエントリーが決定した際には、自分の活動が目に見えて評価された思いがしました。

ー授賞式に参加されてみての感想をお聞かせください

皆さんが、それぞれのバックグラウンドで今に至る活動をしていることがひしひしと伝わりました。

ー時間と場所にとらわれない働き方を続けるために、心がけている取組みなどがありましたら教えてください

無理をしすぎないようにすることと、互いにとってwin-winの関係を築ける相手との付き合いを保つことですね。

ーこれを読んでいる読者に対して一言メッセージをお願いします

フリーランスに限らず、基本的に仕事というものに終わりはないものです。先を見据えたなら、目の前のことを丁寧に取り組むのが最も大切ではないかと思います。

(おわり)

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