フリーデザイナーとママ業、両立の秘訣とは?

フリーデザイナーとママ業、両立の秘訣とは?
子どもが生まれてもフリーデザイナーの仕事とママ業を両立していきたい! ママになってもフリーのデザイナーを続けたい! と思っている女性は少なくないでしょう。会社員と比較すると、自分のペースで仕事を進めることが出来る、時間に融通が利くフリーのデザイナーは子育てママにぴったりの仕事かもしれません。
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フリーランスはママにぴったりの働き方?

フリーで仕事をすることの最大のメリットは、就業時間や仕事量を自分で決めることが出来ることでしょう。またデザイナーの場合、打合せなどを除き、パソコン&ネット環境を用意すれば自宅で仕事が出来るという手軽さもあります。

会社員やパート勤務だと、仕事をしている間、子どもを預ける必要がありますが、自分の裁量で仕事を進められるフリーデザイナーなら、子どもの世話をしながらや子供が寝ている時間など、子どもと自分の都合に合わせて仕事を進めることが出来るのです。

子どもが小さいうちは出来るだけそばで成長をみたい人、仕事内容やボリュームを自分で決めたい人には理想的な働き方とも言えるでしょう。

フリーのデザイナーとして仕事を受注するには?

子育て中のママにとって、自宅で出来るフリーのデザイナー業は理想的な働き方の一つだと言っても、デザイナーは専門技術の必要な仕事。すぐに誰もが出来る簡単な仕事ではありません。

大学や専門学校でデザインを専門的に勉強した人や、制作プロダクション等で実務経験を積んでからフリーランスとして独立する場合がほとんどのようです。

しかし資格が必要な仕事ではないので、もともとデザインやアートに興味がある、広告の仕事をしていた等の人は、短期間の専門学校や通信教育で技術を学ぶのも一つの方法です。

もちろん、勉強したからと言って、誰もがなれる仕事ではありません。しかし、フリーのデザイナーになりたい! というやる気と仕事への興味があれば、挑戦する価値はあるはずです。

仕事は調整出来ても、子どもは調整出来ない!?

会社員やパート勤めと比べると、子育てと両立しやすいフリーのデザイナー業。両立しやすいからと言って決して楽なわけではありません。

例えば、子どもが急病にかかり看病で仕事の時間が取れなかったとしても、締切は変わりません。事情を説明して締切を伸ばしてもらうことが出来たとしても、そのようなことが頻繁に起こると、フリーデザイナーとして仕事の受注が難しくなってくるでしょう。

また、夜、子どもが寝てから仕事をするつもりでいたのに、子どもの夜泣きで作業が出来なかった……ということが起こる場合も。

このように、子どもは仕事の予定に合わせてはくれないのです。子どもの病気等、突発的なトラブルが起こった場合にもきちんと対応出来る様に、予め余裕を持ったスケジュールを心掛けることが必要ですね。

特に子どもが小さなうちは、仕事よりも子育て優先になる場合が多いこともう予測しておきましょう。

良いことばかりじゃない? こんなデメリットも!

自宅で子育てしながら好きな仕事でお金を稼げるなんて! と羨ましがられることも多い、フリーのデザイナー業ですが、もちろん良いことばかりではありません。

実はこんなデメリットだってあるのです。例えば、自宅での作業がメインとなるデザインのお仕事。会社と違って、自分一人での作業が中心です。例えば仕事に行き詰った時に相談する相手はいません。

一人で黙々と仕事をしているところに子どもが泣き出し、仕事中断ということもあります。このように、自宅で仕事をするということは、仕事・子育て・家事の境界線がなく、場合によっては自分一人の自由時間が一切持てないということも。

こんな状況が続くとストレスが溜まり、仕事はもちろん子育てや家庭にも悪影響が及んでしまいます。仕事も子育ても家事もと一人で抱え込まず、時には周りの人を頼ることも大切ですよ。

メリットを活かしながら、仕事を続けていくために

フリーのデザイナーとして仕事をすることは、やはり良いことばかりではないようです。しかし、自宅で子どもの面倒を見ながら仕事を続けられるというメリットは、子育てママにとっては他に変えられない魅力でもあるようです。

また、クラウドソーシングの発達により、ネット環境さえ整っていれば、地方在住でもフリーのデザイナーとしての仕事が成り立つ世の中になってきました。

もちろん、休業した場合の保証はなく、会社員に比べると不安定な部分もあり、時に不安を感じる事もあるでしょう。しかし、新しい働き方のスタイルとして、さらの社会の広く浸透していく働き方であるとも言えます。

フリーのデザイナーとして働くことのメリットを享受しながら仕事をする、子育てママでも社会と繋がっていける仕事のスタイルとして、フリーランスを選ぶのも良いでしょう。

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