確定申告の持ち物とは?スムーズな手続きのために

確定申告の持ち物とは?スムーズな手続きのために
確定申告には、必ず事前に揃える持ち物と、準備しておくと便利な持ち物があります。申請当日は、できるだけ時間をかけず税務署の手続きを終わらせたいものです。そこで、確定申告であるとよい持ち物をご紹介します。
LANCER SCORE
0

確定申告で忘れ物をしないために

はりきって確定申告の会場に行ってみたはいいけれど、「あっ! あれも忘れた、これもない」なんてことがないように、事前にしっかり準備をしたいものです。

確定申告に慣れている人でもうっかり持っていかなければならない書類を忘れて、再度出直しなんてこともあります。仕事を中断してでも行かなければならない確定申告なので、できるだけ一発OKを貰いたいものです。

確定申告が初めてという人にとっては、持ち物も分からずどうすれば良いのか分からないものです。忘れ物なく1日で確定申告を終えられるよう、何が必要なのか見ていきたいと思います。

確定申告へ持っていくものはできるだけまとめる

確定申告の持ち物とは、事前に用意しておかなければならないものばかりです。きっと何年たっても、フリーランサーにとっては面倒な作業に違いはありませんが、義務である以上は向き合うしかありません。

どうせやらなければならないのなら、楽しんで、できるだけ綺麗に、達成感を得られるように、事前にまとめて準備をしておけば、それほど面倒な作業でもなくなるはず。

最近では会計ソフトfreeeのような使いやすいものがあるので、活用するとスムーズに作業がはかどりそうです。やはり、日々は無理だとしても、こまめに経費などを入力しておくなどの努力は必要になります。

確定申告に必要な「申告書」と「収支内訳書」

必ず必要なものと言えば、「申告書」と「収支内訳書」。税務署で書くこともできますが、予め記入しておけば、スムーズで手続きを終えることができます。

これらの書類は、国税庁のHPからダウンロードができます。国税庁のHPって、難しそうで、パッと見ただけでは分からないと拒否したくなりそうですが、実は丁寧に分かりやすい解説が載っています。

国税庁のHPの左側に「確定申告書作成コーナー」というところがあり、確定申告にまつわるとても分かりやすい手引書などがPDFでダウンロードができます。

「確定申告書作成コーナー」の中に、「e-Tax」と出てきますが、専門家に聞いてみると、確定申告初心者は、最初何をどう記入したらいいのかよく分からないと思うので、e-Taxはあまりオススメはしないとのこと。

なぜならe-Tax の使用では、別売のカードリーダーを購入しなければならないからです。おまけに入力を間違えていても、自己判断で送るので、間違いに気付けないことも。

仮に間違いがあった場合は税務署に呼び出され、結局足を運ばなければならないなど、2度手間になることも多いのだそうです。

確定申告は提出方法によって必要な物が変わります

まず、先ほど話した「e-Tax」は、インターネットで自宅から24時間自分の好きな時間に申請ができるというメリットがあります。とは言っても、誰の助けもない分、慣れていなければ一人でできないというデメリットも。

e-Taxの場合には、源泉徴収票、医療費の領収書などの添付書類の提出を省略することができるのですが、不備があった場合には税務署から書類を持って来るよう呼び出されることもあります。

そのため、何も準備をしなくても良いという訳ではありません。他には「郵送」という方法もありますが、こちらも、e-Taxと同じで自分で全て記入しなければならないので、ある程度の知識は必要となり初心者には不向きです。

また、e-Taxに比べると還付が遅いというデメリットも。郵送の場合には、源泉徴収票などの必要書類を添付して送る必要があります。

やはり色々と考えてみると、初心者は、係員が手伝ってくれる「税務署に持って行く」という選択がベストなようです。では、次の項目で税務署に行く時に必要な持ち物が何かをみてみましょう。

税務署に行く時に持っていくものは?

税務署に持って行くものは、先ほど書いた申請用紙と収支内訳書の他に、保険料や医療費などの控除を認めてもらうために、支払った証明書または領収書。

国民年金などの社会保険料は社会保険料控除証明書が必要です。また、障害者手帳を交付さている人は手帳を持参しましょう。各仕事先から集めた源泉徴収票もまとめておきましょう。

そして、経費などの明細書、領収書はカテゴリー別にしてノートにまとめるなどしておくと便利です。通信費、交際費、交通費、光熱費など必要な経費が具体的にいくら掛かったのか、ひと目で分かるようメモしておくと現地でスムーズに入力ができるので便利だそうです! 持っていく必要があるものまとめると……

1、申請用紙・収支内訳書
2、控除に必要な書類や領収書など
3、源泉徴収票
4、印鑑( シャチハタは×認め印は◯ )
5、還付金を入金してもらうための口座を記入するために銀行の通帳

これだけのものがあれば基本な持ち物はOK。申告内容の細かな違いによって持ち物が異なる場合もありますので、国税庁のHPなどで自分にケースに見合った持ち物を必ず確認してください。では忘れ物しないよう気をつけて確定申告に行ってきてくださいね。

RECOMMEND
関連記事