チームを組み、年収1,000%アップ! Webエンジニア・田淵 翔太さんが切り拓いた新しいフリーランスの在り方

チームを組み、年収1,000%アップ! Webエンジニア・田淵 翔太さんが切り拓いた新しいフリーランスの在り方
フリーの働き方といえば、「1人黙々と仕事」というイメージの方も多いのでは? でも、フリーエンジニア・田淵 翔太さんは違います。彼は知人エンジニアとチームを組み、年収1,000%アップを実現。今年、『Lancer of the Year 2016・チームワーク部門賞』を受賞した彼に、活躍し続けるための秘訣を聞きました。
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フリーランス同士でタッグを結成! 他にない新しい『個』の働き方

フリーランスというと1人黙々と作業しているイメージが強いのではないでしょうか。故に、あらゆる問題を1人で突破していかなければならない。時間や場所にとらわれない自由な働き方は理想だけど、同時に責任や重圧も自分だけで背負うのは少し大変そう。そのような印象が強く、独立を足踏みされている方も多いことと思います。

しかし、現在フリーエンジニアとして活動する田淵 翔太さんはフリーランスでありながら、自分にはない強みをもつ、もう1人のエンジニアとチームを組み、仕事をしています。まさに、これまでにない新しいフリーランスの働き方を実践する田淵さん。右腕と呼べるメンバーのおかげで、仕事のフィールドは広がったと語ります。

1件100万円を超えるような大型案件にも声が掛かるようになり、年収は以前と比べ1,000%アップ。彼が活躍するに至ったチームで活動する秘訣とは? 受賞の喜びとあわせ、お伝えいたします。

一騎当千の個人がチームを組むことで、最大の効果を発揮できる!

チームメンバー2

 

田淵 翔太さん(左)とチームメンバーのWebエンジニア・松崎 翔さん(右)

ー この度は『チームワーク部門賞』受賞おめでとうございます! 改めて、受賞の感想をお聞かせください。

このような賞をいただき自分で言うのも恐縮ですが、働き方の在り方を考えれば考えるほど、『チームで働く』という形は、これから理想のスタイルになっていくのではないかと感じます。

それぞれが一騎当千である『個』が、自分を活かせる組織、チームで集まったときの相乗効果・影響力がこれからはエンパワーメントされる時代になるのではないでしょうか。また、私たちがそんな時代を切り開く開拓者の存在になれたらと改めて思いました。

ー 受賞を知ったご家族やご友人の反応はいかがでしたか?

友人たちやお取引させていただいているクライアント様からは、『取るべくして取りましたね!』という、受賞を納得されるニュアンスの言葉を多くいただきました。

自分では実感なかったですが、想像以上に周りの方から評価していただき、信頼されているということを感じることができました。

まさに夢のような1日! これから毎年、この夢舞台に立てるように、強力な組織づくりを進めたい

チームメンバー1

ー 『Lancer of the Year 2016』セレモニー全体のご感想はいかがですか?

本当に素晴らしい舞台で、僕は終始、夢心地でしたね。たった1日という短い時間でしたが、濃密で多くの経験ができ、とても楽しかったです。それと同時に、このようなセレモニーに毎年参加できるような、もっと大きな存在に成長していきたいと思いました。

ー セレモニーでは他のフリーランスの方々とも交流されたことと思います。ご感想、印象に残っている話がありましたら、教えてください。

皆さん、僕たちのチームにすごく期待していただいていることを実感しました。「何でも作れるクリエイターチームだ!」という風に。実際は……まあ少し尖った部分はあると思いますが、天才ではありません。

しかし、皆さんに期待されているなら、本当に何でもできるすごい組織、体制作りを進めて、どんな球にも対応できるようになってやろう! と思いました。

― 『チームワーク部門賞』を受賞後、仕事をするうえで何か変化はありましたか?

おかげ様で既存のクライアント様に、改めて評価ををいただける機会が増えました。「こんな賞を取られたすごい方とお仕事をさせていただいて光栄です」という嬉しいお言葉もいただくようになりました。また、新規のクライアント様に対しても、積極的に提案していく自信に繋がったのが大きな変化ですね。

まずは仕事を楽しむこと! 『自分がしたいこと』を追求すれば、おのずと評価はついてくる

ー 時間と場所にとらわれない働き方を続けるために、心がけていることがありましたら教えてください。

私は基本的に自宅で仕事しているのですが、よく「モチベーションが上がらなくないですか?」と聞かれます。確かに、家にいると遊べますし、同僚もいないのでサボリがちになるかもしれません。でも、いろんな人と交流しながら仕事するのは、それはそれで疲れてしまうんですよね。

で、そのようにモチベーションが下がったときは、仕事しません……。遊びます! 趣味の開発をやったり、ずいぶん前に買ったゲームをやったり……。それがいい気分転換になるんですよね。そして、遊びを続けていくためにも、お金を稼がなきゃ! と思って、モチベーションが回復し、よい開発に繋がっていくんです。

ー 最後に田淵さんのようにフリーランスとして働く『THE LANCER』の読者に、一言メッセージをお願いします。

まずは誠心誠意、全力で仕事を頑張ってみることではないでしょうか。本当に誠実に頑張っていれば、必ず誰かが評価してくれると思うのです。評価というものは、時間差で得られるものなので、陽の目を見れないときは苦しいかと思いますが、諦めず続けていくことが重要です。

それともう1つ。評価のためではなく、単純に仕事がどうしたら楽しくなるかを考えるようにしてみてはいかがでしょうか。クライアント様の評価も大切ですが、まず「自分が何をしたいのか?」。それを中心に考えて仕事をするのがいいと思います。

すると、評価が自然についてくると思いますので、あまり気負わず、気楽に新しい働き方を実現してきましょう!

(おわり)

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