女川町にフリーランスの移住を! 住居・仕事場・仕事機会の提供あり。

女川町にフリーランスの移住を! 住居・仕事場・仕事機会の提供あり。
東日本大震災からの復興を目指す、宮城県女川町。町の85%が被災という、甚大な被害を受けた地域です。被災から5年が経過したいま、町は復興への一歩として、町外から人を呼び込む施策を実施。フリーランスに対する特別な計画が実行されましたので、ご紹介します。
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フリーランスへの特別移住プランの3者協定

生まれ変わった女川駅

東日本大震災から5年が経過しましたが、被災地の今はどうなっているのでしょうか。ご紹介するのは、町の8割以上が被災という甚大な被害を受けた宮城県女川町。市街地のほとんどが壊滅したことを契機として、ゼロから復興する「千年に一度のまちづくり」を掲げています。


2015年末に女川町で実施されたまちびらきの様子



女川町が目指すまちづくりとは、「民間主導で暮らしやすいまちづくり」「人が育つまちづくり」「外から人を呼び込めるまちづくり」。その一環、女川の活動人口を増やす取り組みとして、『勝手にフリーランス特区』がクラウドソーシングサービスを運営する『ランサーズ』、女川町を拠点に活動するNPO法人『アスヘノキボウ』、『宮城県女川町』の3者連携協力に関する協定を2016年2月29日に締結しました。

フリーランスの声を聞いたまちづくり

生まれ変わった女川駅

女川町が掲げているのは、震災前の状態に戻るのではなく、次世代に引き継げる未来のまちづくり。この方針を受け、アスヘノキボウが「未来のまち・女川に必要なもの」をテーマに、ランサーズに登録しているフリーランス400名へのアンケートや40名へのグループインタビューを行なうなど、フリーランスをまちに呼び込むための先行調査を昨年度から実施してきました。

2015年3月末にはアスヘノキボウが、先行調査によるフリーランスの意見も反映しながら、コワーキングスペースを持つ「女川フューチャーセンター Camass」を女川駅前に開設しました。

Wi-Fiや電源が使える環境が整備されるとともに、同年12月末には駅前商業エリアがオープン。震災から5年を経て、外からの人を受け入れられるまちの基盤がようやく整ってきました。

勝手にフリーランス特区第一弾、お試し移住プラン

生まれ変わった女川駅

女川町のバックアップのもと、ランサーズ、アスヘノキボウによって、女川町への滞在・移住促進を図ることを目的に、『勝手にフリーランス特区』の取り組みが2016年2月29日より開始されました。

取り組みの第一弾として、試験的に行なっている「お試し移住」の施策のひとつとして、フリーランスのニーズにあった“フリーランス特権”を提供するお試し移住プランの提供を行ないます。

【勝手にフリーランス特区お試し移住プラン フリーランスの特権】

(1)住居が無料(家電・食器・布団が揃っている家に無料で住める)
(2)仕事場を用意(コワーキングスペースを無料で利用可能)
(3)仕事機会の提供(インタビュー記事の執筆など)
※お試し移住基本条件を満たすランサー限定
※4月まで3名限定で実施し、特権内容や、受入人数を広げていく予定

2016年3月下旬に、フリーランスお試し移住者第一号として、ランサーズの登録フリーランスが参加します。プログラムの詳細はコチラからご確認ください。




ランサーズ株式会社および当メディアは、復興を目指す地域の皆さま、支援する方々、その取り組みを心から応援しています。

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