フリーランスになる女性が知っておくべき事

フリーランスになる女性が知っておくべき事
ここ数年でフリーランスとして働く女性が増えています。会社員としてではなく個人として仕事がしたい、時間や場所にとらわれず仕事がしたい、忙しい育児の合間に仕事がしたい、など理由は様々です。これからフリーランスになろうとしている女性のみなさん、ご自身のフリーランス像は見えていますか?
LANCER SCORE
2

自分がどんなフリーランスか説明できますか?

フリーランスは会社員と違って、待っていても仕事が降ってくるという事はありません。クライアントから仕事を依頼される、もしくは自分で仕事を取り行くのがフリーランスです。フリーランスになりたての場合、仕事を見つけるのが難しいことがあります。

そんな時はどうすれば良いのでしょうか? まずは、自分がどんなフリーランスなのかを知るために、自分にどんな価値があるのかを整理してみるすると良いでしょう。

「価値」と言われても、特別なスキルもキャリアもない、と思う方もいるかもしれません。しかし、どんな方でもフリーランスとして活躍できる「なにか」を持っています。

女性ならではの視点や感覚を活かす

まず、ひとつの価値が「女性である」ということです。「男性である」ことももちろん価値と言えますが、今回は女性のフリーランスに焦点を当てていますので、ここでは「女性であることの価値」の具体例を挙げたいと思います。

例えば、女性のファッションのトレンド、ヘア・メイクのちょっとしたコツ、家事や育児をする中で思いつく便利アイテムや時短術などが挙げられます。女性が共感しやすい表現や言葉、色や見た目なども、女性だからこそ分かる部分だと思います。

日々の生活の消費財に関して言えば「購入の意思決定権の8割は女性にある」と言われているほど、女性はマーケットで重要視されています。女性ならではの視点でしか思いつかないアイディア、女性だからこそ分かる感覚などが、実は活かせるのです。

女性のフリーランスが活躍している職種は?

すでにフリーランスとして活躍している女性はどのような仕事をしているのでしょうか? 特に資格がなくてもできる仕事では、イラストレーター、グラフィック・デザイナー、webデザイナー、プログラマー、コンサルタント、ライター、編集などが人気です。

どの職種も経験があるに越したことはないですが、経験がなくても講座を受講して勉強したり、独学で勉強をした後に始めている方もいます。最初は多少単価が安くても、経験を積めると思って仕事を請け、実績を作っていくという方が多いようです。

職歴としての経験がなくても、実績を積んでいけばスキルは徐々に上がるので、結果として仕事の依頼が来るようになるでしょう。但し、単価の安い案件を請け続ける事は、長期的に見るとその職種全体の単価を下げてしまう事にも繋がるので、ある程度経験を積んだら、仕事を選ぶようにしましょう。

仕事の依頼が増えたら、一度振り返ってみよう

経験を積んで、定期的にお仕事の依頼が来るようになったら、一度フリーランスとしての自分を振り返りましょう。フリーランスになると決めた時の事を思い出して、今の状態が当時自分が望んでいたものになっているかどうか考えてみましょう。

仕事の内容・仕事量は適切ですか? 理想的な報酬は受け取れていますか?「会社員時代に毎日終電まで働いて、自由な時間が持てなかった事を理由にフリーランスに転身したものの、フリーランスになってからの方が忙しく自由な時間は全くない」「育児の合間に少しだけ働こうと思っていたのに、いつも間にか育児よりも仕事に専念している」

残念ながら、それでは本末転倒です。スケジュールの管理だけでなく、時には案件の見直しもして、理想的な働き方を目指しましょう。

とにかく身体が資本です! 健康管理も忘れずに

フリーランスとして働き続けるには、健康管理も欠かせません。会社員であれば、インフルエンザにかかって出社できない間も、代わりの誰かが仕事をしてくれるでしょうし、有給休暇を使えば収入が減ることもありません。

残念ながらフリーランスはそうはいきません。チームで仕事をしている場合や、自分の仕事を頼める 人がいれば別ですが、基本的には自分の代わりはいないので、どんなに具合が悪くても納品日までに仕事を完了しなくてはいけません。

納品日を守れなかったり、体調不良を言い訳にいい加減な仕事をしていてはクライアントとの信頼関係が崩れていまします。日頃から健康管理をしていれば、そのような事態も避けられます

特に女性の身体はデリケートなので、体調が優れない時は早めに寝る、ストレスを溜めない工夫をするなど、意識的に心がけるようにしたいですね。

RECOMMEND
関連記事