在宅でできる副業といえばデータ入力。その実態は?

在宅でできる副業にはどんなものがある?
「副業」というからには、本業があるはず。もともとのお仕事に加えて副業を始めたいとは言っても、その本業に支障が出るようでは困りますよね。
となると、選択肢のひとつが在宅でできるお仕事です。自宅にいながらにしてお金を稼ぐことができたら、体力的にはそれほど苦になることはありませんし、自分の持っているスキルを活かすことができるかもしれません。
在宅でできる副業として具体的な例を挙げてみると、データ入力のほか、ブログライター、ネットオークション、アフィリエイト、YoutubeなどSNSへの出稿、通信講座の添削、投資信託、FXなどがあります。
ただ、FXや投資信託はそもそも専門的な知識が必要ですし、通信講座の添削などはどことも契約しないで個人が請け負うのは非常に難しいもの。現在、知識やスキルなどがそれほどなくても始めやすいのが、データ入力のお仕事なのです。
データ入力って、そもそもどんなお仕事?
主婦だけどお小遣い程度のお金は自分で稼ぎたいな、お給料のほかにもうすこし自由に使えるお金があるといいな、そんなときに頭に浮かぶのはデータ入力のお仕事。
「でも、そもそもパソコンなんてそんなに触ったことがないし」「関数やマクロについての知識がないから無理そう」なんて思っていませんか?
データ入力と一言で言っても、PDFに手書きされた文字をテキストとして打ち込むもの、紙に書かれた住所などの打ち込み、売上の金額入力などから、アンケート結果をまとめて分析するもの、ICレコーダーからの音声の書き起こしなど、さまざまなレベルのお仕事があります。
現在の自分に合ったレベルのお仕事を選べるという点では、在宅でのお仕事を始めてみたい方、あくまでも副業としてのお仕事を探している方にはうってつけですよ。
データ入力のお仕事、単価はどのくらい?
専門的な知識をそれほど必要としないため、比較的簡単に始めることができるデータ入力。それでは、お仕事の単価はどのくらいと考えればいいのでしょうか?
データ入力のうち、「ベタ打ち」と呼ばれる簡単な文字入力の単価は、1文字0.1円~1円が相場。1日に3時間、月に20日間働くと仮定すると、1ヶ月あたりの収入は2~3万円になります。
ベタ打ちよりもすこし手間も時間もかかるデータ収集も含めたお仕事になると、5分かかる程度の案件で1件あたり10~50円という単価が多くなります。
これを「時間がかかるわりに報酬が少ないから副業としてはやめておこう」と考えるか、「本業の合間にできるお仕事としては十分だ」と考えるかは自分次第。あなたはどうとらえますか?
それでも1件あたりの単価が安い気がする!そんなときは
ランサーズなどのクラウドソーシングのサイトを見てもわかるとおり、データ入力の単価は決して高いと言える金額ではありません。でも、考えてみればそれも当然のこと。
専門的な知識がなくても、まったくの初心者でも始められるお仕事であれば、その分単価が安くなるのは当たり前ですよね。もし副業として「1ヶ月にこれくらい稼ぎたい」という目標があるのであれば、単価からその月、その日に自分がしなければならない仕事量の目安がつけられるはずです。
また、自分のタイピングのスピードや、1日にどれくらいの時間を副業に当てられるかによっても、月の収入は変動します。目の前の単価だけを見て判断するのではなく、長期的な視点で考えるのがいいかもしれません。
報酬アップを目指して意識したいポイントは?
単価がそれほど高くないのであれば、収入を上げるためには作業量を多くすることがいちばんの近道です。作業量をこなすには、スピードアップが不可欠。
パソコンを使ってのお仕事がはじめての方はどうしてもスピードが遅いですし、タイピングに慣れている方でも、ベタ打ちよりも高いレベルのお仕事の数をこなすにはある程度の時間が必要です。
スピードを上げるには、自分自身で努力できる部分と、機材やソフトに頼れる部分があります。データを入力するのがまったくはじめてという方は、タッチタイピングを覚えることで見違えるように入力が早くなるのを自覚できるはず。
インターネット上にはタッチタイピングの練習のためのサイトもありますから、時間を見つけて挑戦してみるといいでしょう。また、数字の打ち込みが多い人は外付けのテンキーを準備してもいいかもしれませんね。
安いものなら1,000円以下で買えるものもあります。多少お金はかかっても、そのお金でもっとたくさんのお仕事ができるようになるなら投資の価値はあるはず。自分に最適な仕事環境を整えて、データ入力のお仕事をしていきましょう。