フリーのファッションデザイナーとして活躍するために大切なこと

フリーのファッションデザイナーとして活躍するために大切なこと
ファッションデザイナーなら一度は憧れたことがある、フリーという働き方。厳しい世界ではありますが、得られるやりがいはピカイチです。フリーのファッションデザイナーになって活躍するためには、何が必要になるのか考えてみましょう。
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ファッションデザイナーが活躍するために必要なこと

ファンションデザイナーにとって、フリーランスで活躍することは大きな夢のひとつ。実際に「会社員で終わりたくない」「もっと自分らしいデザインがしたい」と思って、フリーランスを目指しているファッションデザイナーの方も多いのではないでしょうか。

しかし、決して楽な道ではないことも事実。今回は、フリーのファッションデザイナーとして活躍するための知っておきたいことを考えていきたいと思います。

1.フリーのファッションデザイナーの実態

フリーのファッションデザイナーは年収もまちまち。中には1,000万円以上稼ぐ売れっ子デザイナーもいますし、200万円以下というデザイナーもいます。

服だけでなく、鞄や靴などをトータルしてデザインが行なえるファッションデザイナーであれば、600万~700万円が平均だそう。

実力にもよりますが、服だけ、鞄だけとデザイン分野を特化すれば、収入が少なくなる可能性も十分あり得ますから、どれくらいを稼ぎたいのか、自分はどんなデザインがやりたいのかなどのバランスをよく考えて、立ち位置を明確にしておくことが大切です。

また、自由を求めてフリーのファッションデザイナーを目指す方も多いと思いますが、はじめから自分の思い通りのデザインができるとは限りません。

特にフリーになりたての頃は、依頼主である企業が求めるものに合ったデザインができることをアピールすることが大切になります。

そこからステップアップをし、例えば自分のブランドを持てるようになると、比較的自由にデザインができるようになる、というわけです。焦らず着実にステップアップすることを目指しましょう。

2.どうすれば、フリーのファッションデザイナーになれる?

フリーになる経緯は様々ですが、学校などでファッションデザインの基礎知識と技術を習得⇒アパレルメーカーなどの企業に就職して実績を積む⇒人脈を築いて独立、という順序が正攻法のようです。

特に、フリーになった後に大切になるのが、顧客との信頼関係。経験や実績がない状態でフリーになることもできますが、相当な実力がなければなかなか信頼関係を築けないもの。

そのため、会社員時代にできるだけ信頼を構築しておきましょう。そこで得たものが貯金となり、フリーになった後に必ず自分を助けてくれるようになります。

また、インターネットなどにアウトプットの場を持っておくのも良いかもしれません。ポートフォリオにもなりますし、仕事に繋がる可能性も否めません。

またデザイン画をアウトプットし続けたり、デザインコンテストに応募することも視野に入れておきましょう。できるだけ多くの導線を用意することで、取引先候補との接点を作るというわけです。

3.大切なのは実力と人脈?

1つのブランドに縛られずに仕事ができたり、幅広いデザインに挑戦できるフリーのファッションデザイナー。故に、多くの人がフリーのファッションデザイナーを目指している事実があり、競争率はとても高い職種と言えます。

その中で勝ち残っていくためには、実力があることがMUST。活躍しているデザイナーは週に1000枚以上のスタイル画を書いて、スキルを磨き続けているとも言われています。

しかし、実力があるだけでは十分な活躍ができる保証がないのがフリーという働き方。人脈もとても重要なファクターになってきます。

有名ドメスティックブランドのデザイナーが、他のブランドを手掛けるデザイナーとの人脈から仕事をスタートしているケースも珍しくありません。

あなたを取り巻く全てが収入に繋がるのが、フリーのファッションデザイナーです。自分磨きをし続けるとともに、周りと積極的にコミュニケーションを取っていくことが大切なってくるでしょう。

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